ナチス入門本『検証 ナチスは良いこともしたのか？』が売れる

あさり固め @athalisawali

小野寺拓也　田野大輔『検証ナチスは「良いこと」もしたのか？』 単純に「良いこと」言説への反論というより、さらに深くその歴史的経緯や背景とナチによる政策の目的とその影響と、かなりわかりやすく順序立てて説明されていてとても良かったです。

あさり固め @athalisawali

背景と目的と実態とで論じることでより全体像が明確に掴めるというのは明らかだなと思ったけど、やっぱりその「良いこと」言説のように一部分だけ抜き取ったものを提示されたりどこかで拾ったりなんてしたら自分も引っかかる可能性は十分あるんだって戒め的にも考えさせられたね。

Kawase Takaya @t_kawase

小野寺拓也・田野大輔『ナチスは「良いこと」もしたのか？』（岩波ブックレット）読了。最初、2段組で怯んだが、読みやすい文章でサクサク読めた。結局ナチスの「発明品」は、「すでに行われていたこと、他人がやろうとしたことを横から奪って「我々の業績です」と宣伝すること」だけだったか…。

梁井朗 @北海道美術ネット別館 @akira_yanai

『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか？』(小野寺拓也、田野大輔著、岩波ブックレット)、厚くなく、一気に読めた。アウトバーン建設は失業対策にも軍用にもならず、経済回復は軍需や占領地収奪のおかげ、子育て政策は効果無し…と、俗説をきっちり退ける。歴史を全体から見ることの大切さがわかる。