【認知的不協和理論】「保守派」と「リベラル派」【脳の構造】《追加編集→》「御用学者」「ネトウヨ」が生まれる仕組み―「歴史修正(否認)主義者」の精神構造
例えば、賃金が高ければ、不協和は低く我慢ができるのだが、それは到底無理そう⋯。そのとき不協和を解消するために新しい認知を追加する 認知4;この仕事は人のためになる。自分の将来に役に立つ。やり甲斐がある(認知の追加、やりがい詐欺) そうして自分の「仕事を続ける」ことを正当化する
2023-01-16 14:36:44それは体罰・虐待やDVでも同じように、殴られていることを正当化するようになる 「自分が悪いから殴られているんだ。親は自分を愛しているんだ」 そうしていつの間にか体罰を正当化するように認知を改変する ↓ 「殴られる方が悪い。体罰によってまともな人間になる」「甘やかすと非行に走る」など pic.twitter.com/uYDpfDulqD
2023-01-16 14:36:46まとめ。【認知的不協和理論】とは 人は、自分の存在を正当化したい生き物。自分の行動を正当化するために認知を改変していく 「自分の行動は正しい」と主張するために、「昔は良かった。今の若者は甘やかされている」と言いたがる。他者を批判し、誹謗中傷することで、自分の行動の正当性を主張し
2023-01-16 14:36:47万能感・優越感・安心感を得ようとする 自分の中の『不安・恐怖・不快感・不全感』が大きいほど、「認めてもらいたい。否定されたくない」という思いが強いほど、客観的・合理的・論理的・体系的思考失われ、騙されやすく、デマを信じやすく、陰謀論に嵌りやすく、簡単にコントロールされやすくなる pic.twitter.com/ad6pDxWcNv
2023-01-16 14:36:49【認知的不協和理論】「保守派」と「リベラル派」
【認知的不協和理論】「保守派」と「リベラル派」 人は生まれたときから、弱肉強食の競争社会の中で生きていかなければならない。その中で様々な【認知的不協和】が生じてくる ◉『古い認知』 「競争に勝たなければならない。負けたら生きる価値がない」「規則ルールを守らなければならない」 pic.twitter.com/ibZzZRsNwt
2023-01-18 17:15:49「親や先生の言うことは絶対。反抗してはならない」「皆と同じでなければならない」「レールを外れたら負け」など その「古い価値観=社会的・精神的・物理的圧力」の中で、『理想の自分』と『現実の自分』、『自分の価値観』と『親の価値観』、その不協和の中で様々な問題・犯罪・暴力が生まれてくる
2023-01-18 17:15:49その負の連鎖の中で『古い認知』に疑問を持った者の中から、暴力の連鎖を断ち切るために『新しい認知』が生まれてくる ◉『新しい認知』 “競争”より“ゆとり”。1番でなくても良い。失敗しても良い。逃げても、回り道をしても良い。自分の意見を言っても良い。反抗しても良い。個性・自主性の尊重。
2023-01-18 17:15:50自由・平等。格差是正。所得の再分配。経済成長・開発より人権尊重・自然保護。性教育推進。体罰禁止。死刑廃止⋯ その『古い認知』と『新しい認知』の不協和の中で、自分の行動を正当化するために『古い認知』を絶対化しようとする「保守派」と、その『古い認知』を懐疑し、『新しい認知』を pic.twitter.com/Lv9Nl86tLt
2023-01-18 17:15:53取り入れていこうとする「リベラル派」に分かれていく “自分の存在=権力者・組織”を守ろうとする「保守派・御用学者・ネトウヨ」に対して、それを改革し、責任を追及しようとする「リベラル派」に分かれる そして保守派は自分の行動を正当化しようとする「認知バイアス」がかかり、認知を改変する pic.twitter.com/rgzGCK9cxw
2023-01-18 17:15:55「外国が攻めてくる。スパイが潜んでいる」「マスコミは嘘を言っている。日本を貶めようとしている」「自分は愛国者、批判者は反日で、外国に忠誠を誓っている」「国・企業は悪くない。被害者は嘘を言っている(水俣病)」「アベノマスクは意味があった」など その分かれる原因はどこから来るのか?
2023-01-18 17:15:57「保守派」と「リベラル派」の『脳の構造』の違い
「保守派」と「リベラル派」の『脳の構造』の違い 英ロンドン大の研究によると “リベラル派であるほど『前帯状皮質』の灰白質の容積が大きく、保守派であるほど『右扁桃体』の容積が大きい傾向があることがわかった” “前帯状皮質は複雑性の理解に関連しており、大きい人ほど不確実性や対立への pic.twitter.com/4ioJ6ZcOHG
2023-01-18 17:16:00認容性が高く、目新しいものや不確定さを追求する”→リベラル それに対し “扁桃体は恐怖心の処理に関連しており、これが大きい人ほど、反感や脅すような表情に敏感で、危機的状況・悪いことが起きそうな状況に対して身体が攻撃的に反応する傾向がある”→保守派 afpbb.com/articles/-/279…
2023-01-18 17:16:02それを図で表してみると、↓のような傾向があると言える つまり、「保守派」は周囲の脅威に敏感で、自分の存在を守ろうとする防衛本能から『古い認知』を絶対化し、全体主義・排外主義的行動をとりやすい 縁故主義・友達優遇・利権拡大・地位保身に走り、規則の絶対化・家父長制・男尊女卑・夫婦同姓 pic.twitter.com/m3HGCz2rtl
2023-01-18 17:16:04スパイ防止法・厳罰化・軍備増強などを主張し、他者に強制し、異質者を攻撃・排除することで仲間意識を高め安心しようとする それはつまり、「『問題』が生じたとき、あるいは『脅威』に襲われたときの脳の反応と、それにどう対応し、行動するかによって、“保守派”と“リベラル派”に分かれる」と言える pic.twitter.com/Seam6dlWgf
2023-01-18 17:16:09『前頭葉』と『扁桃体』との関係(抑制機能)において ①強・自立抑制行動:客観的視点、原因の追求、科学的思考(リベラル派) ↕《抑制機能》←不安・脅威・ストレス(不況・災害・戦争⋯) ②弱・依存強迫行動:組織の強化・保身、異質者の排除・攻撃(保守派) の傾向があるjournals.plos.org/plosone/articl…
2023-01-18 17:16:10『脳の構造』ー「理性」と「本能」の関係
脳の構造−『理性』と『本能』の関係 脳は「知性・社会性等」を司る『理性』と、「感情・欲望等」を司る『本能』に分かれていて、『本能』から湧き出る「感情・欲望」を『理性』が制御コントロールすることによって 人は思考・判断・決定し、行動を起こす 『本能』から湧き出る、「○○が欲しい」 pic.twitter.com/jB3RuPRaPO
2023-01-18 17:16:17「△△をしたい」とか、「他者に勝ちたい」「金持ちになりたい」というような《感情・欲望》に対して、“その目的を達成するためにはどうしたら良いか⋯” “今これをしたらどうなるか⋯”など、様々な選択肢の中から『理性』が客観的・俯瞰的・多角的に見て考える そこで「今は必要ない」
2023-01-18 17:16:18「身体に害をなす」 などと欲望や感情や行動を抑制したり、「他者に迷惑をかけた」「失敗した」などと過去の行動を反省し、もう二度とやらないように注意したり、逆に 「こうすれば解決する」「こっちの方法が良い」などという意欲・創意・工夫が出てくる 子供の頃は『大脳辺縁系』(本能=感情・欲望)
2023-01-18 17:16:20