自炊代行バッシングと反ブックオフキャンペーンの類似──漫画家・佐藤秀峰の指摘
- as_kakuichiro
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日記『自問自答インタビュー全文。』を公開しました。 - 漫画 on Web #mangaonweb http://t.co/i707EWsm
2011-09-16 15:06:14なんかまたにゅーすになってる。ついでにまんがおんうぇぶにりんくはってくれるとありがたいんだけどなぁ…。 出版業界の「自炊代行」叩きに人気漫画家・佐藤秀峰氏が反論を開始!!! http://t.co/kf4JAxKY via @newsameba
2011-09-21 23:51:39多分、さっきのニュースの元ネタはここ。僕は取材受けてないよ。 自炊代行バッシングと反ブックオフキャンペーンの類似──漫画家・佐藤秀峰の指摘 http://t.co/VPTALj26
2011-09-21 23:55:40僕が2年半前に「佐藤秀峰 on Web」というサイトを作り、自前でビューアーや決済システムを用意して「これからは電子書籍の時代が来る」って言った時、誰も信用しなかったし、いろんな人にバカにされたり批判されたけど、現状はどうなんだろう?
2011-09-23 11:45:46自炊代行問題を見ていると、原告を始め作家は、書籍を「オレの本」「自分の物」と考えている人が本当に多い。 そこに印刷されている情報の著作権は作家にあるけど、書籍自体は出版社の商品であり所有物で、お客さんは本を買うことでその所有権を手に入れる。 「オレの著作本」が正しい。
2011-12-30 07:38:38本は原稿データを紙にコピーした物に過ぎず、絵画のように元データそのものではないし、作家の商品でもない。 作家は出版社の商品制作に協力し、著作物を提供する代わりに印税を受け取る。 つまり、自炊代行問題は出版社の抱える問題であって、作家には直接関係のない問題だとも言える。
2011-12-30 07:50:27でも、本という形でしか作品を世に流通させる方法を知らない作家は、本が売れなくなっては大変と考え、出版社と一心同体の振る舞いをしてしまう。 それによって、出版社に利用されていることには気がつかない。 出版社はビジネスパートナーの一つだ。 ビジネスだから別けて考えたほうがいい。
2011-12-30 07:57:16これは僕の過去の発言がまとめられたものなんですが、作家たちはブックオフ問題で一度出版社に裏切られているのに、なぜまた騙されようとしているんだろう?「自炊代行バッシングと反ブックオフキャンペーンの類似──漫画家・佐藤秀峰の指摘」 http://t.co/VPTALj26
2011-12-30 09:07:59ある自炊代行業者さんに取材のお願いをしました。 他にもし取材に対応してくださる業者さんがいらっしゃれば、お声がけください。 まず業務の実態からご紹介できれば、と。 AVの撮影現場の見学と老人施設の性の問題については、取材のメドが何となくたちました。 ありがたいです。
2012-01-01 11:16:12自炊代行についてブログを書いた結果、サイトの閲覧数が大幅に伸び、オンラインブックの売り上げが普段の2倍以上になった。 僕は「ブラックジャックによろしく」を全話無料公開しているので、海賊版に悩むこともない。 これがフェアな競争だと思う。 http://t.co/3s6B98A7
2012-01-03 02:28:56作家や出版社が読者の需要を満たしてあげれば、データが流出したり海賊版が横行する必要もないし、きちんと儲かるだけなんだけどな。 「ブラックジャックによろしく」はもう増刷もかからないし、紙の本としては経済的価値を持たないけど、電子では1000万円近く稼いでる。
2012-01-03 02:42:26で、自炊代行訴訟は時代に後手後手になっている作家と出版社が、苦し紛れに権利を主張しているだけのような気がして、やっぱり好きになれない。 ビジネスは、ビジネスの舞台で競争に勝てばいい。 正月の夜中に、またそんなことを考えてる…。
2012-01-03 02:49:23もはや出版が沈み行く泥舟であることは誰もが認める所で、作家は船が沈みきるまではその縁に片手でつかまりながら、一方の手で次の道を模索してもいいと思う。 その先で改めて出版社と手を組むのであれば、それも一つの答え。 一緒に沈むのは思考停止。
2012-01-03 03:02:15漫画家は未だに「漫画家の仕事はいい漫画を描くことだ。売り方を考えるのは出版社の仕事だ」と考えてる人が多くて、自分たちにシステムが作れるとは想像していない。 作家が作家であればよかった時代は、とっくに終わってるのに。
2012-01-03 03:13:45補足。 僕が言っても信じてもらえないんだけど、出版社にはとても感謝しいてる。 でも、「俺たちが売ってやった」と言われると、それは違うと思う。 彼らは自社商品を売っただけだし、僕は描いて対価を受け取った。 ビジネスであるべきだと思う。
2012-01-03 03:33:13だいたい同意です。『作家先生って意外と情弱な件〜時代の流れに逆らい既得権益を擁護するドンキホーテのような「道化役」』 #BLOGOS http://t.co/s2eFAATP
2012-01-05 11:13:39自炊代行問題では一定数のクリエイターが訴訟に否定的な意見を述べていますが、かつてのブックオフ問題の時はネットも発達しておらず、反対意見を述べる作家はほぼ皆無でした。僕の知る限り、当時、唯一反対の立場をとった作家さんです。→ http://t.co/tUHMxiqQ
2012-01-05 11:23:32「海猿」や「ブラックジャックによろしく」の作者、佐藤秀峰先生との対談が終わりました! 時代の過渡期の「自炊・自炊代行」がテーマだったのですが、やはり前向きの人との対話は楽しいです☆大変に有意義な対談になりました! 本日の模様は後日、ご紹介できると思いま~す☆
2012-01-18 16:53:49今日は自炊代行ドットコムさん @jisuidaikou にお邪魔してきました。拙著「特攻の島」を自炊代行していただきましたよ。 改めて思うのですが、現場に足を運んでお話を伺わないと分からない事というのはいくらでもあって、自炊代行訴訟は間違った認識に立っていると感じました。
2012-01-18 22:01:20詳しくは後日ブログでまとめる予定ですが、まず第一に、自炊代行業はギリギリの代金しか受け取っておらず、ボロい商売ではないということが分かりました。 作家の著作本を切り刻んでボロ儲けしている人たちというイメージは誤りですね。
2012-01-18 22:06:06次に、裁断本は必ず廃棄していました。 法学者の玉井克己さんの指摘するように、データを使い回して、重複した人気作を中古に転売しているという事実はありませんでした。 裁断本とデータは、ミスがあって再スキャンが必要な場合などの備え、一定期間保存した後、廃棄されています。
2012-01-18 22:11:40また、データには依頼者の情報が埋め込まれており、流出した場合、その流出元を特定できる仕組みになっていました。 そして、これらは業界のスタンダードルールになりつつあるとのことでした。
2012-01-18 22:14:17