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人類はホルマリンを入れた青い牛乳を130年前までふつうに飲んでた—食中毒の世界史—

食中毒・薬物障害・感染症などの歴史!
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covthapapa @ArisatoMINAMI

@fushunia ダイエットのつもりでウサギばっかり食べていると栄養障害を起こす、というのは読んだ事があります。

2021-08-24 21:07:55
巫俊(ふしゅん) @fushunia

論文「話題の感染症 野兎病」 (藤田博己、『モダンメディア』、2004年) 「野兎病の最初の記載は,江戸時代の日本に見られ る。1837 年(天保 8 年)の本間棗軒による『瘍科 秘録』第9巻の中に記載された“食兎中毒”が野兎 病と認められている。」 eiken.co.jp/uploads/modern…

2021-08-24 20:42:48
巫俊(ふしゅん) @fushunia

「この病名からは食中毒の一種のような印象を受けるが,その詳細な記述内容は野兎病を的確に示している。本間はウサギの摂食以外に,接触だけによる「感染」にも気づいていたようで,本間の口述を三木玄成が筆記した 1852 年(嘉永5年)の臨床記録『自準亭薬室雑識』第2巻では病名が“中兎毒”に変更」

2021-08-24 20:44:41
巫俊(ふしゅん) @fushunia

「大正13(1924)年1月7日福島県福島市の大原病院の皮膚科を 3 名の患者(農婦と二人の息子)が受診した。「12 月28日生きた野兎を捕らえ,次男に剝皮させ,長男が調理したところ,日ならずして3名ともに発熱し,腋の下にグリグリができた」皮膚科の医師は梅毒性のものと思ったが,いかにも奇妙なので」

2021-08-24 21:00:19
巫俊(ふしゅん) @fushunia

「本邦における野兎病の発見と現況」 (大原義朗、日本臨床微生物学会、2016年) jscm.org/journal/full/0…

2021-08-24 21:03:00
巫俊(ふしゅん) @fushunia

本間棗軒(1804 ~ 1872)は、水戸藩の侍医で、華岡青洲の高弟だったのだとか。世界で最初に「野兎病」の症例を記録していて、ウサギを食べるだけでなく接触するだけで感染することに気付いたとありました。 nsmc.hosp.go.jp/Subject/26/juk…

2021-08-24 21:06:21
ネコ山🍦テルミン @ka_0505_ka

病名がなかったので補足。 野兎病とは niid.go.jp/niid/ja/diseas… twitter.com/fushunia/statu…

2021-08-24 21:16:01
巫俊(ふしゅん) @fushunia

ウサギが腹痛で苦しんでる可愛い(?)イラストを見つけたのですが、野ウサギを食べて食中毒になった人が江戸時代にいたそうです。野ウサギと接触するだけでも「感染」することから現在ではカテゴリーAの感染症として知られるとか。日本では1966年以降、患者が激減して現在はほとんど発生しないそうです

2021-08-24 20:57:46
のぼり猿保存会(おかしな民俗大好きマン) @WIo2i1T30cbz967

ウサギで思い出したけど、昔の妊婦さんって「ウサギを食べると三口の子供が生まれる」といって口にしなかった。日本全国にこの民俗はあったみたいだけど、昔って三口の子供が生まれる率が高かったのかな?? twitter.com/fushunia/statu…

2021-08-24 21:00:36
巫俊(ふしゅん) @fushunia

猛毒の神経毒を持つ「ヤドクガエル」は、インスタ映えする鮮やかな体色のカエルで、記事によると、この類のカエルは神経毒をブロックする受容体を3回変異させた歴史があるそうです ということは、地味なヤドクガエルさんは食べられて淘汰されたの?style.nikkei.com/article/DGXMZO…

2017-10-24 22:40:35
巫俊(ふしゅん) @fushunia

『朝鮮王朝実録』によると、中国に毒矢の制度があるとは聞いたことが無いとあります。 古者耿恭,以毒藥傅矢,中者皆沸;元將李垣征安南,中毒矢 而死。然則 毒矢 之制久矣。未知中國,今亦有此制否?且戚緫兵 毒矢之制,亦不可不及時學得。此兩制,或懇請于戚將,或微問于他天朝人,使之傳習。

2017-05-02 22:32:42
巫俊(ふしゅん) @fushunia

「古は耿恭(こうきょう)が毒薬を矢に着けて、当たる者皆(傷が)沸く」とあるのは、後漢の戊己校尉(ぼきこうい、西域に配置された役職)の耿恭が、毒薬を矢に塗り塗りして、強弩を放ち、「匈奴よ、漢の矢は神だ。当たれば必ず腫れて異変が起こる」と言った故事に基づくようです。

2017-05-02 22:49:24
巫俊(ふしゅん) @fushunia

匈奴とか女真族とか、国家に害を成す野蛮人・賊に対しては、毒矢を使っても良いというか、毒矢を使って死守することが名誉とされたようですね。

2017-05-02 22:51:38
巫俊(ふしゅん) @fushunia

中国軍の精鋭部隊の戚家軍が毒矢を使用してるので、明朝の指揮下で日本軍と戦っている朝鮮軍にも、毒矢の制度を導入したいということのようです。(1594年2月) 毒火、毒矢之法,若曰無用則已,不然,不可不傳習,而其後似無所聞。此意言于訓鍊都監。 朝鮮の臣下の中には毒矢反対の意見も…

2017-05-02 23:08:12
巫俊(ふしゅん) @fushunia

「毒火、毒矢の法が「無用だ」と言われて、訓練が中止になってはいけない。伝習しないことは許されない。今後、似たことを聞いたら、この命令を訓練都監に言え」とあります。 中国では、毒矢は結構使っていたみたいですが、朝鮮国内では儒教の「文明的観点」から抵抗感があったようですね。

2017-05-02 23:13:31
巫俊(ふしゅん) @fushunia

意外に毒矢はふつうに使われているのかもしれないですね。正史『宋史』の忠義列伝を見ると、女真族の金軍が攻めてきたとき、宋炎という役人が勁(つよ)い弩数百を用意し、毒矢で千人以上を殺したが、善戦むなしく城は陥落。技量に感服した敵将が降伏を進めたが、断って力の限り戦い死んだとありました twitter.com/ryogetsuan/sta…

2017-05-02 22:13:31
旅月庵 @ryogetsuan

三国志演義のお話になるけれど、龐徳が放った毒矢を受けた関羽の側で、毒矢は卑怯だ、といったニュアンスを匂わせていなかったのが不思議だった。毒の有無は、戦争の倫理基準では度外視されているような気がする。 twitter.com/fushunia/statu…

2017-05-02 21:55:08
旅月庵 @ryogetsuan

@fushunia 私の知る事例が少なすぎるので勝手なことしか言えないのですけれど、毒を作るコストや、現代の薬事法ではないけれど時代ごとに毒の管理はどうしていたんだろう、なんてことが気になってきてしまいました(笑)。

2017-05-02 22:18:20
巫俊(ふしゅん) @fushunia

@ryogetsuan 狩猟用に毒矢を使っていたりする少数民族だと、日常的に山から採取しているんだと思いますが、都市社会の場合は、流通している劇薬みたいなのをストックしておくのでしょうか。

2017-05-02 23:17:20
旅月庵 @ryogetsuan

@fushunia どうしていたんでしょうね。どんな時代の政権であっても、毒薬に対する法律や罰則や規制がなかったなら、水滸伝みたいに毒を頻繁に盛られる日常が現出しそうで恐ろしいですよね。

2017-05-02 23:25:00
巫俊(ふしゅん) @fushunia

ケータイで撮影した写真ですが、PCに移せないので、画面の上からデジカメで撮影し直しました。昨日(今日)咲いていた花なんですが、「葛」の花かなと思ったら、花の形で違うみたいで気になっています。 pic.twitter.com/tjFeLrhjJ8

2016-05-29 03:36:00
拡大
Kanorin_EX @ant_onion

@fushunia これはどくだみの花ですねぇ

2016-05-29 03:36:49
巫俊(ふしゅん) @fushunia

@ant_onion あっ、これがどくだみでしたか。引っこ抜くと、手が臭くなるあの草ですね。

2016-05-29 03:38:04
Kanorin_EX @ant_onion

@fushunia ええ。あの草です。薬用や食用にもなりますけどあの匂いは…(^^;

2016-05-29 03:38:58
巫俊(ふしゅん) @fushunia

@ant_onion 毒だみって漢字で書かれてしまうのは、やっぱり茎をちぎったときの匂いなんでしょうか(^^;

2016-05-29 03:44:23
Kanorin_EX @ant_onion

@fushunia 毒をだむ(出す)ということからという説もあったような

2016-05-29 03:46:09
巫俊(ふしゅん) @fushunia

高野秀行氏のブータン本を読みました。幸せの国ブータンに行き、治療法について聞くといきなり「毒人間」の話が出てきたそうです。周りから迫害を受けている「毒人間の家系」が存在し、その家の人に触れると病気になると信じられている。感想:日本の飛騨にもゴンボダネの家系の酷似した話があります。

2016-08-08 10:44:12