インフレと日銀引受、社会保障費などについての根津さんと瀧本さんの対話
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というのも、今日も見かけたのですが戦時中の軍事予算膨張による財政崩壊とその後のハイパーインフレーション(一時物々交換経済に逆戻り)「日銀引受」なんて軽々しく提案できないはずなんですよね。提案するとしても、「これこれの厳格な条件の下に」という留保が必ず付くはず。
2011-09-01 22:28:25訂正:今日も見かけたのですが戦時中の軍事予算膨張による財政崩壊とその後のハイパーインフレーション(一時物々交換経済に逆戻り)を知っていれば、「日銀引受」なんて軽々しく提案できないはずなんですよね。提案するとしても、「これこれの厳格な条件の下に」という留保が必ず付くはず。
2011-09-01 22:40:00@snezu そうです。そのための数字をコミットするのがインフレターゲティング論と呼ばれるものとなります。なお、ハイパーインフレの代名詞であったジンバブエも通貨制度を変えればデフレですので(笑)
2011-09-02 01:51:55@snezu インフレとデフレは通貨とモノのバランスで決まります。世界でハイパーインフレになった国は、戦争により生産設備が破壊されて物不足になったケースです。社会保障費の増大はGDP全体から見ればそれほど重要ではないです。むしろ所得分配の方がややこしいだけのことです
2011-09-02 01:54:45@snezu 社会保障が出来なくなるほど、人や富が不足しているわけではなくて、金持ちから貧乏人に配分するときに国家を経由させるとすると、その計算が合わなくなっているだけです
2011-09-02 01:58:18@ttakimoto 日本の場合、本土決戦を回避ししたために生産設備はある程度残存していました(工作用機械で66%、まぁそれでも深刻ですが)。インフレの開始は1945年の戦争後に臨時軍事費を一挙支払し(200億円以上)、その後半年間で戦争前の2倍ほどまでに通貨を膨張させたこと(続
2011-09-02 02:02:40@ttakimoto が原因の一つであることは争いのないところだと認識しています。また、その後2年間の預金封鎖で信用は徹底的に毀損しました。さらに、復興公債を日銀に引受させて通過を膨張させるなどなど・・・これは生産設備とは別の話だと思います。
2011-09-02 02:04:04@snezu FRBもだいぶ通貨膨張させていますけど、インフレになっていませんよね。戦後の預金封鎖とかとも、日銀引き受けとは余り関係ないかと
2011-09-02 02:06:03@snezu 原因の一つと言ったときにはそれが必要条件なのか十分条件なのかを考える必要があって、需給ギャップが逆転するまでは通貨発行量は関係ないと思います。
2011-09-02 02:07:32@ttakimoto 臨時軍事予算は日銀引受でした。そしてそれがなければ戦後の一挙支出もなく、その結果通貨供給量が急激に膨張し、預金封鎖に追い込まれることもなかったのではないでしょうか?
2011-09-02 02:11:39@ttakimoto ただ、ここまで”規律なく”公的債務を増大させてきた日本の政治状況で、敢えて日銀引受という危険な諸刃の剣をあたえていいものかと。一度タががはずれると「やむを得ない支出」とずるずる拡大していくのが歴史の教訓なのかなぁと思った次第です。
2011-09-02 02:17:05@snezu 実は日本の社会保障費は、対GDP費でも少ないし、高齢化の割にも少ない。 http://t.co/wEgyXwb http://t.co/XHDxRHT
2011-09-02 02:22:41財政赤字の原因は、日本全体の富の不足と言うよりも、貧乏人への配分を金持ちへの課税でなく、金持ちからの借金でやっているところが原因かと。なので、最終的には、いかに気持ちよく税金を払ってもらえるようにするかというイシューなのだと思う
2011-09-02 02:29:51@ttakimoto すいません、明日にしようかなーと思ったのですが、明日になると絶対忘れてるのでもう少しいいでしょうか?
2011-09-02 02:50:37@ttakimoto 日本の社会保障費は年金等を全て合計すると、GDP比で既に20%を超えています。 http://t.co/1657GMe 日中戦争時で軍事費が大体20%弱、太平洋戦争時の末期で50%までいったことを考えると、社会保障費の重み付けはそんなにピンとがずれてないと
2011-09-02 02:55:05@ttakimoto 直前のはふと思っただけですが、それはともかくとして、GDP比でみても、40%以上は政府関係の支出となっています。そのファイナンスに支障があるから日銀引受でしのごう、というのは戦前の財政が破綻していく過程と (続
2011-09-02 03:05:00@snezu それはどちらかというと、年金がおかしいのだと思います。働ける人を働かせないようにしているわけですから、一種、生産設備の破壊ですね。あと、今後の伸びとしては25%ぐらいまで。国際的には低い方です http://t.co/fo4kf5o
2011-09-02 03:05:05@ttakimoto と比較してもそれほどまとはずれ(つまり極論)ではないかと思うのですが、いかがでしょうか? ※といっても僕もTweetしたときはここまで考えてたわけではないですが。
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