8/23 「食品の安全と消費者:スウェーデンの取り組みと日本の違い」
一部メモ書き
第112回 スウェーデン研究講座「食品の安全と消費者~スウェーデンの取組みと日本との違い」 / 講師:「食の安全・監視市民委員会」代表 マーティン・フリッド氏
2011-08-23 18:26:44「スウェーデンでは、BSEの問題、ほとんどなかった、イギリスでは大変だったが。スウェーデンでは、予防原則にたち、農薬・化学物質の規制、遺伝子組み換えの餌の使用、成長促進のための合成ホルモンや、抗菌剤など様々な点でかねてから規制していた」マーティン・フリッド氏
2011-08-24 04:00:19「日本では、法制上、例えば鶏の餌に、鶏の羽が入っていても許される。スウェーデンでは前述のような規制、1969年に一般環境法で規制した、EUでの規制は1992年のマーストリスト条約以降」 マーティン・フリッド氏
2011-08-24 04:02:07遺伝子組み換え食品とは?: 除草剤の影響受けない、害虫に強い…etc、「食べ物としての安全性は不確実、免疫力を低下させるという研究結果もある」
2011-08-23 18:24:46ニッポン食の安全ランキング555(書籍:Amazon http://j.mp/obtASc ):例 ベビーフード、農薬使用、食品添加物、環境影響度、地球温暖化影響度、フードマイレージ、遺伝子組み換え食品の使用と、6つの指標で総合評価
2011-08-23 18:31:40「3.11以後、セシウム、スウェーデンにも僅かだけれど来た、南三陸などには3度程行ったが焼却、ダイオキシンなど問題だと思っている。放射性物質による食品への影響はあまり問題ないと思っている、検査クリアになったことはニュースにならない、メディアは責任とるべきと」マーティン・フリッド氏
2011-08-23 18:34:44「食品販売の産直イベントについては、いまはまだ疑問視、ホットスポットもある。生産者側が検査基準クリアしているか明確にしていく必要がある」マーティン・フリッド氏
2011-08-23 18:37:12「スウエーデンではチェルノブイリ後、子どもの甲状腺などは深刻な事態にはならなかった、医者が牛乳の問題など知っていたので。トナカイ・シカが問題になった、福島のホウレン草と同レベルくらい検出、結果、事故の年、トナカイは7万頭屠殺、以降も…すぐには無くならない」マーティン・フリッド氏
2011-08-23 18:42:53「トナカイのセシウムの量、3年づつでみると、1986年から1997年までは全体的には経年で微減傾向、局所的に10月で増加も見受けられた、1997年以降は全月通し減少」マーティン・フリッド氏
2011-08-25 20:35:21「前述牛乳の問題など事前対処で) スウェーデンでは、チェルノブイリで深刻な健康被害なかったが、精神的なダメージは大きかった、森へ入り野生のキノコやベリーを採ったりすること好きな人たちは、それを楽しめなくなった」マーティン・フリッド氏
2011-08-24 11:56:34「ヨーロッパの中では、スウェーデンが一番、原発に肯定的。それは経済的側面をみている、福島以後少し変わったが、まだ原発の新設を考えている」マーティン・フリッド氏
2011-08-23 18:46:22「自分はオプティミストだが、知らないことはコワイ、一人ひとりが知っていくこと、考えていくことが大事、その方が暮らしがおもしろくなると思う」マーティン・フリッド氏
2011-08-23 18:52:32「ある記者が、子どもに梨のアイスをと思ったら、そのアイスには梨が入ってなかった、じゃ梨の味は何?と。甘味料も砂糖ではないものだった、疑問持つこと大事。安全な暮らし、他のものをやめても、安全な食品が一番だと思う。年契約など生産者とのリレーションシップも大事」マーティン・フリッド氏
2011-08-23 18:55:41「発酵食品の伝統的な技術など、今に残している人の能力守ること必要と思っている、また“コロニーガーデン”、都市の中に生産地、市民農園をつくっていく試み大事だと思う」マーティン・フリッド氏
2011-08-23 19:01:55消費者連盟・真下さん「個人的にエネルギー問題に興味をもちNPO活動、舞鶴市出身、高浜原発近く、叔父が定年退職後原発に従事する人のバスの運転手だったり。82~87年、パリ在住、チェルノブイリをフランスで遭遇、87年に帰って来たのは放射能の不安から逃れたいという気持ちが一つはあった」
2011-08-24 11:25:27「ヨーロッパでは漁業権補償ない、フランスの場合海岸は公共財、中央集権のチカラ強いので自治体の権限小さいので強行可能、なのでデモくらいしかない、日本では漁業権が認められているので、漁業権を売らない・土地を売らないことが大きな抵抗力になる、逆にお金に負けてしまうと外から応援しにくい」
2011-08-23 19:09:42マーティン・フリッド氏「ない、聞いたことない。日本より民主的だと思う、安いエネルギーという認識、ただスウェーデン人に質問して印象的だったのは“原発はスポーツのドーピングのようなもの、後から問題になる”と」、消費者センター・マシモさん「事業税はどこもありますけれど」
2011-08-23 19:15:08ふくきたさん「スウェーデンからオーガニックのジャムを輸入している、セシウム137・134の検査が必要に、日本が認めた検査機関での検査結果が毎回輸入に必要、チェルノブイリから25年経ってもこの状況、逆にこれから日本の食品輸出は??と疑問に」
2011-08-23 19:18:55マシモさん「野生ですか?、なるほど野生なんですね。それはなかなか減らない、循環しているので森のキノコ、野生の肉は残存があるので注意が必要(栽培はどんどん外へでていくw)、スウェーデンでセシウム134を測らなくなったのは問題なくなったと考えられているから(半減期×10倍、20年)」
2011-08-23 19:21:16会場質問:スウェーデンでは屠殺に対し補償はあったんですか? マーティン・フリッド氏「ありました、補償を事前に政府が決めることが必要だと思う、そうすれば売らない、それと振替の問題、東北は美しいところなので離れたくない人も多いだろうが、他の場所でまたおいしいもの作る選択肢必要では」
2011-08-23 19:27:44植木さん(いわき市から避難)「いわきに4月11日、暴風雨に大きな地震、福島原発に東海原発もあるので避難を決意。小名浜港、水揚げ、小名浜界隈でとれたものでなくとも、表示名がそうなってしまうので漁港使われない形」
2011-08-23 19:32:03