北条久奈たんの語る諸外国の議会制度と日本の衆参両院制
- Yamanami_ZAION
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.@h_firecat 小選挙区制の導入と政治資金規制の強化、政党助成金制度の導入。これらはすべて国会議員をローメーカーから議会のメンバーに変える役割を果たすわけね。つまり、この制度改革の目的はウエストミンスター型の議院内閣制の強化にあると言っていい
2011-08-10 21:02:15@Hisana_ 今のグダグダ見てるとなんで改革したし…としか思えないけど、少なくともかつてはそれが必要だと思われてたんだろうなぁ。
2011-08-10 21:10:24さて、諸君。わたしの一連のツイートを見れば憲法の志向した国会の姿と55年体制下の実際の国会の姿を概括的に把握できるだろう。これは諸君らが政治を考える上で役に立つ知識となるはずだ。しかし、まだ諸君らには疑問が残るだろう。55年体制崩壊後の国会の姿だ。これについてはまた機会を改めて。
2011-08-10 21:16:16@h_firecat それについては55年体制崩壊後の国会の姿という話になるので機会を改めて論ずことができればと思うかしら
2011-08-10 21:16:54@Hisana_ またまとめさせてもらうよんw ウエストミンスター型議会ってなんぞ?と思ってググったらイギリス型議会政治のことで、欧州大陸型もあるよ、なんて出てきたから、またいろんな政治形態について聞いてみたい所(アメリカ型はかなりまえにやったよなー)w
2011-08-10 21:53:50@Hisana_ 一昔前だと、飲み会は社員全員参加の精神。だんだん社会的な縛りはゆるくなってると思いますが、根底の雰囲気は戦前から変わってないんでしょうなあ
2011-08-10 21:53:51@Gekijounouta まずは日本の政治体制を概括的に把握したうえで大陸型とウエストミンスター型とを理解していく必要があるかしら。まだまだ、しゃべることはたくさん
2011-08-10 21:56:56@Hisana_ 先は長いなw 一つだけ質問させてー。最近米国議会が茶会議員の抵抗で国債法案がゴタゴタしてたけど、、アメリカは日本より党議拘束が緩いの?
2011-08-10 22:17:49そうか、まずアメリカ型の政治制度がどういうものかについてもっと深く掘り下げる必要があるのか。そこが理解できないと憲法の目指した日本的国会の方向性の理解が難しい
2011-08-10 22:24:21わたしもアメリカの政治制度についてはそこまでものすごく深く語れるわけじゃないんだが。ある程度解説。まず、公認権を握ってるのは誰かについて。これは有権者。大統領選挙を思い出してほしいのだけれども、まず予備選があって党の候補者を決定するでしょ?あれと同じことが普通の選挙でも行われる。
2011-08-10 22:32:20つまり党本部のようなものがあって、そこが公認権を握っているわけではない。アメリカの議員の自律性が高いのは公認が予備選で決まるからというのが一つの理由。
2011-08-10 22:33:18次に、党の役員というのはあれは本部の役員とかそういうわけじゃないんだなー。おそらく院内総務という役職を目にしたことがあると思うけども、あれは党の役職でもあり議会の役職でもある。上下両院それぞれに多数党少数党それぞれの院内総務がいる
2011-08-10 22:35:08院内総務の役割は議事日程を調整すること、党の大まかな政策の方向性を定めること。大まかなと言ったのは、別に自党の院内総務の方針に反したところで各議員には懲罰も何もないから。そのような権限は院内総務には与えられていない
2011-08-10 22:37:05ちなみに上院は議長を副大統領が兼務するので、院内総務がそれぞれの党の代表となるが、下院は多数党から議長を出し、しかも議長は党派性を失わない(日本のように会派を離脱したりはしない)ので、下院多数党においては議長が代表者で、院内総務はナンバーツーとなる
2011-08-10 22:38:47注意してほしいのは、下院議長であっても自党の議員に強制して議事に出席させたり採決で賛成票を投じさせたりする権限は持っていないということ。それだけ、各議員の自律性が強いということなわけね。
2011-08-10 22:40:38