SL2交流学習会 「幸福度が世界一のデンマークに学ぶ、子どもたちの幸せのつくり方」参加報告2023.2.19

くうのる @kuunoru

SL2交流学習会 「幸福度が世界一のデンマークに学ぶ、子どもたちの幸せのつくり方」始まりました。 主催: しがローカルSDGs研究会 facebook.com/events/7160052…

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ゲストは佐藤すみれさん、やんちゃ寺代表、臨床心理士。 佐藤氏＞3日前までフィリピンのサステナブルイノベーションネットワークに行っていた。その話もしたい。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞自己紹介。勉強が好きだったが、高校は受験のテクニックを学ぶところだった。もやもやしてギャル化した。デンマークに行って学んだこと、臨床心理士として出会う子どものしんどさに向き合うことに当時のことが生きている。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞フィリピンで小学校の研修に呼んでもらった。学校では水耕栽培の農業を始めた。すべてに持続可能性の視点がある。大まじめな授業と思っていたら、行ってみたらみんな踊っていた。驚いた。私たちならかしこまる。日本なら自主的になりづらい。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞ニュージーランド留学、フィリピン、心理士として様々な国へ派遣。それが背景。もう一つ、やんちゃ寺について。ドイツに行くとやんちゃ寺のようなものがたくさんあった。デンマークとドイツは隣同士で教育も似ている。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞（昨年まで県職員だった。児相の仕事などしていた）。ドイツは午前中だけ学校に行く。学科の勉強をするところが学校。それと同様に重視されているのがソーシャルスキル。地域の習い事や所属が選べる。職業や生き方を体得できる。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞学校では認められない自分の力が認められる。フットボール、ヨット、サーカス様々なものが無料で学べる。日本だと学校に一日中いるから自分が計られるのが学校という尺度だけ。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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質問＞政治への関心は？ 答え＞めちゃ高い。 質問＞ソーシャルな学びは、ペタゴーという資格のある人から教わる。全員が主役になる、コミュニケーションを学ぶ。ソーシャルなことは日本では体得できないが。（脱線中） #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞やんちゃ寺。日本は戦後の発展のために均一な労働力を必要とした。しかしもう50年ほど経済発展していない。均一で豊かになる時代はとっくに終わっている。北欧では豊かになるためにクリエイティビティ、基礎の底上げの次は多様性や個性を応援する。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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質問＞教科を教える教員と生きる力を教える教員がいる？ 佐藤氏＞そのとおり！　やんちゃ寺では家庭や物差しで評価されていない自分が、別の体験ができる。たとえば生クリームを上手にしぼれるかなど。自分の能力が開花するかどうか。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞行きづらさを感じる子や居場所のない子がほっとしてくれたらいい。日本は餓死しないし衛生面や医療面は整っているが、年間2万人が自殺、毎日50人。そういうものだと麻痺して生きている。米に昨年行ったとき、日本から飛び出した人は同じことを言ってた。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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×行きづらさ　→　○生きづらさ

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佐藤氏＞「自分は日本で生きていくのは無理だと思った」。精神的に追い詰められやすい、画一的でないとだめ。やんちゃ寺では視野が広がって生きていく価値観が広まればいい。他国から日本にあったらいいものを学びたい。それでデンマークに行った。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞聞いている皆さんに楽しくなってほしい。まずは写真を見てほしい。デンマークの空港。電車への乗り換えが楽（フィリピンは真逆。公共交通もないし、道路ガタガタ）。 質問＞デンマークは楽観的な人が多い？ 佐藤氏＞自分で考える人が多い。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞小さいときから、自分で選べる。今からすることも欲しいものも。自分はどうしたいか考える機会が準備されていて、それが肯定される機会が多い。日本だとスケジュールも決まっていて従う子が優秀とされる。逆で、自分で可能性を見つけていこうという人が多い。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞ヘルシンキで乗り換え。改札はない。ICカードですっと入る。信頼されている。不信によってしばられている社会ではない、信頼されるから能力がより発揮できる。刑務所もオープン。日中は外に働きに行き夜は刑務所に帰る。再犯率は20％。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞日本は再犯率60％、罰を与える。デンマークはなぜ犯罪を犯したか本人と一緒に考えてサポートし、社会に戻れるようにする。信じられているから応えようとする。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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意見＞信頼すると社会コストが下がる。 佐藤氏＞そのとおり。 質問＞福祉が聞きたい。 佐藤氏＞徹底して本人の意思が尊重される。消費税は25％だけど、高齢になっても誰もがちゃんと暮らせる仕組み。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞ベリーなど自然にたくさんなっている。栄養や農業、食べもののこと、生物として持続可能な方法にしようとしている。生活自体を心地よく。 知的障害のある子どもたちの小学校。先生が多いことに驚き。子どもの数より多い。一人ひとりの状況に合わせ教材づくり。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞信じるとコストが下がることと通じる。日本では統一教科書と言うと「独裁国家！？」と驚かれた。3年ごとに、ここまで到達するとは決まっているが、先生が信じられているので、教材づくりもその先生に任されている。子どもの個性が伸ばせる。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞フィリピンでも似ていた。英語力も個人差があったが、個人に合わせた脅威がされる。自分がやりたいことが応援される。独学より学校に行った方が楽しいし味方がいる。全員が注目されて尊重される日々。先生オリジナル教材はネットで共有。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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×脅威　→　○教育

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意見＞学習指導要領が足かせに。 佐藤氏＞不登校は少し前まで特殊扱い。今はもうほとんどの子が学校に行きたくない。学校のあり方をアップデートする時代にある。北欧を考えると個性を応援する環境になるのが打開の方向と思った。 レインボーパレードを見に行った。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞参加者はバリエーションが多彩。30年ぐらい前？からレインボーパレードが行われている。皆が自分の個性を表現している。おじさんがTバックでぷりぷり歩く、日本だと逮捕されそうな、そんな表現ができることが受け入れられている。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ

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佐藤氏＞社会主義的なところ、違いがあることがベースになる。 大人が毎日ビーチに行く。その場でさっと素っ裸になって着替えてリラックスする。 #デンマークに学ぶ子どもの幸せ