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ポリコレムーブを「差別」からひも解く

昨今の社会運動では「差別」を問題にするものが多い。しかし、その内容というのは糾弾する側は「明らかだ」というが、糾弾される側には不明確なことがしばしばある。そこで、ちょっとその根源を探ってみたいと思う。
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狸穴猫/松村りか @mamiananeko

こういったネットワークの動きは、東日本大震災後あたりから加速したと思われ、「官民連携」として、主に福祉方面の行政にも深く入り込むことになる。   「市民派」があらゆる「傷つき、困難」を再発見し、アイデンティティ化し、差別と再定義し「反差別」根拠に「支援」を訴える。

2023-07-05 19:43:19
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

さまざまな「傷つき・困難」を材料にした「支援団体」や、支援団体を支援する「中間支援団体」が急増し、「反差別言説」とともに「差別」が開発される。 そして、行政の調査・研究丸投げを用い「メディアネットワークに繋がる、支援団体の中心メンバーを軸にした「有識者」が作り出される。 pic.twitter.com/i5Zg63e08i

2023-07-05 19:52:00
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狸穴猫/松村りか @mamiananeko

メディアネットワークによる「意味付け=世論操作(下図)」と、前述の有識者製造スキームによってできた「有識者」達が官(行政)に入り込むことによって、市民派による提言が政策反映されやすくなっていく。 pic.twitter.com/rpfp0Kjjig

2023-07-05 23:16:25
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狸穴猫/松村りか @mamiananeko

「連帯」に必要な「意味付けの書き換え」と「共感の醸成」が、閉鎖空間内で行われるため「既存の意味付け」に対する批判を、一気呵成に進めることが出来るシステムである。   「感じかた」の押し付けだとの批判に対しても 「そう感じること自体が差別的で意識改革すべき」 となり埒があかない。

2023-07-05 23:57:47
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

このシステムは、多分に情報操作・言論操作的であり、かなり卑怯な手口であるが、なぜそれが正当化されているのだろうと考えるに、昭和の中期に戻らざるを得なくなる。   実はこのスタイルは「学級集団づくり生活指導」における「討議指導」として確立されているものだ。 twitter.com/mamiananeko/st…

2023-07-06 00:10:21
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

問題ではあるが、小集団で情報環境が閉じている限りは、バレにくく効果もあがりやすい。   「教員の指導」によって「正義の世論作り」として「会得」してしまった者がいても不思議はない。 「世論操作で苛烈な排除に追い込み「人格」を発達させる」という指導の影響はないとは言い難い。

2023-07-06 01:01:19
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

このシステムは、メディアが双方向化し、既存メディアの権威が落ちていくと効果は薄くなるが、そこは「大学の知の権威」と、「頻度」で補完し、延命を図っていたというところだろう。 既存メディアには「市民派の規定するやさしさ」が溢れ、それにそぐわない情報は排除されている。

2023-07-06 01:26:23
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

前述の2015年前後の情報環境の大変化により、違和感をもつ人は増えてきている。 しかし、既に「有識者」等として、行政に「市民派」がかなり侵食し、官民協働の名のもとに、市民派の「反差別の論理」が政策へ反映されている部分も少なくない。

2023-07-06 02:25:10
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

そのことの何が問題なのか? 1)公共のものであるはずの「リソース」が、一部の「市民派」に独占されてしまうこと。 2)「反差別」の名のもとに「リソース要求」が際限なく大きくなること。 3)「市民派」が無視する問題が不可視化されやすくなること。 があげられるだろう。

2023-07-06 02:33:49
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

これらは、ときとして「非市民派」への言論統制的な動きとして顕れる。標的になった者がたまったものではないのは言うまでもないが、社会全般に関与する。   根幹は「独占状態」であろう。   「市民派による独占」は「社会の底上げに寄与しないorマイナスに働く活動」を無制限に増大させる。

2023-07-07 17:07:39
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

既存メディアと市民派のコラボレーションにより、マンガ・アニメ・萌え絵などの「表現」にケチがつくことは記憶に新しいだろうが、言論を含めるともっと前からあっただろう。   加速していったのは1980年頃のように思う。

2023-07-07 17:25:21
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

・1980年台  差別用語狩り、軍歌・戦時歌謡狩り、理系叩き、マザコン叩き ・1990年台 + オタク叩き、マンガ・アニメ叩き ・2000年台  + ネトウヨ叩き ・2010年~ + 萌え絵叩き Vtuber叩き 男叩き 「マザコン少年の末路 上野千鶴子」の初版は1980年台だった。 amzn.to/3pvhgDf

2023-07-07 17:46:40
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

産業への影響が、露わになってきたのはごく最近であろう。    アツギタイツ広告騒動(2020) 戸上梨香騒動(2021) 温泉むすめ騒動(2021) pic.twitter.com/VYXVijFqvX

2023-07-07 18:11:18
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狸穴猫/松村りか @mamiananeko

市民派のクレームのスタイルは 『己の無知と罪業を自覚せよ→アップデートせよ』 で、ほぼ一貫しており。   「新日本指向」から「市民派」に看板を掛け変えてもなんら変わっていない。

2023-07-07 18:20:43
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

「新日本指向→市民派」の彼らは「グローバル」が大好きである。   「新日本指向」でありつつ、「新日本」への脱皮をしそこなった彼らは「世界」をその拠り所としようとしたのかもしれない。 「彼らの思う旧日本の悪」vs「世界の正義」 という構図がつくりやすかったからであろう。

2023-07-07 23:02:16
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

この動きについては、1960年台半ばに遡らなくてはならない。   国内の高度成長を横目に「保守的権力」を否定するには、海外の「保守的強権」と見える勢力に、日本を投影するのは、実に都合がよかったともいえる。

2023-07-07 23:31:11
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

本邦の「革新勢力(=新日本指向の人達)」と、その周辺メディアは、韓国の朴正熙政権を「反民主的」な「差別的悪」とみなす論調を多く打ち出す。 美濃部都政や、岩波書店の雑誌「世界」は、そういった論調を広める中核的な役割をはたしたであろう。   twitter.com/mamiananeko/st…

2023-07-07 23:41:29
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

美濃部亮吉:1967年(昭和42年):東京都知事選挙に社会党・共産党推薦で立候補、当選 1971年には平壌を訪問し、北朝鮮首相金日成とも会談した。現職都道府県知事として唯一(~79年)。   安江良介はそのブレーンであった。   Wikiだけでもおなかいっぱいよ。 ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E…

2023-05-02 14:07:32
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

だが、こういった動きは、停戦中ではあったものの戦争中の、韓国-北朝鮮、それぞれの「統一」の動きに、日本人及び、在日韓国・朝鮮人を巻き込むことにもなった。 どこからどこまでが「工作」か分からぬまま「人権」「民主化」「国際協調」といった掛け声だけが響く状況であった。

2023-07-08 00:09:37
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

1973年に日教組が訪朝報告「発展するチョソンと教育」を出している。   ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300… amzn.to/46PJ6ee こういった「革新勢力」の親北的な動きの延長線上に拉致問題や慰安婦問題などが、長年にわたって拗れていった側面はあるだろう。

2023-07-08 00:38:28
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

「拉致問題」は、北朝鮮の工作であったが、その実在について革新勢力は長年否定してきた。 「慰安婦問題」についても、革新勢力が、韓国の団体と連帯し、日本政府の責任を追及してきたが、現在、それ自体北朝鮮の工作であった可能性が否定できない状況だ。

2023-07-08 00:47:15
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

慰安婦関連の支援団体を「救済すべし」といった論調で支えてきたのが、親北韓国基督教勢力と繋がる本邦キリスト教団体であり、その「被害者の語り」を中心に据えるスタンスは、その後のフェミニズム、市民派の動きにも影響を与えたであろう。

2023-07-08 00:53:31
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

不安定な朝鮮半島の動きに、本邦の「新日本指向の勢力(≒革新勢力)が自ら巻き込まれていったことは、後に「市民派」が「グローバル=善」といった方向に流れるひとつの要素になっていったのだろう。

2023-07-08 01:08:04
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

外部に「世界」を拡げ、その中の「discrimination」を本邦の「不快な像」に投影して糾弾する連帯を作ることで「市民派」たりうるという、アーティスティックな世界観ともいえる。   彼らは「ソーシャルアーティスト」なのだ。 twitter.com/mamiananeko/st…

2023-07-08 01:27:30
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

またヤバイ図ができてしまった。   左派リベラル市民様と右リベラル市民様、どっちも同じなんだよなあ…。 案外単純な「承認カースト」。   ソーシャルアーティスト自認と、承認の陶酔を感じられるポジションが確保できりゃ、右でも左でもいいんですよね。 pic.twitter.com/3xhHcCTwse

2023-07-05 00:22:39
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

ここは「教育」にその原因を見ることが出来るだろう。 戦後の日本の教育は、日教組の教組教研運動の影響が強かったが、こと生活指導面に関して 1)「個性の発揮」「自己表現」 2)「集団化(連帯・団結)」 という二群の半ば矛盾する要求を子どもにつきつけてきた。

2023-07-08 02:00:48
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

これを、うっかり真に受けてしまうと、自己を肥大化させた「ソーシャルアート」の世界のヒエラルキーの中で地位を確立していくことが目的となってしまいかねない。 初期は「日教組」側の要求であったが、中曽根臨教審あたりからは政府方針にこういった指向がとりこまれ「ゆとり教育」となっていく。

2023-07-08 02:11:23
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