D-Structure、Case、移動: 生成統語論の教科書の内容に関する対話 #gengo
@mathlingue Caseは意味解釈に必要ない、純粋に統語論でのみ必要な素性で、解釈に出力する前に削除しなければならない、そしてさらに要らんものなので出てきてすぐに削除されなければならない。LFでというのはLFまでに解釈上不必要なものが残っていてはならない、という意味です。
2011-10-30 09:34:52@piyokacho わわ、格はでてきてすぐ消えるのですか!?蟹や角石ではMovementはFull Interpretationに従って格のチェックなどのために、DSとLFの間で起こるとされていますが、LFだけだとMovementはどこで起こるのでしょうか?
2011-10-30 09:43:43解釈上重要な場合、たとえばHe hit the students with 'a' snow ball/snow ball's.みたいのを除いては目くじら立てなくてもいいのではないかと。英語がいくら上手になっても大事な書類の冠詞はどうせ最終的にproofreadしてもらわなかんし
2011-10-30 09:44:25@mathlingue 表示のレベルが途中になくなり節を構築する途上で起ります。例えばN={T, seems, Tdef, be, Tnkn, honest}が与えられ、派生は元がMergeで単一になるまで続くとして、埋込節Tdef⌒[be[Tnkn honest]]の段階でです
2011-10-30 09:57:56@piyokacho Tusen tack! 途中に表示のレベルがなくても、起こるべきことはみんな起こる、と思っていいんですね。そういえば、らどさんでは、すでにXP→(YP)X'などは姿を消し、すべてMergeでした。
2011-10-30 10:33:06何かを勉強するとき、ただ局所的に書いてあることを追いながら読んでいっても、それだけではすべて蒸発してしまう・・・ ときどき本を閉じで何が書いてあったか、どう理論がつながっているかを頭の中で再構成。再構成できた部分だけが後に残る。国語の授業がその訓練の助けになったとは思えないなあ。
2011-10-30 10:37:01