ホメロスの世界
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イーリアス | ホメーロス, 土井晩翠 |本 | 通販 | Amazon amazon.co.jp/gp/product/457… 本文の表記は旧仮名づかい、漢字を新字体に改め、読みにくい漢字語等については、字音は新仮名、字訓は旧仮名で振り仮名、名詞の送り仮名、動詞の活用語尾を適宜補って読みやすくした。 青空のとは違うと。
2022-08-12 15:09:13土井晩翠訳『オヂュッセーア』新字新かな版 hgonzaemon.g1.xrea.com/odyssey_doi.ht… 七・五・七・五を意識して読むのに慣れてくると、この翻訳の面白さが分かります。
2022-08-12 21:58:07『イーリアス』の一行はHeroic Hexameterダクテル(—∪∪)とスポンデー(——)長短短と長長との交錯の六脚から成る。長は短の二倍に当る。短の一シラブルを一単位とすれば、各行は二十四単位。日本語の七五七五に訳せば二十四音に相当する。 日本語の詩は古代ギリシア語の詩と音数が同じなのです。
2022-08-13 07:19:07土井晩翠イーリアス、序 一千七百八十八年(フランス大革命勃発の前年。日本の天明八年)この写本がヰロアソンという学者の手によってヱニスに刊行された(その一本を幸に私は所蔵している) ヰロアソンはヴィロアソン(Villoison) ヱニスはヴェニス ヴェネツィアA写本 clsoc.jp/agora/art/2020…
2022-08-13 10:28:26土井晩翠の『イーリアス』来ました。 pic.twitter.com/EFs44Sjt1H
2022-08-14 09:01:45イーリアス2.200 友よ吻りに動かざれ、優る他人の曰ふ處(青空文庫) 本 吻り 原稿 叨り 青空文庫は原稿までは見ていないか。
2022-08-14 13:45:06この『イーリアス』では、適宜フリガナと送りがなを付け加えることで、七五七五と読めるようになっています。原稿も確認して旧版の誤字を正していますね。 twitter.com/tomokazutomoka…
2022-08-14 13:51:26この新版『イーリアス』では 2.213 胸に無尽の迷妄の思貯ひ、列王に の「貯(たくは)ひ」(原稿)を「貯へ」としている。読みやすさを優先したか。 twitter.com/tomokazutomoka…
2022-08-14 14:10:47新版『イーリアス』は漢字は新字体を使うと言っていますが、「焔」ではなく「焰」に統一していますね。「焰」は「焔」の旧字体であるというネットの記載もあります。 twitter.com/tomokazutomoka…
2022-08-14 15:40:32戦前の日本語は当用漢字など制限がないのでものすごい自由だったことは、鶴見祐輔のプルタークの訳でもわかるが、土井晩翠のホーマーの訳でも同じです。今から見ると五七五に合わせるために漢字の造語しまくってると思えるほどだがそうではない。昔の日本語はこんなに豊かだったんですね。
2022-08-16 09:23:41“乱箭”の読み方と例文|ふりがな文庫 furigana.info/w/%E4%B9%B1%E7… これを見ると土井晩翠の語彙は同時代の吉川英治の語彙と共通しているように見える。
2022-08-16 14:58:39イーリアス4.503 青空文庫 倒るる時に地はひゞき介胃彼の上に鳴る。 介胃は介冑 青空文庫でもちょくちょく間違えます。
2022-08-16 15:32:59新版イーリアス(冨山房)は「ねらう」に2回「覗」を使い、他では「覘」を使っているが、これは三笠書房版=PD図書室版と同じ。しかし、国立国会図書館の土井晩翠の原稿ではその二箇所は「覘」。
2022-08-16 18:40:03新版イーリアス5.65 メーオリネースはその5行前の メーリオネス(Μηριόνης)のこと。 この編集部はギリシア語のテキストは見なかったか。
2022-08-16 23:44:01新版イーリアス、6.214 グラウコスの父親ヒッポロコスがピッポロコスになっています。既存の訳を参考にしなかったようです。
2022-08-19 21:14:10新板イーリアス6.180 プロイトスは、自分を殺せという手紙を持参したベレロフォンを死なせるために、 神の系たるキマイラを敵とし行きて破らしむ、 「行きて」は原稿は「行いて」で「ゆいて」と読むのでしょう。
2022-08-19 21:52:23イリアスの中の地名、リュキアを松平さんはホメロスの読み方であるリュキエーを使ってますが、どうなんでしょう。
2022-08-19 22:24:22鶴見祐輔訳の『プルターク英雄伝』は名文なんだが、固有名詞が英語読みから来ていて独特であり誰が誰か分からないのが難点。それと同じことが土井晩翠訳のイーリアス、オヂュッセーアにも当てはまる。
2022-08-21 10:19:14新版イーリアス、7.469 ピュプシピュレー は ヒュプシピュレー ですね。原稿もそうなっています。
2022-08-22 10:59:52イーリアス2.638 アイトリア族率ゆるはアンドライモーン生める息 トアス、その領プレウロン、オーレノスまたピュレーネー、 海の臨めるカルキスと岩石多きカリュドーン。 先に英武のオイネウスその諸々の子とともに この世を辞して、金髪のメレアグロスもまた逝きぬ。
2022-08-22 19:11:16土井晩翠のイーリアスでは 「追い払う」は「逐ひ攘ふ」 つまり江戸時代の尊皇攘夷の「攘」が出てくるわけです。 昭和二十年の少し前までの日本では漢字の用法は江戸時代のものを使い続けて来たようですね。
2022-08-22 23:16:07イーリアス9.249 一たびすでに逃げられし 禍難の治療見出(みだ)すべき術(すべ)あるなけむ(=なくなる)、 原稿では「逃げられし」は「遂げられし」。英訳もill once wrought
2022-08-25 12:50:20Homer, Iliad, Book 9, line 453 perseus.tufts.edu/hopper/text?do… 458-461 omitted numbers correct
2022-08-25 17:14:23テルシテスはホメーロスの後見人。しかして彼の産を奪えるがゆえに詩人はその不朽の詩に於て彼に復讐すと。また第二の伝説——カリドーンの野猪狩に於て、メレアーグロスは彼を絶崖より落して不具者たらしむ云々(土井晩翠イーリアス)。
2022-08-27 13:32:25ホーマー Homer 土井晩翠訳 イーリアス ILIAS aozora.gr.jp/cards/001099/f… 「*驚惶[#「*驚惶」は底本では「驚惶」]」 これは 「*恐惶[#「*恐惶」は底本では「驚惶」]」 と書きたかったのだろう。確かに国会図書館の本では驚惶になっている。 しかし、Φόβοςの訳なら驚惶か。
2022-08-29 23:20:48