『自衛隊の銃器』のkindle版を買ったが、あまりにもいいページがあったので無事に仰げば尊死した 昭和33年の試作品も関西のほうに現存しているっぽいけどその銃の写真はなかった (かなりキーポイントになってそうなのが昭和33年のやつなので極めて無念) pic.twitter.com/t8ZfUo5IaG
2021-10-26 16:08:31この図もついて、ようやく『前端動揺式銃尾機関閉鎖装置』の説明がしやすくなった 以前は文面か特許図か概念図しかなかったからな pic.twitter.com/wBslTrOVEA
2021-10-26 16:11:31昭和31年度の試作銃 昭和35年度の試作銃 62式機関銃の制式銃 徐々に銃身の肉が厚くなっているにも目に見えて好きなポイント twitter.com/C11katao/statu…
2021-10-26 16:20:30ようやく62式機関銃の文面が読めるくらい落ち着いた 気になる点を列挙 ・先の戦争を『大東亜戦争』表記 ・四四式騎銃の騎兵銃表記()にて騎銃を併記 ・河村博士の経歴の紹介にて海軍との契約の話(正直経緯不明なので注意重点という感じだ) ・11kgが驚異の軽さか(99LGなどの教訓を引いていないか)
2021-10-26 17:44:47・制式の62式の槓桿をさして後付け感があるとのことだが31年の試作銃からの図を見たか?(開口部の減を狙っての合理化のように見える) ・最後に住友重機械さんの話だけど、『自分とこの案の量産化を断念』であって地上部隊向けの機関銃供給の断念はしていない(newswitch.jp/p/26852)ので誤り
2021-10-26 17:44:48肝心のピストンと揺底の一体化が出てなくて無念の爆死 (62式機関銃と74式車載の差異な) pic.twitter.com/TnBo2maWBu
2021-10-26 19:11:49昨日仰げば尊死した62式機関銃の試作品の画像を分析していたが、31年の試作品については近日中に面白い話ができるはずだ
2021-10-27 09:03:4762式機関銃の昭和31年度試作品について、観察するのは『どこの要素が制式銃に繋がったか』だ これを観察すれば、違いも浮き彫りになり、次第に何がしたかったかが見えてくる気がするだろう いい画像が出てきたので研究が進む
2021-10-27 11:35:2462式機関銃の昭和31年の試作銃についてムニムニする会! 62式機関銃の試作品の中では異彩を放っているこの銃は、その正体が全く不明なことから幻の機関銃とすら思われてきた しかし、今ここに鮮明な画像が載った本が出版されるに至った ホビージャパンのムック本に大して期待したことはなかったが pic.twitter.com/U6UCobOvI2
2021-10-28 12:26:44この銃の詳細な写真だけで十分に価値があるといっていい この試作銃の尾筒は、昭和33年の試作以降のものとは違い削り出しであると思われる また、一部(いうほど一部か?)に溶接っぽいのも見える 薬莢の蹴出は下方であることや、照準具、尾筒底駐栓、弾送り、堤把後方に薄い六角めいた箇所 面白い pic.twitter.com/R9ldEl1pjv
2021-10-28 12:26:46過去のには右方の詳細がわかる写真のあらずに、何とも言い難かったこの銃 注目するべきは槓桿 槓桿の形状が単純に右方に対してまっすぐ出たものであることと、引いたときに開口を覆うためであろう、前方への付板があること さらに不鮮明だが、槓桿自体にピンが通せるような作りに見えること pic.twitter.com/F7o2aZ7vp9
2021-10-28 12:26:47安全装置は74式車載めいている 何もかも興味深い もともとどこの段階までか不明ながら、62式機関銃の計画は車載機関銃も包括していたようである 槓桿にピンを介して補助する棒を取り付けて砲側に固定しても扱えるような考慮だったかもしれないと思うとワクワクする (ピンでないかもなので注意重点) pic.twitter.com/1hGL4CsDYp
2021-10-28 12:32:5962式機関銃の薬莢の蹴出の方向が下方になったのは車載もやるつもりだったことに由来するとのことなので、車載に向けた考慮は一定以上あってもおかしくはない この試作銃の驚異は銃身の肉が極めて薄いことである 三か所に穴が開いているが、うち一か所は内部から外部に向かって砕けている pic.twitter.com/IlOcMdyeCG
2021-10-28 12:36:55尾筒やガス喞筒が重厚であったがゆえにしわ寄せが銃身に行ったとかそういう感じかも知らん また、銃尾機関が全く不明であるが、『前端動揺式銃尾閉鎖装置』ではなさそうに見える ああ、分解写真が見たい 照準具はしばしZB30や九六/九九式に比較されるが、見る限り全く異なる(右図九六式) pic.twitter.com/XTHMJaas2D
2021-10-28 12:45:38高低の操作方法こそ異なりつつも、構造的にはむしろ九二式MGに似たり 非常に興味深きに至り pic.twitter.com/2m0DDNGUsx
2021-10-28 12:50:25銃尾機関はなんもわからんから、ここから先は後の試作品と比較してゆこう さすがに銃身が砕けるようなのは採用にはならんので銃身の強化が必要である 銃身を強化するにはどこかの重量を減らしてやらないと無理っぽい(重量ぎりぎりだから銃身の肉が薄くなっているので) twitter.com/C11katao/statu…
2021-10-28 20:58:58『自衛隊の銃器』では紹介されていなかった昭和33年度の試作品は『幻の機関銃』という本に掲載されている 伊丹駐屯地の展示資料として現存しているのは確かだ 銃身の肉厚については縮尺があんまりにもあんまりだからわからんの構えだ この試製銃の特徴はガス喞筒が銃身の上にあることである pic.twitter.com/fTvHYthZWe
2021-10-28 21:03:36薬莢を下方に出すことが絶対の条件であったらしいのは色々調べられる範囲において確からしいので、これを前提に考えると腑に落ちる 先の写真は画質が良くないのだが、伊丹駐屯地の現存銃はなんかのピントルマウントに載っているせいで肝心のところが見えないので勘弁な おそらくこの試作銃から
2021-10-28 21:20:05