飯田譲治さんが語る『沙粧妙子 - 最後の事件 -』
『沙粧妙子 - 最後の事件 -』DVD-BOX発売決定にあたり脚本の飯田譲治さんが沙粧妙子についてつぶやいています。
飯田さんのつぶやきにもありますが、これから見る方にはネタバレになりますのでご注意を。
(追記) 2013/6/26
飯田さんのツイートに加筆修正したKindle本が発売されました。
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沙粧妙子のシナリオを執筆する段階で、沙粧妙子→浅野温子というキャストは決まっていたので、ぼくはぼくの頭の中で浅野温子さんを勝手に動かしながらシナリオを作っていきました。
2010-04-21 11:10:59![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
薬を飲むという設定があるので、薬を飲むと表面上、過去を払拭した気分になって、またアクティブに活動できるキャラに変貌する。たとえ、どうしようもない暗い過去を背負っていようと。
2010-04-21 11:14:44![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
本読みの後、話したんですが、その時ぼくは、もちろん表層的にではあるけれど、アクティブに見える部分があった方がいいんじゃないかと、温子さんに言いました。
2010-04-21 11:21:40![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
演出の河毛さんも同意見。確かに、ぼくの書いた脚本読んで、リアルにつきつめていったらあんなキャラになるのかも知れない、とも思いました。
2010-04-21 11:23:41![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
でも、ぼくが頭の中で作り上げた浅野沙粧妙子はもっと声をハッていたんです。なかなかそのイメージから離れることができなかったんで、ぼくは戸惑いました。
2010-04-21 11:24:31![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
これは、全部脚本を仕上げてから撮影に入る作品では絶対にできないことなので、〆切りに追われるのは死ぬ程キツかったけれど、作り上げるという意味では本当に楽しかった。
2010-04-21 11:26:51![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
沙粧妙子のお話。「沙粧妙子最後の事件」と同じ頃か少し後に、「金田一少年の事件簿」という作品がありました。そのおかげでよく、「沙粧妙子の事件簿」とか「沙粧妙子最後の事件簿」と、タイトルを間違える人が多かった。
2010-04-23 14:21:28