戦前~戦後のレトロ写真
@oldpicture1900
当時は国語の中に「書方」という科目があり、かなり学校で細かく漢字の書き方を教えていたようです。画像は昭和6年の参考書より(再掲)。確かに昔の人の方が字が綺麗な印象はあります。 pic.twitter.com/lkQQSrPU2G
2021-12-22 23:05:46
拡大
拡大
制度上は
戦前の「書キ方」は明治33年の「小学校令施行規則」により「国語科」の中に領域として位置づけられたものです。
書キ方ニ用フル漢字ノ書体ハ棺書行書ノ一種若ハ二種トス
戦後は昭和22年と昭和26年の小学校学習指導要領までは見られますが、以後は見られません。
しかし……?
あったはずという主張
空きビン
@TheAkibin
@oldpicture1900 小学校低学年のとき、「書き方」っていう授業がありました。1971年入学です。国語の中にあったのかも。 「かきかた鉛筆」というのもありました。2Bだったかな。
2021-12-22 23:15:05
moyan
@moyan14
@oldpicture1900 昭和50年代の小学校低学年の頃、薄く印刷された文字を鉛筆でなぞる「かきかた」のドリルがあったように思います。
2021-12-22 23:16:46この記憶の正体は
制度上の名前としてはやはり存在していません。
実態としては、「書写」の教科書名が「書き方」だったため、時間割などでも「書き方」と表示されていたのだと思われます。
教科書目録情報データベースを「書き方」で検索すると、昭和26年から様々な教科書会社で「書写(当初は「習字)」の教科書名に「書き方」が使われていることがわかります。
平成13年を最後に「書き方」という名前を冠した教科書は見られなくなっています。
名前だけ残ることはわりとよくある
高校でも、昭和35年~昭和58年あたりまでしか存在しなかった科目「現代国語」の略称「現国」が、なくなったあとでもずっと生き残っていました。