何十万部も売れる本を出す編集者が尊敬されがちだが、たくさんは売れないとわかっているものを工夫して出している編集者もまた尊敬に値するというお話

チコ @GbZMG7cBWZFFCsi

@kafka_kashiragi @atasihaOTMA 失礼します。 医療系の人間ですが、優しい院長が「採算外でも救いたい患者さんの為に黒字になるように、なんとか全体を黒にしとく必要があるんだ」と毎日外来患者数を計算していたのを思い出しました。 今でも尊敬する上司です。

頭木弘樹📕UC『自分疲れ』『絶望名言』『うんこ文学』『食べることと出すこと』まっくら図書館の読書会 @kafka_kashiragi

@GbZMG7cBWZFFCsi 素晴らしい院長先生ですね！ 黒沢明の『赤ひげ』を思い出しました。 逆に、黒字にするために、採算の合わない患者は切り捨てようとする人も多いでしょうから……。 個人的には、そこを個人の努力ではなく、国がちゃんと助成してほしいと思いますが……。

チコ @GbZMG7cBWZFFCsi

@kafka_kashiragi ありがとうございます。 結局赤字指定病院になり、問題ある医者から吊し上げられて、そんな辛い日々を側で見るのは辛かったですが。 私の人生の師匠です。

頭木弘樹📕UC『自分疲れ』『絶望名言』『うんこ文学』『食べることと出すこと』まっくら図書館の読書会 @kafka_kashiragi

@GbZMG7cBWZFFCsi そういう立派な先生が、そういう目にあわれてしまったとは……。 なんとも残念です😢

チコ @GbZMG7cBWZFFCsi

@kafka_kashiragi 現実はなかなか苦いもんでしたね。 でも、頑張るだけがんばってそれでもダメな事がある。でも、その中でも救われるものもある。事などたくさんの事を教えてもらいました。

頭木弘樹📕UC『自分疲れ』『絶望名言』『うんこ文学』『食べることと出すこと』まっくら図書館の読書会 @kafka_kashiragi

@GbZMG7cBWZFFCsi その院長先生のおかげで救われた患者さんもおられるわけですよね。 素晴らしいことだと思います！

asitafukukazeni @asitafukukazeni

@kafka_kashiragi 本というものの存在価値と役割とを理解していた編集者や経営者によって、連綿と本のあるべき姿を維持してきたのは紛れもない事実かと思われます。 ただ今日では本その物が読まれなくなったので、本のあるべき姿云々の前にまずは本を読んで貰う事が喫緊の課題な切実なる日本の現状で、余りに前途多難。

頭木弘樹📕UC『自分疲れ』『絶望名言』『うんこ文学』『食べることと出すこと』まっくら図書館の読書会 @kafka_kashiragi

@asitafukukazeni 私は「文学紹介者」という肩書で、文学をたんに紹介する活動をしております。本と読者の間が遠くなってしまったので、その間の飛び石になれればと願っています。

smokingecho @smokingecho

殆ど読まれない本を千単位万単位発行することの、資源の浪費以外の意味は一生わからないだろうと思う。係累が執筆で対価を得、それのお零れで成人した身である俺ではあるが。 端的に言うと、既にこの世にある書物だけで今後の人類困らないと思う。今後は趣味の自費出版、工芸品のような扱いで充分。 twitter.com/kafka_kashirag…

頭木弘樹📕UC『うんこ文学』『自分疲れ』『食べることと出すこと』『絶望名言』まっくら図書館の読書会 @kafka_kashiragi

本に関しても、何十万部も売れる本を出す編集者さんが尊敬される傾向が強いけど、もっと尊敬されるべきなのは、たくさんは売れないと最初からわかっているのに、それでも出すべき本だからと、なんとか工夫して出している編集者さんのほうではないかと思う。読者として、いつもとても深く感謝している🙏

2021-03-13 11:41:03

頭木弘樹📕UC『自分疲れ』『絶望名言』『うんこ文学』『食べることと出すこと』まっくら図書館の読書会 @kafka_kashiragi

@smokingecho 「人生について必要なことは、全て『カラマーゾフの兄弟』に書いてある」 「だけどもう、それだけじゃ足りないんだ」 ヴォネガット 現実を言葉で完全にとらえきることは不可能ですから、さらに新しい文学を生み出し続けていくことは、今後も必要なのではないでしょうか？

yuu iwatsuki @yuu_iwatsuki

売れなくてもよいものを、という気持ちが尊重されることで、売れればなんでもいい、注目されるならどんな手段でも使う、という空気感が、少しでも変わってくれたらいいな、とは私も思います。人の思いというか流れになり人の精神に影響を及ぼして、全体もまた変化してゆくものだと思うので。 twitter.com/kafka_kashirag…

なつのまひるDELUXE @natsunomahiruDX

@yuu_iwatsuki @kafka_kashiragi 約１５年前に聞いた話です。ある教育関係の出版社の経営側トップが「売れてる本が良い本」という考えで、「内容の良いものを出したい(広めたい)」という考えの営業側と揉めたそうです。

頭木弘樹📕UC『自分疲れ』『絶望名言』『うんこ文学』『食べることと出すこと』まっくら図書館の読書会 @kafka_kashiragi

@natsunomahiruDX @yuu_iwatsuki 売る苦労が身にしみているはずの営業さんが、それに反対したというのは、すごいですね！ 私、営業の名刺を作ってもらって、試しに取次や書店を回ったことがあるんですが、体験すると、その大変さがよくわかりました…。

yuu iwatsuki @yuu_iwatsuki

@kafka_kashiragi @natsunomahiruDX わかります…販促、大変らしいですものね。本屋さんも買取制だから基本在庫は持ちたくなくて、平積み系の売れる本だけ大量に買う所が多い、と聞きました。

頭木弘樹📕UC『自分疲れ』『絶望名言』『うんこ文学』『食べることと出すこと』まっくら図書館の読書会 @kafka_kashiragi

@yuu_iwatsuki @natsunomahiruDX 委託のほうが多いのでは？返本できるだけに、箱も開けず、店頭に並べられることさえなく、戻されていく本たちも…。 私が営業したときは、書店員さんから「この店内のどこにおまえのところの本を置くスペースがあるんだ！言ってみろ」と怒鳴られました。いい人で、けっきょくは置いてくれましたが☺️

頭木弘樹📕UC『自分疲れ』『絶望名言』『うんこ文学』『食べることと出すこと』まっくら図書館の読書会 @kafka_kashiragi

「自個の著作を売りて原稿料を取るは少しも悪き事に非ず。 　されどその著作の目的が原稿料を取るといふ事より外に何もなかりしとすれば、著者の心の賤しき事いふまでもなし」 正岡子規『墨汁一滴』 それだけが目的でなければ、できるだけたくさん売るための努力は大切だと思っています。ねんのため。