放射能に関して保護者が騒いでいるのは「感情的」なのか「合理的」なのか
@ikasumi0 証明できないものの効果を信じること自体が問題だと思います。「そのための臨床試験」として受けるならばともかく、「科学ではまだ証明されていない」という宣伝文句が意味するものは100%ニセ科学で、実際には何の効果もないどころかしばしば有害ですらあります。
2011-08-18 10:04:15@ikasumi0 もちろん、最終的な判断は各自に委ねざるを得ません。が、これまで非常に多くの「明らかに間違った判断」を見てきました。それでも本人の問題である限りは何も言いませんが、選択権のない子供が巻き添えを喰らった例も多く、私としてはその状況を改善したいと思っています。
2011-08-18 10:09:18@DocSeri 1.個人が自分の裁量で「証明できないものの効果を信じること自体が問題」だとは私は思いません。一方で、今の日本社会で証明できていないものの効果をうたうことは問題だと思います。
2011-08-21 08:51:51@DocSeri 2.例えば「リンゴをすりおろしたものがセシウムを排出する」という方法を私は採用してます。完全に信じるわけではないけど、それで胃が楽になるのは確かであり、有害でもないので試しています。そういう経験則が「完全に証明」されるまで待って被ばくするよりは少しでも何かしたい
2011-08-21 08:55:16@DocSeri 3.受け手が何を信じるかは自由だと思います。今回の放射能に関することでは、送り手が「自分が示す方法の限界をきちんと伝える」ことが重要かなと思います。もちろん詐欺目的や有害であるものは排除するべきです。しかし、まだ証明できていない経験則を完全排除する必要はない。
2011-08-21 08:59:17@DocSeri 4.「自分が示す方法・情報の限界をきちんと伝える」ことは科学の立場に立つ人・専門家にも必要なことだと思います。「科学」とひとくくりに言ってしまいますが、発言する人の専門によって理解していることは違います。用語等含めて異分野の論文を完全に理解するのは難しい。
2011-08-21 09:05:52@DocSeri 5.なので、上から「答えを全て知っている科学」の立場を押し付けるのではなく、「私の専門は~であり、自分の見解には~の分野を踏まえてないなど限界がある。しかし、それでもこう考える」と発言してほしいです。「科学」か「感情的」かの二項対立は意味がないように思います。
2011-08-21 09:08:50@DocSeri 6.今回の事故で「完全に科学で分かっている」とされてきたものの限界が露呈したのかなと私は思いました。かと言って私は急に「自然」に戻る選択はしません。色々な物事を盲信するのではなく、それぞれ限界があることし受け入れ話し合い、自分で選択し責任をとる必要性を学びました
2011-08-21 09:14:40@DocSeri 1.親の判断に選択権がない子どもが巻き添えをくうこと。これも大きな問題です。ちょっと話がずれますが、自主避難もまたそうです。しかし、「子どもの生存に関する」ことが保護者の一存に委ねられる(委ねられると思わせる)という今の状況がそもそも異常だと思います。
2011-08-21 09:17:142. @DocSeri さんが仰るように、非常事態にでてきた有害なもの詐欺を改善させることはとても重要です。一方で、今保護者がそういう選択をせざる得ないのは「感情的」であるのではなく、国が方針を示さず、社会が子どもの生存に関心を示さず、マスメディアがきちんと報道しないこと等(続)
2011-08-21 09:21:06@DocSeri 3.(続)「社会的問題」であるのだと思います。そもそも現在、「病気になるかもしれないもの」が社会に降り注いだ異常状態であることを踏まえることを忘れていはいけない気がします。
2011-08-21 09:24:09@DocSeri 4.ですから、色んな立場の市民(科学者もまた市民です)が話し合って、新しい知恵や新しい仕組みや新しいルールをつくる合意を形成しなければなりません。そのためには、保護者の言葉も科学者の言葉と対等な意見として扱うべきだと私は考えます。
2011-08-21 09:25:47@DocSeri さんの「その「お母さんたち」の判断基準がしばしば純然たる感情論であることを問題視するわけで 」という返信へのきちんとした応答になっていたかちょっと怪しいですが、お話できて考えが深まりました。ありがとうございました。また何かあったらコメントください。
2011-08-21 09:32:34