攻撃衝動の集団的組織化とネルフ・ゼーレ・戦略自衛隊-バタイユ的解釈-
- Abraxas_Aeon
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@Abraxas_Aeon 歯磨しながら結局全部見ちゃった。 昨日読んだ三国志にも白川静の話がちょこっと出てきたのもあってw
2010-05-20 22:56:27@MUMUMU4yyk ああ、そうなんですか。これは失礼しました。じゃあ、書いておきますので明日にでもどうぞw。人肉嗜食・聖体拝領と使徒捕食・生命の実入手みたいな。
2010-05-20 23:08:05読みてぇええw と悶えながら寝ます。RT @Abraxas_Aeon: @MUMUMU4yyk ああ、そうなんですか。これは失礼しました。じゃあ、書いておきますので明日にでもどうぞw。人肉嗜食・聖体拝領と使徒捕食・生命の実入手みたいな。
2010-05-20 23:12:12犠牲の儀式の中に人肉嗜食(カンニバリズム)がある。我々にはそんな経験をついぞ持ったことなどないだろうが、古代社会の生活においては、人肉嗜食の禁止と禁止解除との交替が実際に提示されている。あらゆる儀式において人肉を食うという違犯が起こったことがかつてはあったのだ。
2010-05-21 00:29:46犠牲に続く聖体拝領の食事。ここにおいて食われた人肉は、そのとき「聖なるもの」と見做される。これは禁止を知らない動物的な段階へ、即ち原始的なものへと回帰するということとは大きな違いがある。「無関心な動物が渇望するような対象には、人間の欲望はもはや向けられない」『エロティシズム』
2010-05-21 00:30:11対象は「禁止」であり、聖なるものであって、この対象を欲望の的たらしめるのは、他ならぬ対象の上にのしかかっている禁止なのだ。聖なる人肉嗜食は、欲望を作り出す禁止の基本的な例であろう。禁止が肉に風味を添えるのではないが、「敬虔な」人肉嗜食者が肉を食うのは、ひとえに禁止の為だ。『エロ』
2010-05-21 00:30:40エヴァの場合、使徒を食ってそのS2機関(生命の実)を自ら取り込むというのが、この人肉嗜食的犠牲の儀式→聖体拝領に該当するだろう。禁止についてはキール・ローレンツらゼーレ(委員会)の台詞において明らかである。「神を作ってはいかん」など。
2010-05-21 00:31:04ゲンドウ・冬月が、初号機暴走に全く動じないのは、初号機暴走のメカニズムで明かしたことからも分かるだろう。太母元型周辺に碇シンジの恐怖が投影されることでその元型が役割を担うことを知っているとしか言いようがない。この太母元型イメージに捕食する母の像がある(たとえば『バール叙事詩』)。
2010-05-21 00:31:56「はじまったな」「ああ、全てはこれからだ」というゲンドウ・冬月らには、そのメカニズムを知っているといえる。多少行き当たりばったり感が否めないけれども、「何れはそうなる時が来る→キターッ!」という具合であろう。この時彼らはゼーレの禁止に対する違犯の魅力を堪能していたと言えるだろう。
2010-05-21 00:32:39@akitter1985 その通りだとしか言いようがないですねw。私の見方じゃ補完計画とか「計画ならざる計画」ですもんw。バタイユ的にもw。
2010-05-21 00:48:08人食肉アミン大統領なんて最近の方ですものね。RT @Abraxas_Aeon: 犠牲の儀式の中に人肉嗜食(カンニバリズム)がある。我々にはそんな経験をついぞ持ったことなどないだろうが、古代社会の生活においては、人肉嗜食の禁止と禁止解除との交替が実際に提示されている。
2010-05-21 00:31:55でもカリバニズム(食肉)は、異常性欲による犯罪でもわりと見受けられる事例ですね。RT @Abraxas_Aeon: @MinakoTYO アミン大統領ですか。彼はニックネームだけで菜食主義者だった気がしますが・・・。
2010-05-21 00:40:54@MinakoTYO ああ、なるほど。ネクロフィラスな倒錯の中にネクロファギアがありますがそれもですかね。今扱ってるネタでも、庵野秀明が肉嫌い(と言っても彼の場合菜食主義じゃなくただの偏食ですが)にもかかわらずエヴァであのような捕食行為の描写を書いたのは、倒錯・違犯的ですね。
2010-05-21 00:46:43ネクロフィリア、屍体性愛といった異常性愛が伴う犯罪は過去に幾多もあり、たしかデータベースも公開されていたと思います。人類の不可思議さともあいまる部分です。RT @Abraxas_Aeon: @MinakoTYO ああ、なるほど。ネクロフィラスな倒錯の中にネクロファギアがあります
2010-05-21 00:50:58