始まりました。 #関西文脈38 twitter.com/k_context/stat…
2022-10-30 13:39:51【日が近づいてきたので再度告知】第38回勉強会を開催します。2022年10月30日(日)13:30~、Zoomによるオンライン開催です。「大東亜」の読書編成 = Reforming the Systems of Reading for the Greater East Asia : 思想戦と日本語書物の流通」を読みます。toshokanshi-w.blogspot.com/2022/09/38.html
2022-10-21 20:55:10別の著書である『読書の歴史を問う』を参照しつつ、課題図書の狙いを整理中。 bungaku-report.com/books/ISBN978-… #関西文脈38
2022-10-30 13:47:06「たどり着くプロセス」が文学研究において見落とされてきたというのが著者の考え。一方図書館史やメディア史研究では、むしろその部分を見てきたはず。では図書館史を見慣れた目で本書を読むとどうなるか。いかに融通するか。 #関西文脈38
2022-10-30 13:48:56内容に重点を置く文学研究と、流通経路・形態に重点を置く図書館史・書物史研究とを対比しつつ、両者の「融通」が本書のポイントでは、との問題提起。 #関西文脈38
2022-10-30 13:51:06「第一章 再編される学知とその広がり――戦時下の国文学研究から」。1930年代の国文学の盛り上がりの話(日本主義)。その中での早稲田大学の動きを紹介する章。そのなかでも、特に「日本語学習用教科書」を取り上げた部分に注目して言及中。 #関西文脈38
2022-10-30 13:58:42第1章では早稲田大学における国文学科の動きが色々紹介される。中で発表者が面白いと思ったのは日本語学習用の教科書。教科書を作るということは、言語だけでなく価値あるテキストを編纂すること。 #関西文脈38
2022-10-30 13:59:57学問だけでなく、個人の営みである読者もまた世情に影響される。というのが第二章。読書傾向調査。読書指導への足掛かりとみなされていた。 #関西文脈38
2022-10-30 14:01:43「第二章 読書の統制と指導――読書傾向調査の時代」へ。読書傾向調査が国内の文化統制から、海外(満洲)への展開にもつながっていった、という指摘に注目するなど。また、推薦図書の普及の検証にも使われていった話も。まじめこわい。 #関西文脈38
2022-10-30 14:06:09調査は孤立した行為でなく、読者の可視化、読むと言う行為の可視化。読書がプライバシーから引き出され、社会化された様。 #関西文脈38
2022-10-30 14:07:39読書指導の流れでは読書日記を書かせていた。アウトプットも可視化しなさいという。ただし実際はあまり効果なかったという指摘も、本書の書評でなされている。 #関西文脈38
2022-10-30 14:10:23第3章、雑誌『東亜文化圏』について。理論、具体案や提案、実際の検証までやっている。 発表者「雑誌ってそういうメディアだなぁと思った」。 #関西文脈38
2022-10-30 14:14:31コミュニティ、場としての雑誌の機能。検証、批判まで行っている。一方的な対外文化政策が現地の現実に合ってないという批判を受けて、現地を見たり交流しようという動きも。ただし技術への批判であって目的への批判でなかった。 #関西文脈38
2022-10-30 14:17:18