64式銃を原型とする軽機関銃について雑感

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ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

しばしば聞く(主に津野瀬氏の主張のせいで)64式銃を原型にした軽機関銃(?)の意見に関しては私としてはナシだと思う 第一、64式はあくまで小銃であって、その役割に特化して設計されている (というかそうでなかったら扱いにくくてかなわん) 400m内外が撃てればいいし『連射は必要であるが主でないpic.twitter.com/dfwFLIlRWN

2021-02-02 08:35:34
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ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

連射が必要なのは、言うまでもなく敵が突撃してきたときこれを破摧するためである 軽機関銃だけでは抑えきれない距離で突入を図る敵を打ち砕かねばならない だから連射は必要なのだが、そうでない状況であれば単発で構わないしなんなら単発で使う場合の方が多かろう 確かに連射にこだわった設計だが pic.twitter.com/4DfUDioC33

2021-02-02 08:35:38
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それは小銃としての役割をよく果たすための要件であって、決してそれを逸しない 別の観点から言えば 62式機関銃の計画の頃に何度か弾倉式、あるいは弾倉を併用し得る構造にできないかしばしば質問が出ていたことは『幻の機関銃』という本からもうかがうことができる そのなかで装弾数については pic.twitter.com/CBisrj6k9J

2021-02-02 08:35:42
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

三十発を適当とする』という方向性が見える ところで7.62mm NATOの薬莢は11.9mm、リム径は12.0mmである そして九九式普通実包の薬莢はリム径が12.1mmなので、同じくらいの太さであろう すると三十発を納める弾倉の高さは概ね同じとなると考える その弾倉の高さは割りと大きいだろう pic.twitter.com/XSVXnKPhpy

2021-02-02 08:35:44
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これを64式銃、あるいはそれに類する銃に装着した場合、伏射に差し障るのは目に見えている 二次大戦の頃の軽機関銃が大概弾倉を銃の上や横から挿していた理由はだいたいそこにある (5.5mm級の利点のひとつは30発弾倉でも伏射に差し障らないことなのだなぁ) 下図は画期的に弾倉が低くなる構造の一例 pic.twitter.com/wH7CIgx41b

2021-02-02 08:35:45
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ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

そういう風に考えていくと、『陸上自衛隊においては』64式銃ベースの軽機関銃はナシなんだろうなぁ、と感じるのだ 他は知らん お空とかではどうなのかさっぱりなので pic.twitter.com/bzNyMqug6l

2021-02-02 08:36:00
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

銃から手を離す前に槓桿して安全装置、といわれたらむにむに() pic.twitter.com/V0Kt0ShyiX

2021-02-02 08:41:55
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

軽機関銃には最低限30発入らないとモノ足りんのぢゃ(唐突に暴れ始める) pic.twitter.com/ydLsWdZe4U

2021-02-02 11:44:20
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