飯田譲治さんが語る『沙粧妙子 - 最後の事件 -』
これは佐野さんのアドリブです。ぼくは、このセリフが大好き。これは演者とキャラクターが見事にひとつになった時に生まれるセリフだと思う。
2010-04-18 13:54:27で、沙粧妙子も銃を撃つのがヘタなんで、池波を撃っても当然外してしまいます。そこに蟹江さん扮する高坂警部がやってきて、見事に池波を仕留める。 そこで高坂警部のセリフ、────
2010-04-18 13:56:15おはようございます。沙粧妙子のお話の続き。 沙粧妙子の前に羊たちの沈黙があることによってよかったことは、フジテレビがああいった企画をやろうとしてくれたことだと思います。
2010-04-20 10:54:07ぼくは羊たちの沈黙のようなものを作りたいと思ってあの脚本を書いたわけじゃない。それはちゃんと見てくれている人には伝わっていると思う。
2010-04-20 10:57:31独創的な創造ができる世界を作りたい。アメリカのシーンが今はすごく好きという訳ではありませんが、テレビで「マッドメン」や「ロスト」ができるのは、オリジナルでありたいというクリエイターが揃っているからだと思います。
2010-04-20 10:58:47〜のようなもの、とか、〜のパクリという言葉を使うことでその作品を理解したと錯覚し、優越感を持つような批評の姿勢は好きじゃない。
2010-04-20 11:00:49先人の作り上げたものにインスパイアされながら創作をすることは誰もがやっています。それを踏まえた上で、自分は自分のオリジナルを作っていきたい。
2010-04-20 11:02:50セリフのお話。第一話、沙粧妙子が初登場した時に「……馬鹿」といいますが、これはぼくは企んだわけではなく、書いていて自然に出てきたものです。
2010-04-20 11:04:33沙粧妙子のお話。ひとつ思い出したんで書いておきます。最初の犯人役をやった香取慎吾の演技はすごくよかったと思います。そんな彼のセリフ「好きになったら命がけ〜、あなたを追い掛けどこまでも〜」
2010-04-20 14:30:53すんません。なんてセリフだったか忘れましたが、けっこう危ないセリフで、局の方から、ちょっとこれはアイドルには言わせることができないんじゃないかと。
2010-04-20 14:33:58それでムカムカしながら、半ばヤケクソ気味にあのセリフを書きました。そう言われると、作家のちょっとヤケクソな感じが表現されているような気がしませんか?
2010-04-20 14:36:38でも、今考えるとあのセリフの方が良かったんでしょうね。放送直後から、よくあのセリフがいいといろんな人に言われた記憶があります。はい。
2010-04-20 14:37:47