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人に会うという事と新政府設計図

ゼロから始める都市型狩猟採集生活、坂口恭平さんのまとめ。こういう人もいるんですねえ。
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坂口恭平 @zhtsss

まず一曲インスピレーションとして具現化された言語を送ります。imoutoidのダ カーポpart1。imoutoidが死んでなかったら絶対ゼロ共和国国歌を依頼していた。新政府設立。これは死者を弔う芸術でもあります。僕の弔い方は「依頼」です。 http://t.co/ZOHcZYF

2011-07-31 18:51:41
坂口恭平 @zhtsss

僕の周りでも何人も死んでいった人間がいる。知らない人でも多くの人間が日々亡くなっている。東日本大震災でも多くの人間が亡くなった。その絶望を放っておいてはいけない。僕は悔しい。才能の塊が発光できずに生を終えてしまうことが。だからやっている。だからこちらも命懸けで実現してみせる

2011-07-31 18:57:46
坂口恭平 @zhtsss

僕の周りでも何人も死んでいった人間がいる。知らない人でも多くの人間が日々亡くなっている。東日本大震災でも多くの人間が亡くなった。その絶望を放っておいてはいけない。僕は悔しい。才能の塊が発光できずに生を終えてしまうことが。だからやっている。だからこちらも命懸けで実現してみせる

2011-07-31 18:57:46
坂口恭平 @zhtsss

有事の時、言語はインスピレーションとなる。芸術とはまさにこの言語のことです。文字だけではない。音楽だってダンスだって演劇だって映画だって。それは有事の時にインスピレーションとして素粒子のような物質となり人々の頭の中で解凍されていきます。僕の場合、それが新政府設立だった。

2011-07-31 19:00:11
坂口恭平 @zhtsss

芸術家というのは実はこのような存在なのである。つまり平時においても、人々がエンタメに現を抜かしている合間にも必死に有事のためのインスピレーション、つまり言語化を試みる。この活動をしていることがクライシスの時に革命を起こすことを促します。つまり、新政府構想が冗談ではないと捉えられる

2011-07-31 19:02:14
坂口恭平 @zhtsss

311以降、ほぼ神話と化した抽象化してしまった日本では、既存の制度化された言語ではその混沌を抑えられませんでした。そこで物質化する、つまり原子と原子を結びつけるエネルギーが必要になった。そう感じた僕は納得がいかないなら新政府を、つまり新しい物質を創生しなくてはならないと考えていた

2011-07-31 19:05:26
坂口恭平 @zhtsss

首相には会えない。そこで僕は会いやすい首相というものを考えた。会いやすい首相とか一体誰か?それはもうやめてしまった首相です。歴代の首相に会うことを思い付く。しかし、それも困難でした。ふと思いついたのは首相の子孫ならば知っていた。大平元首相の孫娘様でいらっしゃる渡辺満子女史。

2011-07-31 19:08:57
坂口恭平 @zhtsss

女史とはゼロから始める都市型狩猟採集生活という新刊を出した時に建築家の隈研吾氏とコンタクトを取る過程で知り合っていた。ここからならば実現できるかもしれない。僕は3月12日の時点でもうすでに電話をして計画輸送をしたいと申し出ていた。ただの一介の芸術家が、である。僕は本気でしたけど。

2011-07-31 19:11:20
坂口恭平 @zhtsss

女史は色々と動いてくれたのであるが最終的には首相と会うことはできなかった。しかし諦めつかないのでどうにか首相を変わることはできないかと方法論を求めた時に、女史がぼそっと「現状のスキームではもうこの有事に対応できないのではないか」と言ったのだ。そのことに僕はピンと来た。あっそうだと

2011-07-31 19:15:23
坂口恭平 @zhtsss

何も現政府の首相に変わって自分が首相にならなくても、もう自分で勝手に首相になっちゃって、そこで自分ができる限りの人材、資力を使い果たして徹底的にマツリゴトをやってみればいいではないか。オーガナイザーになってみればいいではないか。と思いついたのである。一瞬にして風景が変わった。

2011-07-31 19:17:32
坂口恭平 @zhtsss

そして、文句があるのなら直接会って伝えようというレイヤーから、文句があるのなら文句を言わずに自分が思っていることをすぐさまやっちまえ、無いものは作り出せというレイヤーに飛び移ったのである。これなら無駄な労力がゼロだ。しかも、今この瞬間にできる!興奮した僕はフーに新政府構想を伝えた

2011-07-31 19:19:40
坂口恭平 @zhtsss

この時出て来た「新政府を作る」というインスピレーション。これこそがまさに言語なんだと僕は思い立ち、その実現を試みることにした。とにかく持てるものだけを使ってブリコラージュして作ってみよう、と。有事のために貯金していたのが300万円。それならこの金を元手に社会を変えてみようと考えた

2011-07-31 19:21:58
坂口恭平 @zhtsss

その後、磯部涼は僕に「お前は物語りなんだ」と言われ、納得がした。僕は今、こ 目の前の空間でまさにこの瞬間、物語を描こうとしている。音楽も付けて、人々も動かし。まるで映画監督のように。まるで演劇の演出家のように。違うのはこれが現実でしかもオンタイムで時差なく作り出しているということ

2011-07-31 19:23:50
坂口恭平 @zhtsss

で、頭の中にイメージとしてまず出て来たのがエミール・クストリッツァ監督の「黒猫白猫」のオープニング風景だった。よし、場所が必要だ、と。しかも二階から現代社会を鳥瞰できるようなシェルターが必要だと。僕の中でもこれははじめてのことだった。今までは場所がなんていらないといっていたから

2011-07-31 19:32:12
坂口恭平 @zhtsss

まずはそのオープニングを見てみましょう。http://t.co/rS4bNWx

2011-07-31 19:32:24
坂口恭平 @zhtsss

それまでの僕は同じ東京でも違うレイヤーだが存在しているので、それらを駆使して何も建てずに場所なんて持たずに都市を自然と捉え転用していこうという概念を持っていた。しかし、今度は何事も自分で作ってみようと変容した。まずは僕が考えている「公共」を作り出そうと試みた。場所を探し始めた

2011-07-31 19:48:26