海外ミステリの読ませ方は夜中に徹夜で語り合おう

芦辺　拓 @ashibetaku

あの挫折は時代劇作りに悪い結果をもたらしたと思います。結局昔のままでいいのだと。RT @osldb: そんなファンタジー色を払拭し、史実に近い黄門像を目指した石坂浩二がどんな目にあったのか、みんなもう忘れてしまたのだろうか・・・。

Schün Ngash @Schunag

@orora3gou ありがとうございます。各版元の努力もあって、去年今年と稀に見る豊作が続いています。来月にはランキングが出揃いますが、翻訳ミステリは何らかのかたちで名前が挙がった作品全てが読むに値する傑作だと思いますので、楽しんでいただけるとうれしいです。

小石 @hinococo515

面白いものが勝手に売れるのなら、売るための戦略は必要ないわけで・・・。

酒井貞道 @haikairojin

「本に選ばれない」の真意がようやく見えて来た。なるほど確かに選ばれないな。ニュアンス的には「そんなんだから彼女できないんだよ」的な指摘だったわけね。

酒井貞道 @haikairojin

まあそれも大きなお世話ではあるが、少なくとも選民思想ではないな。

酒井貞道 @haikairojin

こちらとしては「そこまで善意に解釈する義理も文脈もなかった」と思うし、向こうは「そこまで悪意に解釈される事情も文脈もなかった」と言うところでしょう。この種のボタンの掛け違いは、古野まほろの宣言をどう取るかで以前やり合ったのと同じですね。

千澤のり子 @noriko_c

朝徘徊老人さんが言ってたのはこれだったのかあ。ログがいっぱいあって、短時間では読めない。気になったのは、「読ませ方」という言葉。誰かに読ませたいなあと思うのは心の中だけのがいいと思う。

千澤のり子 @noriko_c

あ、それからログの中で、確か安易に叙述トリックを用いる（言葉は違う）とあったけど、安易に用いれるものじゃないですよ、叙述トリックって。いえ、叙述トリックに限らず、他のトリックもそうだと思うけど。

芦辺　拓 @ashibetaku

翻訳ミステリ談議からの連想。評論家Ｓ氏と作家Ｏ氏が、乱歩の『探偵小説の謎』のような本で大量のトリックをばらされ、「おかげで山のようにある本格ミステリを読まずにすんだ」と語っている点。義務的な通過儀礼みたいで、実におかしな話。海外作品を読んでもらわねばという声にそうした口吻はないか

里見 哲朗 @satomit

それにしても「読ませ方」ってのはどうにも高慢な響きだね。

千澤のり子 @noriko_c

なんか変だなと思ったら、新しいログから読んでた。

杉江松恋＠新刊『お先にどうぞ、博麗霊夢』『博麗霊夢、待ってました』委託販売中 @from41tohomania

すべての読者に同じ通過儀礼を強いる態度は教養主義にあらず悪しき古典偏重主義であるとして、10日の鼎談では批判しました。 RT @ashibetaku: //義務的な通過儀礼みたいで、実におかしな話。海外作品を読んでもらわねばという声にそうした口吻はないか

芦辺　拓 @ashibetaku

@from41tohomania そこが最大の懸念材料でした。

千澤のり子 @noriko_c

海外物を読まない、あるいはほとんど読んだことのない本格好きの方にオススメといったら、ハル・ホワイト『ディーン牧師の事件簿』かなあ。短篇集の１話目から、遺産相続絡みのお話で、足跡のない殺人事件が勃発する。長編にしてもらいたかったという欲が残るほど。

杉江松恋＠新刊『お先にどうぞ、博麗霊夢』『博麗霊夢、待ってました』委託販売中 @from41tohomania

鼎談で申し上げたのは、知的好奇心が疼いたら、そこから歴史を遡っていくと良いという提案でした。おそらくそこからの再読は一度目よりも楽しいものになる。だから本の評価は初読で焦って決めないほうがいい。

杉江松恋＠新刊『お先にどうぞ、博麗霊夢』『博麗霊夢、待ってました』委託販売中 @from41tohomania

ご心配はもっともです。かつての自分もそういう嫌なマニアであったかもしれないという反省から、古典主義の押し売りは厳に戒みべきと考えています。 RT @ashibetaku: そこが最大の懸念材料でした。

芦辺　拓 @ashibetaku

僕の時代劇その他に関するツイートが海外ミステリ関連でトゥギャられて驚いたが、海外作品になじみがなくなった理由に映像的インプットが乏しくなったことがあるのでは。「西部の町」とか「ルイ王朝の宮廷」「摩天楼内の探偵事務所」などの文字からイメージが浮かぶのは、むしろ僕らより上の世代では。

岩 @pendulary

例の海外ミステリまとめちょっと読んでみたけど、論点が広すぎたり飛びすぎたりで流れが全然把握出来ない

岩 @pendulary

真に尊敬すべきは面白い本ばかりを捜しあてる人よりも、十冊読んで九冊までつまらなくても読むのをやめない人だなー、と

杉江松恋＠新刊『お先にどうぞ、博麗霊夢』『博麗霊夢、待ってました』委託販売中 @from41tohomania

古野まほろ宣言がどういうものだったか忘却の彼方ですが、そこまで深いやりとりがされていたわけではなかった、という点はその通りだと思います。 RT @haikairojin: こちらとしては「そこまで善意に解釈する義理も文脈もなかった」と思うし//

a @tjtjpmgja2569

国内ミステリしか読まない人に海外ミステリに興味を持ってもらうにも、国内ミステリファンにも宮部みゆき好きだが森博嗣が嫌いとか、その逆とか色々な人がいるわけで、それらを十把一絡にして国内ミステリファンとするのも無茶かも。相手の姿があまりにも想定出来ない。

杉江松恋＠新刊『お先にどうぞ、博麗霊夢』『博麗霊夢、待ってました』委託販売中 @from41tohomania

あ、というか酒井氏のツイートの対象は私じゃないか。横から口を挟んでややこしくしてしまっていたらごめんなさい。

TUTU @kamigatadays

読ませる、という言い方が端的にあまり好意的に受け止められないなあ。

あびこ @sukiyapotes

さっきの一連の『面白い本は売れる』に対する反論は、昨日からの「海外ミステリはどうして売れないか」という話から出てきたもので、「バクマン」とは直接関係はないのです。普段用いられる一般的な物言いに対しての反論です。

TUTU @kamigatadays

海外ミステリの話を読んでて、「デス・アーティスト」って本が面白かったことを思い出した。検索してみたら、ジョナサン・サントロファー、２冊目訳されてんじゃん。読まなきゃ！