@CR2A LRTは理論上ではバスでも可能です。都心の道路にバス専用レーンを設定するとか、都心直通路線の郊外バスターミナルに駐車場を設けるとか。輸送力は、連接バスをもってしてもLRVには劣りますが、線路や電化設備は不要なのでやや規模が小さい都市でも可能になります。
2011-10-03 23:41:21@MoonCottage ふむ、中々面白いです。 根本的に行政の企画で統制されている交通なのですね。それを自分は「作られている」と評したのかもしれません。車などは自然に生まれているという印象ですから。いえ、これはやはり鉄道の立場を無視した発言かもしれませんが……
2011-10-03 23:50:09@CR2A そのようなバス以上LRT未満の輸送機関の一つとして、ガイドウェイバスがあります。都心部はバスで、近郊部は専用軌道を使います。参考としてhttp://t.co/xWouzmHb、
2011-10-03 23:50:45@CR2A LRTのバス版といえるバス・ラピッド・トランジット(Bus Rapid Transit、BRT)http://t.co/QdIHVrpBがありますね。
2011-10-03 23:52:59@CR2A LRTはカナダのエドモントンに始まり、合衆国ではこれをポートランドが取り入れて成功して「LRT」が認知されます。これが、アメリカよりマシとはいえ、やはり自動車におされがちだった欧州にも広まりさらに発展します。
2011-10-03 23:58:17@CR2A 例えばLRVがそのまま近郊鉄道に乗り入れるカールスルーエ方式があります。http://t.co/PlCn7pFF。こうした結果、80年代以降の欧米ではLRTの新設、トラムのLRTとしての復活が盛んになりました。
2011-10-04 00:02:38@CR2A 日本では残念ながらLRTの評価がおくれ、認知されたのが90年代後半、熊本市電の超低床LRVの導入の頃ですね。路面からの乗降便利な「超低床LRV」は欧州のLRTで盛んになり、LRTを象徴する存在でもあります。プラットフォームをかさ上げするのも一つの方法ですが。
2011-10-04 00:09:29@CR2A LRT以前は路面電車は旧態依然というイメージがあって、70年代まではむしろ路面電車の廃止こそ現代的と言われました。特に日本ではLRTの認知が遅れ、97年の熊本LRV以降でさえ、2005年の岐阜市内線が廃止があります。
2011-10-04 00:16:27@CR2A 日本では、LRTというシステムの理解よりむしろ超低床LRVブームになりましたね。広島とか長崎とか。これまた残念なことに、日本では路面電車再評価が遅れたため、路面電車の車両技術が停滞してしまいました。なので当初、超低床LRVは輸入品でした。
2011-10-04 00:20:11@CR2A ただ、日本でも徐々にシステムとしてのLRTが認知されてきて、JR線をLRTとして再生した富山ライトレールが2006年に開業しました。また各地の路面電車延長計画に加え、超低床LRV国産化も進みました、だいたいこのあたりがLRTの始まりと、日本の状況ですね。
2011-10-04 00:24:22@MoonCottage おお……やはり私は「なるほど」とか「面白い」とかしか言えないのですが、面白いですね。日本でも状況はゆるやかに変わってきていると。風月堂さんのお話は物語になっているので分かり易くて面白いです。
2011-10-04 00:27:34@CR2A 日本のはこんな感じですね【路面電車を考える館―日本のLRV画像・図・諸元】http://t.co/tVPn4x7j。ちなみに合衆国の都市鉄道ならhttp://t.co/3nrqMNvp。
2011-10-04 00:31:00@CR2A LRTは軌道を中核とした交通システム全体、LRVは車両ですね。LRTのカバーする範囲は、だいたいバス以上地下鉄未満と思えば大丈夫かと。ちなみに路面電車は最低でも人口30万人都市ある必要があると言われますね。100万人ならさすがに地下鉄のレベルになりますが。
2011-10-04 00:44:55@MoonCottage なるほど、システムと車両ですか。カバー範囲も分かり易いです。それが路面電車衰退などに対する思惑があるとはいえ、公共交通機関が消費者の側が弄るものではないという違いは分かりますね。「作られている」という感触は、少し安直に言い過ぎたかも。
2011-10-04 00:52:07@CR2A 乗用車と公共交通輸送機関(鉄道・バス・航空旅客・フェリーなど)は、対象が個人単位か交通輸送システムかという違いがありますね。とはいえ、利用者が多いのは、民間旅客会社にとってはダイレクトに響くので、利用客増大策は必要になります。
2011-10-04 01:08:33@CR2A 国を越えてらインフラ構わず、世界的に製品展開されるのは飛行機も同じですね。最近は鉄道車両にもそういう場面が増えましたが。そして、個人所有か、乗り物含む輸送システム(鉄道会社など)かの違いが大きいのでしょうね。個人と密接に結び付くのが動車ですし。経済力とか趣味愛着とか。
2011-10-04 02:02:41更に複線
@MoonCottage ふむ、中々面白いです。 根本的に行政の企画で統制されている交通なのですね。それを自分は「作られている」と評したのかもしれません。車などは自然に生まれているという印象ですから。いえ、これはやはり鉄道の立場を無視した発言かもしれませんが……
2011-10-03 23:50:09@CR2A これは自家用車と、不特定多数に利用される公共交通機関の違いでしょうね。自動車からみると、「自家用車は最小単位の輸送機関」という認識はあまりないでしょうね。道路政策というと、もはや行政とか都市工学・都市計画の世界でしょうし。
2011-10-04 00:40:14