飯舘村避難民Ａ：沼　惇さん - 2011年5月

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

福島第１原発事故より飯舘村は避難地域に指定されたので今後その避難民Aとして情報発信します。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

福島県佐藤知事：東北電力でなく東電原発を県内に設けたのは県の企業誘致であり県は原発事故の当事者。しかし知事は豹変して巧みに被害者の立場に立ち、東電に謝罪を迫り、県民を避難させるに至った事を一切謝罪しない。当事者責任を回避し立場のすり替える政治家、官僚が日本の国を崩壊させる一因。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

今朝の日経朝刊で飯舘村の放射能汚染度はチェルノブイリの強制退避地域に相当するとやっと記事になった。つまり２５年経過しても帰れないこと。仮避難そして仮設住宅入り中途半端な事態ではない。何故政府は避難期間を明言しない？困る理由は山とあるよね。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村は人口６０００人強、１７００戸強で阿武隈高原に位置する。総面積の７０％が山林で主要産業は農業、林業、牧畜業。人口減、高齢化にこの度放射能が加わった。この村の行く末を案じ無口で従順な集落の知人に替わり発言する。移住者として３年間暮らした知見を加えて。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

私の住む集落では既に過半が休耕田。高齢化で稲作は無理な為だが全１１０戸で後継者がいるのは３戸。現農業従事者は６５歳以上だから年々担い手が居なくなり一面休耕田となり原野に戻るだろう。だから計画避難で５年村が留守になると自動的に集落は消滅する運命。原発事故で時限爆弾が動き出した。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

私の集落の知人は７０歳前後で全員元気そのもの。ところが放射能汚染で農作業、山仕事は禁止で野良仕事がなくなり不調を訴える人が増加。Ｍさんは不定愁訴、Ｆさんは肥満に悩む。私もこの３年間野良仕事で１３キロ減の６５キロになったが、この２カ月で７０キロに戻った。東電さんどうしてくれる？

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

東日本大震災被害の遠因その１：今頃になって昔の大津波の歴史、事象がわんさか出て来た。古来文明の発達は記録を残す文字の発明に起因する。では何故過去の事例が現代に生かされなっかたのか？記録、歴史を無視した国から崩壊が始まる好例か？