輪学2022年度 第1回「自転車×巡礼から考えるビワイチの可能性」開催報告2022.12.11

くうのる @kuunoru

藤本＞そこから徐々に始める。また県民向けてのイベントを行うことで地道に進めること。 近藤氏＞今ちょっと危機を感じているのは中高生の自転車離れ。長崎県では親がみんな車で送迎する。自転車にに乗る体験がなくなりつつある。大人になって「乗りたい」と思わないと乗れない。 #自転車と巡礼

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近藤氏＞車に乗る前にどれだけ自転車体験を増やせるか。分解や組み立てができるものだという、子どもの時の初体験をどれだけ楽しくするかが、長い目で見ると効くと思う。 司会＞滋賀でも田舎では親の送迎で自転車に乗らない子が多く、共通の問題。自転車に普段乗っていない人の意見は？ #自転車と巡礼

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意見＞子ども時代に自転車通学をしたかった。やってないから、今どれぐらいの距離をどれぐらいの格好で走ればいいのか、どれぐらい疲れるのかがわからない。子どもの頃に経験していたらわかったと思う。そういう人がうらやましい。 #自転車と巡礼

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近藤氏＞しかし長崎県では子どもたちへの自転車教室は100％実施。何を伝えているのか、安全だけで終わっているのでは。楽しさを伝えてほしい。カーゴバイクとか。 藤本＞同感。事故現場を再現するスケアードストレートは最悪。こんな危ないものではなく、こんなに楽しいと知ってほしい。 #自転車と巡礼

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藤本＞通学用自転車もママチャリではなく軽くて良いものを使ってほしい。ヘルメットもドカヘルじゃなく、愛媛県のようにスポーツタイプのものにする。今の自転車教育は自転車嫌いを養成しているのではと思う。 #自転車と巡礼

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司会＞最近は幼児向けの楽しい教室をしてますね？ 副会長　田中＞10人ぐらいの幼児と集団での遊びを用いたキックバイク教室を大阪の人と協力して3年ぐらい行っている。赤信号で止まりましょうなどの基本は言うが、他はルールを伝えるよりも楽しく。一切強制しない。リタイアしても自由。 #自転車と巡礼

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意見＞災害時の対応方法をどこかの地域で運動会のようにゲーム形式でやっていて好評と聞く。自転車教室もそんなものになるといい。 質問＞欧州と日本では自転車に対する認識の違いがあるのでは。環境など他の面への派生は。 #自転車と巡礼

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藤本＞日本での自転車の扱いは、ツーリズムでいかに人に来てもらうかしか頭にないように感じる。環境にもよく健康にもなれるということにつなげていかないと。 近藤氏＞滋賀では自転車通勤は進めている？ #自転車と巡礼

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司会＞この4年ほど滋賀で自転車通勤を進めてきている。取り組んでみたい事業所にスポーツバイクを貸し出して、1〜2カ月の通勤体験をしてもらう。スポーツバイクってこんなに軽かったのと驚かれて、そのまま自転車通勤に移行された方も何人かいる。 #自転車と巡礼

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近藤氏＞高齢者が免許返上したあとにどうやって移動するかで自転車を使えないかと考えている。福祉サービスやバスだと時間が規定される。自転車だと好きなときに動けて、カーゴバイクなら畑の道具も運べると。 司会＞それをやりたくて、仕掛けようかなと考えているところ。 #自転車と巡礼

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近藤氏＞長崎だと「坂だから」の一言で終わらされるけど。E-bikeの相談は増えてきている。本当は長崎オリジナルの坂バイクなど開発できたらおもしろい。 司会＞ストーリーがのるとおもしろくなっていく。 #自転車と巡礼

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質問＞趣味で自転車旅行をしている。巡礼のようなものを国内でもできないかと思う。中山道が使えないか。道としておもしろいが整備はされていない。可能性は？ 藤本＞今、旧街道自転車旅研究会を作って、日本各地で旧街道をサイクリングロードとして振興していこうという動きがある。 #自転車と巡礼

くうのる @kuunoru

藤本＞年1回シンポジウムと壮行会を開いている。1回目は小浜で鯖海道、2回目は東海道、今年はサイクルツーリズムシンポジウムで講師に来てもらった小口良平さんの長野県辰野町で塩の道。旧街道は古くからのものが遺り外国人に人気。ナショナルサイクルルートよりずっといい。 #自転車と巡礼

くうのる @kuunoru

×　壮行会　→　○走行会 シンポジウムは互いの活動にエールを贈り合う会だから、壮行会と言えないこともないけど。

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藤本＞旧街道には宿場町が適度にある、幹線道だから走りやすいことが多い。自分自身、去年は東海道、今年は中山道を走ってきた。旧街道はビワイチを超えると思う。全国とつながっていくから。いずれはユーロ・ベロのように日本中の旧街道をつないで自転車道ネットワークにしたい。 #自転車と巡礼

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司会＞ビワイチとしては超えられないようにそれはそれで私たちは頑張らないと。 司会＞サンティアゴ巡礼路を走ってきたと聞いたが感想は？ 会場参加者＞世界一周中にモロッコでその存在を知り、行ってみようと思い立って、いきなりゴール地点へ飛んでしまった。 #自転車と巡礼

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会場参加者＞そこからもう一つのキリスト教徒の聖地まで逆向きに走った。魅力のある道。名前のない小さいまちがおもしろかった。800kmもあるというがそんなに長い道のりだとは思わなかった。同じような体験が日本国内でもできると思った。そんな話が進んでいるならすばらしい。 #自転車と巡礼

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近藤氏＞東京では何歳になったら玉川まで行ける、東京タワーには何歳で行ける、というのがあった。成長に応じて、例えばビワイチは小5で、東海道は中学で、と人生の中で行くべきルートがみんなの頭に浮かべばすごくいい。僕自身、節目の歳に、どこへ行ったらいいのかわからないけど。了 #自転車と巡礼

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輪学「自転車×巡礼から考えるビワイチの可能性」終了。会場には近藤ファンが大勢駆けつけ、再会をよろこんでいました。輪の国びわ湖推進協議会としては「近藤ロス」がちょっぴり解消されてうれしい会となりました。もっと頑張ろうという励みに！ ていうかうれしすぎて写真も撮り損ねた！ #自転車と巡礼 pic.twitter.com/DE2vnAB8X0

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近藤隆二郎さんのプレゼン資料や講座の動画へのリンクはこちらから。 輪学「自転車×巡礼から考えるビワイチの可能性」を開催しました kuunoru.blog.jp/archives/17983…