科学者と市民のコミュニケーションをめぐって - 水無月さんとネジ川さん

科学者と市民のコミュニケーション(または、リスク・コミュニケーション)をめぐって、水無月さんとネジ川さんが、モノローグのようなダイアローグのような、一連のツイートをしました。
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水無月 @minadukiG

「そもそも答えなど存在せず、抱え続け、痛み続け、考え続けることにこそ意味がある」にも関わらず、最終的には多数決によって「(解決ではなく)「決着させる」」しかないジレンマ。 http://t.co/xHZE8Tkt http://t.co/2asmCEbg トライ&エラーの意義。

2011-11-18 11:47:32
水無月 @minadukiG

@minadukiG ちょっと抜けてた。そうした人文学系からの(つまり倫理的だったり政治的態度を問うような)問題提起が当の科学者(研究者)には、そもそも問題とも受け止められず、単に手続き論として受け止められてしまうこと自体が、分野毎の倫理や政治的態度に根ざしている…この循環。

2011-11-18 11:53:59
水無月 @minadukiG

http://t.co/5OIarTrV http://t.co/S2BwQS39 http://t.co/oh5xXsmT 「(専門家の)シングルボイスを否定」「リスク管理者の責任のもと、科学者、利害関係者、一般市民と協議して決める」この辺の具体論は正直「またか」な感も…。

2011-11-18 12:03:05
水無月 @minadukiG

生命倫理問題では、死生観に関係するというので哲学者のみならず宗教家も発言を求められた。原発に関する、要はエネルギー政策とか、より具体的に「○○原発の再稼動をどうする?」の住民会議に哲学者や宗教家が呼ばれるようになれば、それは確かに進歩だと思う。が、たぶんそれでもまだ足りない…。

2011-11-18 12:09:09
水無月 @minadukiG

http://t.co/6EJVVVwA 【論文が先か、公開が先か ― セシウム土壌汚染のシミュレーション論文…】 ここでの会話はとても興味深い。発言者は恐らく皆(非人文系の)専門家ばかりなのだけど、発言から自然と学者本人の政治性が浮き彫りになっている、という教材に読めるから。

2011-11-18 12:17:42
ryugo hayano @hayano

@miakiza20100906 @TJ_Yasbee 査読完了していない論文をNature Newsが取り上げ,それを見て右往左往する状況からそろそろ脱し,十分に吟味された結果を積み重ねる必要があると考えます.

2011-11-15 21:58:49
水無月 @minadukiG

http://t.co/ePN3Dxk5査読完了していない論文を…を見て右往左往する状況」こそ、大きな目で見れば、市民サイドと科学者・専門家サイドとのコミュニケーションであり、トライ&エラーと捉えることも可能ではないのか。

2011-11-18 12:21:20
水無月 @minadukiG

http://t.co/ePN3Dxk5 「十分に吟味された結果を積み重ねる必要がある」の、「吟味」の主体に住民や市民・国民も加えてくださいよ。除け者にしないで。…ということだと思うんだよね。なぜSPEEDIが公開されなかったか、なぜ避難したい人が未だ移住できないか、の答え。

2011-11-18 12:25:01
水無月 @minadukiG

全部繋がっている。どこが問題かも大体わかってきた。ただ、じゃそれを具体的に打破するにはどういう方法が…? の部分でいつも詰まってしまう。一つの示唆は、昨夜も少し考えたネットかも…とも思ってる。査読の件はツイッターやtogeが舞台だったし、御用Wikiもネット。可能性を秘めてそう。

2011-11-18 12:33:46
水無月 @minadukiG

私の問題設定はシンプルで、たとえば「周辺住民がSPEEDI等の活用によって無用の被曝をせずにすんだ」未来が見えてくれば満足。今はまだダメ。社会が動いているのは感じるけれどまだ十分とは思えない。だから考え続ける。私は闘わない、考える。それが私なりの責任の取り方だと思うから。

2011-11-18 12:40:54
水無月 @minadukiG

@minadukiG (補記)もちろん「右往左往」をコミュニケーションと呼ぶのは乱暴だろう。無駄(犠牲)が大きすぎる。しかし汚染食品の忌避や住民流出を単にディスコミの結果と見ているだけでは次がない。こうした社会の反応(混乱)を、事前に先取りできるルートや方法が求めらる。

2011-11-18 13:43:02
水無月 @minadukiG

http://t.co/HClQ193Xリスク評価の前段階、学者間の自由バトル案」は、事実上市民を観客に加えた公開査読ということになり大いに期待できる。その舞台にネットは有望。もう一歩進めて、そういう「開かれた」学者が「閉じた」同僚より評価されるシステムが揃えば一層良い。

2011-11-18 13:58:07
水無月 @minadukiG

@3zaru だいぶ考えてスッキリしてきたけど時間切れ。呼び出しがすごいことになってきた(汗)。離脱~。

2011-11-18 14:00:55

ネジ川

玉石 @King_Tamaishi

また"科学者"に過大な要求の予感… コミュニケーションが大事じゃない、とは言わない言えないが、理論や実験で思考力のリソースがどこに割かれてるかわかってるかな?言論の人が四六時中表現を探ってるのと同レベルにはいかないよ、凡庸な研究者は。そちらからすれば事実能力欠如と思う。

2011-11-18 11:37:52
玉石 @King_Tamaishi

とりあえず今連続ツイート無理だから、行き当たりばってり時間がとれる時にでやってく。そちらのものは全部読む。

2011-11-18 11:43:21
玉石 @King_Tamaishi

(また笑えてきた。読み込んだわけじゃないけど、全て非科学の人から科学者の狭量に配慮を求める声のように思える。それで解決するなら何十年も前に解決してると思われるんだけど) それで学者が会話的に譲歩して、民間は納得はするけど何もうるものなく終わる、というパターンを妄想。

2011-11-18 11:58:38
玉石 @King_Tamaishi

(今はメンション飛ばさないで考え続ける) 学者からリスク評価の答を引き出すには、それを知りたい側の"技術"は必要。希望は述べていいが、「気持ち」は述べてはいけない(世間話以外は)。前提条件を煮詰める必要あり。普通の会話なら「ずっとこの家に住みたい」から始めてもいい。文意は通じる。

2011-11-18 12:17:16
玉石 @King_Tamaishi

学者にこの言い方、通じない。言ったらそれが最優先の条件とみなされて、最適解模索される。線量高くても住みたい、と解釈される。それ避けるには「これこれの健康被害を避けられる範囲で、家にすみ続けたい」と選択肢の分岐条件提示の必要。じゃあ例えば、毎朝一日30分家じゅうの拭き掃除すれば、

2011-11-18 12:31:20
玉石 @King_Tamaishi

確実に被曝避けて過ごせます、と言われたら、住民どうする?毎日の手間を受け入れるのか。それくらいならむしろ移住する、と言うか。学者の側は、与えられた範囲の最適解を述べるだけ。手間かけられない、の情報がなければ、その解が受け入れられないことすら想像できない。前提が曖昧だから、

2011-11-18 12:34:51
玉石 @King_Tamaishi

学者側からみれば、最適解を出しても出しても、断れる、という事態になる。 いまここまで。

2011-11-18 12:35:49
玉石 @King_Tamaishi

@3zaru ………呼 び 出 し ?  (ここは突っ込まない方が良さそうな予感…)    時間さえ取れれば直接(サルに-_- ;;)返事を書く気になってきました。 でもやはり時間切れ。次回は夜中か明け方か…(3晩目?きつ…)

2011-11-18 14:35:02
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