ピットロード 1/350 あきづき 制作記

ピットロード 1/350 あきづき(初代) です。各装備品を徹底的に作り込むと共に、大きく転舵する情景にトライしました。 2020年制作
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鳶色2号@1/350 高雄 @Tobiiro2

舷側の艦名デカールのクリアーコート乾燥時間を利用して、艦橋を組み立てました。 航海艦橋脇の光学装置類は、取り付け穴が床を貫通しているので、接着剤は床裏から流して床の汚れを回避。 側面に付く浮き輪も同様です。 これに付くデカールは爪の突起に対応していないので、どうするか検討中。 pic.twitter.com/kRAE8JXWrg

2020-10-18 17:31:53
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デカール貼り。 艦名は予め取り説の図から余白も含めて位置を出し、マスキングテープでマーク。 貼り付け後はクリアーでコート。 でお詫び。 16日に薄いグレーは残し気味で最後に仕上げなどとほざきましたが、コートしたら手直し出来ない事に気付き、急ぎ拭き取って減らしました。 ごめんなさい 😅 pic.twitter.com/P9qQfdrqXS

2020-10-19 18:45:43
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小艦ばかりでデカールは最大でも旭日旗というほぼ初心者。 デカール貼りの基本手順で進めましたが、下地の磨きが不完全だったのかデカールの余白に色が付いていたのか、いずれにせよ色違いに対応できず、文字間部分の再塗装。 やはりもう一つの基本 「余白部分は極力カット」 が正解だと思いました😉 pic.twitter.com/Wa5XPlby9u

2020-10-19 18:45:44
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① 甲板先端部とアンカーレセス部は、船体と隙間や段差が発生するので処理します。 ② 錨は繊細なモールドで、シャックル部がちゃんと開口していますので、ケーブルをバラしたニクロム線で錨鎖と繋ぎました。 取説ではそのシャックル裏の突起を、横にある穴に接着する指示になっていますが誤りです。 pic.twitter.com/39cYazbAvl

2020-10-20 18:33:44
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③ 錨鎖を鎖に交換する場合は、キャプスタン間が狭いので注意。私は一旦パーツを取り外し、丸やすりで根元を削って付け直しました。 錨鎖の取り込み口は低いので、端面を斜めにカットし、穴を斜めに掘りました。 ④ チェーンストッパを基部共々再現。 謎の穴には丸棒を挿し、ボラードにしました。 pic.twitter.com/xJPmFwlXk2

2020-10-20 18:33:45
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31番砲座とその後の水切りの取付。 砲座に限らない話ですが、本キットの取付ガイドやダボ穴は結構タイトなので、すっと嵌るように調整しておきます。 水切りは加工の楽なブラ板にしかけましたが、接合部の後始末の無い真鍮板にしました。 余剰PEパーツの中から、適当な幅の余白部を使用しています。 pic.twitter.com/FNPofPyd0d

2020-10-21 21:13:42
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対潜兵装 31番砲砲座横を開口しましたが、内部が写った不鮮明な写真が一枚だけあり、異径の円板を重ねたような砲の基台として再現しました。 だんだん艦の形になっていく過程は、作っていても楽しいですね。 最後は完成すると見えなくなるアングルからパチリ。 pic.twitter.com/BbdPT1zYGy

2020-10-22 18:28:36
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艦橋搭載 キットの箱を開けた時には、ラティスマストはキットの改造で済ませようかとも考えたのですが、ツイッターに流れてくる凄い作品たち(それも1/700)を見て触発というか反省というか😓 で艦橋が付いて現物合わせが可能になりましたので、最後に残った大物部品、前後マストの製作に掛かります。 pic.twitter.com/44M8AQS2wX

2020-10-23 18:22:06
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マストの製作 1 アクリル板に横桟の高さを罫書き、縦棒のガイドとなるプラ帯を接着。 ひっつき虫を使って真鍮線を固定し、ハンダ付けをします。 交点部はモーターツールで掘り込み、接合部が空中に浮くようにしました。 治具の組立にあたっては、ノギスやスコヤを使って極力精度を確保しています。 pic.twitter.com/ZOHMK8NtSn

2020-10-24 18:20:58
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マストの製作 2 柱に比べ横や斜めの棒は細いのですが、作り易さを考慮し、縦横はφ0.4で斜めをφ0.2の真鍮線としました。 しかし出来上がりの精度や印象が不満足で、どうせ作り直すならと横棒も0.2にする事にしました。 ゲージも作り直し、新たに0.1のプラペーパーを貼って、径の違いを吸収しています。 pic.twitter.com/Se9o6cNomF

2020-10-25 18:08:02
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マストの製作 3 縦柱はφ0.4、横桟はφ0.2で上の二段以外はハンダ止め、二段とφ0.2の斜めは全て瞬着止めです。 この後どう進めるかを悩んだところで時間切れ。 日曜日を一日潰してこれだけです。 ひと様には「一度お試しください」とは言えません。😅 しかもボツの方が細く写ってる🙀 pic.twitter.com/6ugnPCx6TG

2020-10-26 18:40:44
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マストの製作 4 ① 上のフラットには予め中心線を入れ、裏側には「フラット幅-柱の太さ×2」の幅の板を貼っておきます。 左右の柱組みの上にフラットを乗せ、上下の中心線を合せて接着。 ② 横棒はφ0.2の真鍮線を現物合せで切り出し、ゼリー状瞬着で止めました。 ③ 斜めも同じ材料・要領で接着。 ふぅ pic.twitter.com/6YO2WmZNIg

2020-10-28 18:31:54
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マストの製作 5 OPS1対空レーダーは部品数こそ多いものの、A1(網)の曲率はA18に合せればよかったり、そのA1やA4には位置出しの溝が切っていたりと、組み方が判らなくて悩む事無く進める事が出来ました。 そしてこの出来上がり、キットパーツとの差。 非常に満足度の高いパーツです。 pic.twitter.com/gYqaiEkvHI

2020-10-29 18:34:13
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一方OPS5対水上レーダーは、部品数は4つですが指示が曖昧です。 網の曲率はオリジナルパーツを参考に。 また背面の「骨」を「網」の天地寸法と同じにするには、90度以上の折り曲げが必要です。 「骨」の幅方向の長さが足りないので、両端の >と< をカットして、もっと長いものに付け替えました。 pic.twitter.com/FQ337bZkFV

2020-10-29 18:34:14
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マストの製作 6 ヤードはキットパーツは太く、PEパーツは薄っぺらなので、前作でやったPE+真鍮棒方式にしました。 重心の関係で接着時は後に回転したがるので要注意です。(知らぬ間に少し回って付け直しました) 最上部も色々やって時間を喰いました。 写真で発見した横棒は、楊旗索が繋がります。 pic.twitter.com/EuONaix2wn

2020-10-30 18:30:24
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マストの製作 完成 ずいぶん時間が掛かりました。 本作の山場は艦橋でも武装でもなく、前檣なのがやってみて判りました。 レーダーは前に揃えるとつまんないので、ぐるぐる回してます🙂 実艦では棒の接合部分ひとつひとつに小さな補強リブが入っているので、ハンダや瞬着は気にせずに盛りました。 pic.twitter.com/FZDjKaERG4

2020-10-31 12:55:07
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後部マストも手順は前部と同じ。 三角錐を先にフラットと接着し、左右への張り出しはひっくり返して後付けが楽です。 部品をつけて順調に完成、と言いたい所でしたが矢印が落とし穴。 治具を作らず ヾ(- -;)コラコラ 上下二つの不良品誕生。 ドームの裏側に貼りながら組み進め、やっと完成しました。 pic.twitter.com/JsLkPbQHMG

2020-11-01 18:09:42
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組立 ① 作業前 ② 煙突他 ③ マスト ④ ラッタル 組立説明書の順番は④→③→②。 ラッタルをPEパーツに替えたため増幅。周囲との隙間が皆無となり、マストと煙突を先に付けました。 こんなに長いラッタルは無く、ハセガワの汎用を二つ繋ぎました。 煙突周りの小物すら邪魔になるので後回しです。 pic.twitter.com/NxfmYtBTQc

2020-11-02 18:30:24
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レーダーの配管と、駆逐艦の烹炊室の煙突を思わせる何か(笑)を接着。 これも組立説明書とは違う手順です。 煙突は横棒の長さを現物合わせでカットして接着。 配管はキットパーツでは一体でマスト側に付けますが、艦橋側の接合位置と綺麗に繋がるよう、分割の上赤部はマスト青部は後付けとしました。 pic.twitter.com/poLxISzLF3

2020-11-03 16:38:59
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艦中央部の組立 既に塗装・完成済みのパーツを付けて行くだけですが、取付穴の位置や大きさ、隣り合う部品の干渉、取り付け順序、水平垂直など確認すべきことは色々有り、予期せぬ修正も出てきますので、それなりに時間が掛かります。 とはいえ形がどんどん出来ていくのが楽しい工程です😀 pic.twitter.com/gC6TZU6h6N

2020-11-04 18:28:24
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エッチング部品の付け忘れを発見。 しかも説明書のラダー取付位置は物理的に無理です。 不鮮明な写真からですが右舷寄りと判断しました。 フラットに付く手摺は、中央にラダーの登り口が開いていましたが、上下を逆にして解決しました。 あっ。ラダーを黒塗装してるっ。(汗) 船体色が正解です。😅 pic.twitter.com/Sn74rOWCyp

2020-11-06 18:23:51
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魚雷運搬用のスキッドビームは、キットパーツではマストに持たせ掛ける片足型ですが、実物は両足がある門型です。 奥の足の位置は後檣の中ですが、模型にその空間は無く外側に立たせました。 またH鋼ではなくI鋼のようですが、細くするのが精一杯でした。 それでも雰囲気は出たので満足しています。 pic.twitter.com/b5Wi98zCVS

2020-11-08 17:59:27
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後部甲板の艤装 各砲塔と爆雷装備は後回しにします。 乗せるとカッコいいんですけどね、たぶん。 手摺が終わるまでは我慢します😀 pic.twitter.com/fXIeqxRDbl

2020-11-09 18:28:38
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遅まきながら海面に着手。 いつものようにスタイロフォームに艦のはまる穴を開け、120番前後のペーパーで起伏を付け、木工パテをコーキング用のへらで広げて、表面をコートしたところです。 筋状の盛り上がりはこの後ペーパーで削るので、筋が生まれないようへらは余り立てずに押さえつけています。 pic.twitter.com/txaKsoR71A

2020-11-10 18:27:47
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鳶色2号@1/350 高雄 @Tobiiro2

海面の製作にあわせ、模型台も作りました。 またホムセンからいつもの造作材を購入。 長方形の一方の肩を、緩く斜めに落とした断面をしています。 今回底板は枠の中にはめず、枠の内寸より全周15mm大きくして、枠を乗せる形にしました。 全体のバランスから、枠の幅を5mm落として25mmにしています。 pic.twitter.com/q2DKfY2JbE

2020-11-11 18:24:15
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