第49回日本生物物理学会年会・1日目

 兵庫県姫路市の兵庫県立大学工学部(書写キャンパス)で、9/16~18に開催の日本生物物理学会の期間中の模様を、個人的メモとしてまとめました。毎度の如く、まとめメモを一般に公開します。今回は、その1日目の模様(など)です。
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横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11http://t.co/leD13XPC の続き)で、2成分系と多成分系とでそのスキームを提示。粘菌のcAMP濃度振動など、振動適応の具体例はいくつもあるが、それがWeber則に従うと云うのは、云われてみれば…的な世界。

2011-09-17 18:32:57
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11 さて、ちょっと疲れたのと目当ての話が終わっちゃったのとで、ポスター会場に移動。今回は書籍販売ブースがなく、機器の展示ブースと3日間常設のポスター、飲み物サービスのみ。クロークも同じ区域にある。何だか変にコンパクトw

2011-09-17 18:35:19
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11 さて、そろそろ懇親会の始まる頃(あと20分くらいあるが…)。ぼちぼち懇親会会場のクロークに荷物を預けて、一休みして懇親会に突入。メモはまたいったん中断。

2011-09-17 18:36:12
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11 早いもので、もう3日目…。会期最終日。今回は、夜どうしても日和ってしまって、まとめメモの進捗が悪い。生活習慣の局所最適化wの影響あるかしらねぇ。裏番組の神経科学会は無事終了したらしい。お疲れ様でした。

2011-09-18 08:29:04
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11 さて、3日目の昼休みの時間等を利用して、1日目のメモなどの続きを。出来る限り、姫路滞在中に片付けようかと。それにしても、微軟窓はなぜこうも動作がトロいのだろうか?

2011-09-18 12:47:03
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11 1日目夕方、ポスター会場にて見るべきものをまず物色。全部で84件しかなく、あっという間に終わるw ただ、タイミングその他の問題もあって、話を聴けたのは4件のみorz(懇親会で個人的に聞いたのを含めて5件)

2011-09-18 12:48:56
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11 ポスターP57(口頭1A1336と同内容)「生細胞におけるスフィンゴミエリンの分布状態の可視化」。京大・鈴木さん(若手の会京都支部長)。スフィンゴミエリン(SM)はリン脂質の一種。コレステロール(Chol)と共に、(続く)

2011-09-18 12:58:28
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11http://t.co/NWN2JHPM の続き)細胞膜上で微小領域(脂質ラフト)を作るのに関与する。そのSMの分布を、ミミズ由来毒素ライゼニンとイソギンチャク由来毒素EqTXを傾向標識したもので可視化したと云う話。(続く)

2011-09-18 12:59:24
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11http://t.co/oUvO5qGl の続き)ただ、色々と苦労があるようで、ライゼニンは高次構造未決定、EqTXは高次構造既知だが結合部位未確定。SM非存在下でもEqTXが膜に結合したりなど、技術的な問題があるらしい。でも良い仕事。

2011-09-18 13:00:04
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11 ポスターP03(口頭3F1024と同内容)「感覚行動を司る神経回路の情報処理の暗号」。甲南大・久原さん。3日目に口頭発表があるとのことで、メモのみ。線虫の走温性に関与する神経回路の話。

2011-09-18 13:03:18
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11 ポスターP61(口頭3A1024と同内容)「KcsAチャンネルの開閉機構の解明」。理研QBiC・平野さん。KcsAは電位依存性カリウムチャンネルの一種で、その膜内高次構造が最初に決定された。その細胞内領域には荷電性アミノ酸が豊富。(続く)

2011-09-18 13:07:37
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11http://t.co/IY5YxMa9 の続き)で、今回、脂質平面膜法でKcsAのイオン電流を測り、その高次構造変化と電位依存性(チャンネルの開確率が電位によって変化する現象)の変化を見た。さて、(さらに続く)

2011-09-18 13:09:30
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11http://t.co/ieVvuh28 の続き)さて、そのKcsAの電位依存性は外液のpHにより変化することが知られ、それが実は荷電性アミノ酸の荷電状態の変化に由来することが分かった。それを元に、電位依存性の機序が(さらに続く)

2011-09-18 13:11:20
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11http://t.co/LAZoZrH8 の続き)細胞内領域の細胞膜への接近を伴う大掛かりな高次構造変化に由来することを示唆する結果を得たとの旨。これぞイオンチャンネル研究の醍醐味という、見事な仕事。

2011-09-18 13:13:34
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11 ポスターP74(口頭1F1536と同内容)「揺らぐ信号伝達系を使った情報処理における化学反応カスケードの機能」。東工大・梶田さん。生体内での連鎖反応増幅系(化学反応カスケード)で、揺らぎに対する頑健性が生じないのは何故か?(続く)

2011-09-18 13:17:27
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11http://t.co/8Vqe2Kdt の続き)カスケード系は生体内では一般的に見られ、凝血系やMAPキナーゼなど極めて多数。その対雑音耐性を抽象化学反応系の数理モデル(確率モデル)で議論。(続く)

2011-09-18 13:21:02
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11http://t.co/eHeOZn7H の続き)話の要点は、“確率的な反応揺らぎが、関与する分子数を一定にしてもカスケードで増幅されない理由を調べた”とのこと。で、その分子数を変えた条件各々で調べると、(続く)

2011-09-18 13:24:14
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11 ( bit.ly/qL98lH の続き)分子数が多くなるにつれて信号伝達の揺らぎも小さくなると云う結果に。ただ、計算の条件によっては、雑音が増幅されて系が不安定になる場合もありうるとのこと。

2011-09-18 13:26:15
横山 雅俊 @yokodon001

@yokodon001 #bpam11 ポスター会場では、知り合い多数と色々と世間話も。その詳細はまた改めて後程。一旦、これで1日目の分は締め。終了後は、姫路駅近くの飲み屋で、若手の会飲み会。そこでも話色々。

2011-09-18 13:27:26