スターリングモデルズ 1/350 リバー級フリゲイト制作記

キットを入手した時から、冬の北大西洋で「さっぱぁ~ん」という明確なイメージを持って制作しましたが、目的は達成できたと満足しています。 初めてづくしの作業でしたので、その辺りの試行錯誤ぶりもお楽しみ下さい。
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鳶色2号@1/350 高雄 @Tobiiro2

ウイング下の続き 船体と骨組みの間に赤線の形に0.3mmの角棒で梁を渡し、その上にロッカー(高さは想像)を乗せました。 上手い手順が思い付かず苦労を承知で後から組みましたが、予想以上に大変でした💦 骨組み中段の高さと甲板の高さが揃っていない為、構造的に不自然になったのが残念です。(三枚目) pic.twitter.com/3zz3swgRj2

2021-03-24 22:32:46
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前部の装備品 主砲、救命いかだ、通風筒を取り付けました。 艦橋前面のガラスシールドは、桜餅のパッケージ😊 縦枠の幅は0.15mmです。(多分😅) あれ、ちょっと色が薄いなぁ。 肉眼では全く判りません。(と思いたい) pic.twitter.com/V3EXnEQxEq

2021-03-26 22:17:22
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艦橋 木板塗装の上羅針儀、従羅針儀、伝声管とそれっぽい小物を接着。 三枚目は右がキットパーツ、左がファインモールド(いつもお世話になりますm(_ _)m)のナノドレッド測距儀・双眼鏡セットに入っている原基羅針儀。 当然左を採用。 レジンパーツに勝るインジェクションパーツって凄くないですか?😀 pic.twitter.com/8o8PCNdOmb

2021-03-28 14:02:06
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艦橋完成 機銃、探照灯、梯子などの取り付け。 レーダー本体の部品もあるのですが、どの写真でもカゴはカバーされて中は見えず、使用は諦めました。 レーダー前の信号燈は台座ごと欠損していたので、羅針儀同様ナノドレッドです。 初の英国艦は新鮮で、形が出来てくるとわくわくしますねー😀 pic.twitter.com/lNes6G3BhP

2021-03-31 20:11:36
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前檣 主柱はφ0.5/0.3の真鍮パイプ。 上部はそれに挿したφ0.3のピアノ線。 斜めの支柱とヤードも同材料。 補強の横棒はφ0.3の真鍮線。 梯子はキットパーツでは長さが足りないので汎用品。 完成品が後傾しているのは、甲板の主柱を挿す穴が支柱より深い為。 写真と図面によりHF/DFは装着しません。 pic.twitter.com/yF5awysCFA

2021-04-02 19:20:57
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前檣取付 組立用のベース板の窪みに瞬着で仮固定して塗装。 筆塗り多用の本作ですが、ここはエアブラシの一択です。 忘れていた見張台底の補強リブと、マスト頂部のガフ(滑車付き)も取り付けました。 何も考えずに付けたランタン(レーダーカバーの枠)ですが、結構マストすれすれに(結果オーライ😅) pic.twitter.com/l7MT78Do3R

2021-04-03 17:57:49
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楊旗索はインフィニの40デニールストレッチ。通常はヤードの滑車側からつけますが、本作ではスペースが狭いので片側6本を束ねて根元に先につけ、一本ずつ少し引っ張りつつ滑車に接着しました。 烹炊室用(?)のH型煙突は、キットの側面から前方に変更。折損していたのでφ0.5の真鍮パイプで製作。 pic.twitter.com/jtTeRpWH3G

2021-04-05 20:09:51
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発端は機銃座が柱に嵌らなかった事。測ってみると船体幅が29.6mm、だいぶ壁を薄くした後の機銃座が30.3mm。しかもその外側にPEパーツが来ます。 丸部を削って船体と同じ幅にし、その厚みにあわせて他の立ち上がりも薄く。 PEパーツは上をカットして使用。 支柱や柱周りの三角リブを追加しました。 pic.twitter.com/OaUxBnzJjN

2021-04-07 20:09:13
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艦載艇 Black Cat Models製 3Dプリンタ製品。 凄いでしょ? 架台までセットなので、キットの端艇+ディテールアップパーツのPEの組み合わせのような苦労はありません。 正直に架台を甲板に植えず、艇と一体化してから載せます。 公約通り形の手間が省けた分、塗装と搭載物に手間を掛けました。 pic.twitter.com/TO3vpMLuV5

2021-04-09 18:51:53
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艦載艇の搭載。 タビッドは舷側のモールドを落として、甲板上の部分とひと繋がりで制作。 ディテールも頑張りました。 社外品の艦載艇の為、手摺や周辺の装備品に相当調整が必要になります。 折角つけた後部機銃座のPE製支柱も、手摺の為に一旦外し再調整です😔 でもだいぶ出来てきました😀 むふふ pic.twitter.com/uR3BjnObIa

2021-04-11 17:41:01
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カーリーフロートに小物を載せて取付。 船首楼から後甲板に降りるラッタルに、ボラードが干渉する事が判明。 図面では内にラッタル外にボラードのようですが、模型では並んで入るスペースがありません。 またボラードが舷側の袖壁の内側にあり不自然(特に左舷)なので、ラッタル優先で修正します。 pic.twitter.com/4wPEuC2RFi

2021-04-12 19:40:11
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①エリコン20mm連装機関砲 Black Cat Models 製 底面のタボを利用する為、砲座中央にφ1.1の穴をあけて固定。 ②砲座後部の手摺とラッタル 何も考えずに組立説明書の手順に沿って進めましたが、この手摺は明らかに砲座を接着する前に付けるべきでした。 ③後檣 φ0.3のピアノ線使用。(ガフのみφ0.2) pic.twitter.com/VShMecKGJF

2021-04-13 20:00:11
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後部主砲、同兵員待機所、船首楼後端のラッタル、その後ろ両舷のカーリーフロートとその架台を取り付けました。 例の邪魔なボラードは一旦撤去しました。 実はラガンの図面と写真ではフロートとラックは認められず、採否未定のままとりあえず作ってみましたが、諸般の事情で採用としました。 ↓ 事情 pic.twitter.com/q46vWaSN8z

2021-04-14 20:25:09
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キット付属のPEパーツ中、このラックがダントツ一位の難物でした。 一番繊細な折り曲げ部分にガイド溝が無かったり、突っ込み所満載の形状(展開)だったりで、思い切り時間が掛かりました。 この苦労を無駄にするのはあまりに忍びなく、情報量を増やす演出として採用する事にしました。 お察し下さい😓 pic.twitter.com/NYMZYf0Vww

2021-04-14 20:25:10
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昨日は仕事の影響で作業はお休み。 今日の予定は爆雷の塗装。 手前の爆雷ラック内に6発×8基、左奥の爆雷投射機も8基、右奥の爆雷投下軌条には2条各14発、都合84発の塗装。 超精密な一体型3Dプリンター製品の、ここが大変なところです。 艦載艇の塗り分けは凌ぎ切りましたが、爆雷はいかに? pic.twitter.com/7tBUpxptwZ

2021-04-15 18:22:06
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爆雷の塗装 1 船体色塗装。(ラッカー) 2 白・黒・赤・黄で調色。(エナメル) 3 シンナーで薄め、墨入れの要領で塗らずに流し込む。 4 はみ出しは筆にエナメルシンナーを含ませてふき取る。 5表層に付いた爆雷色は、上から船体色のドライブラシ。 ムラなのは狙いです。m(゚- ゚ )シンジテクダサイ pic.twitter.com/FRDEaureuM

2021-04-16 19:58:17
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ラガンの図面を1/350でプリントし、各装備の取付位置確認をしていますが、収縮の為か艦尾甲板の長さが3ミリ足りません。また艦尾の幅も1ミリ以上狭まいようです。 一方爆雷ラックは図面より一回り大きく、結果として全体の配置が窮屈になります。 また別の図面で確認すると、爆雷投射機(とラック)は ↓ pic.twitter.com/f7t0AYes70

2021-04-17 18:05:20
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2基がペアで、並行ではなく5度の角度をつけて設置されています。 そこをうまく再現しないと、単に平行・垂直が守れていない模型に見えかねません。 また操作ハンドル周りの空間や通路幅を確保してやらないと、直感的に嘘っぽい模型に見えてしまいます。 そのため最終的な装置の位置決めは時間を ↓ pic.twitter.com/NpQyuPi8BP

2021-04-17 18:05:22
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派手な工程をぐっと我慢し、先に地味な作業を済ませます。 ・後甲板の通風筒たち。 ・船首楼後端のラッタル下のボラード再生と救命筏。 ・外板を目地で表現していた時の(今頃気付いた)消し残し埋め。 これさえやっとけば、あとは手摺、張り線、汚し、海・・・まだ結構あるなぁ🤔 あ フィギュアも ! pic.twitter.com/1W5aMc4568

2021-04-18 17:46:11
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手摺も付いたので、汚す前に記念写真。 1400t前後の割に重厚に見えるのは、見慣れた日本艦より太短いからでしょうか。 陽は当たらないけど仕事してまっせ感が、とってもいいっす😀 pic.twitter.com/1ASlSnBiWd

2021-04-19 19:53:56
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船体に貼った艦番号のデカールを、昨夜懸命に修復しましたが、帰宅後確認すると昨日より悪化😓 結局塗装で行く事にしました。 手順はこれから考えますが、煙突の白線宜しく書いては修正の繰り返しになるかなぁ。 まずはひっぺがしてつや消しクリアーでコートします。 pic.twitter.com/LUkJBw2P45

2021-04-21 18:46:39
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艦番号の塗装 すべては手探りで進めます。 まず作業環境から。 台座が邪魔で作業がしにくい為、船体を留めていた 2本のビスを外し、穴をずらして艦首を飛び出させました。 1本のビスでは船体が回るので、下側にタッピングを打ち周り止めとしました。 台座をバイスに挟み、船体を横倒しにしています。 pic.twitter.com/fdk3QytYVI

2021-04-22 20:11:56
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写真を加工して番号の位置とサイズを確認。 文字高4ミリ 文字幅2.3ミリ 線太さ0.3ミリ 文字間隔0.8ミリにしました。 文字が綺麗にできても配列が歪むと台無しなので、まずガイドとなるマステを貼ります。 既製品で無い幅は、ノギスと直角定規で自作すると簡単ですよ。 pic.twitter.com/YCgoVm9fLS

2021-04-22 20:11:57
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艦番号 小さ過ぎて文字丸ごとのマスキングは不可。 直線は一本ずつ、曲線は半円以下を目安に、部分ごとにフリーハンドでマスクをして仕上げ、後は描いて消しての修正となります。 完璧なマスクを目指しても無理なので、手を掛け過ぎず抜きすぎず、これ位の雑さがトータルで一番早いと判断しました。 pic.twitter.com/l4LmUCynXe

2021-04-23 20:03:13
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鳶色2号@1/350 高雄 @Tobiiro2

艦番号 マスキングを剝がしたところから文字色と背景色を何度かタッチアップした経過写真。 肉眼じゃ違いが判りません😅 皆さんには汎用テカールをお勧めします。 だってね、モチベーションが全然上がらない作業なんですよぉ(泣) pic.twitter.com/SLkIApSBT7

2021-04-24 18:09:35
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