- jinmenkutsu
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そう言えばヤンマガの一件で気になったんだけど、ラノベって割と出版社の都合(売れてないから)で続刊が出ない時や打ち切りになった時って出版権やら著作権ってどう言う扱いになるんかね?? 既刊分は無理にしても、打ち切りになったのなら続巻を自費出版で出すことってできるんかね??
2023-07-25 10:45:25契約解除はできる
作品単位で出版契約を結んでるし自動更新なので、打ち切りになったとしても契約は残ります。 で、何かの拍子で人気が再燃した場合は続編が急遽決まったりするんで、基本的に同人誌でも続きを出すのは難しいです。 話し合いでうまく合意を取れれば別だ思いますけど、基本的契約解消になるかなぁ? twitter.com/dn_kanata/stat…
2023-07-25 11:29:16漫画や表現全般、MANZEMI各講座・春由舎の本の情報をつぶやきます。 書籍:パースがわかる本 amzn.to/2Gvdtds 構図がわかる本 amzn.to/2DZ3nn2 MANZEMI電子書籍版 amzn.to/3uFzxfI
出版契約に一部、誤解があるようなので。 出版契約は自動更新条項があるため、事前に通告するのを忘れたために、三年なりの期間、解約ができないと思ってる作家は多いですが。 三年間重版がかかっていない作品は、出版社側に出版継続の意思がないとみなされ、契約期間中でも破棄できます。 twitter.com/deldelphin956/…
2023-07-25 12:04:02これは、出版社側には都合が悪いので、あまり周知されていませんが。 打ち切られた作品に重版は稀ですので、今後もその出版社と円満な関係を継続したいので、満期まで待つという選択はありますが。契約打ち切りは作家の認められた権利です。 日本は著作者人格権が、かなり強く認められています。
2023-07-25 12:04:03契約よりも実態を、裁判所は重視するようです。 何十年も別居しているのに、片方が意固地になって離婚届に判を押さない場合、結婚生活が破綻していると見なされ、双方の同意がなくても離婚が成立するのと、少し似ていますかね。 いずれにしろ、知財関係に詳しい弁護士に相談するのがベストです。
2023-07-25 12:04:04@MANZEMI_bot ほへぇ…… なるほど、打ち切りであることが明確であるもしくは重版の実態がなければ出版権やらは取り戻せそうですね…… その代わり出版業界で新作出すのは難しくなりそうですが……
2023-07-25 12:37:45@dn_kanata 売れてない作品の契約打ち切り程度で、業界が一致して干すような話にはならないかと。 逆に売れてる作品なら、強引な一方的な打ち切りでも、ウチで出させてくださいと願う出版社の例は、多数あります。 最悪、自分で本を出せる状況が、AmazonやDMMなどで整ってるので、干されても対応可能かと。
2023-07-25 13:04:42@MANZEMI_bot なるほど_φ(・_・ 他社でも不義理を働くと嫌われるのかなって思ったけど、存外そうでもないんですね…(余裕がないだけ?) ただやっぱりコレを知ってる、あるいは弁護士なり裁判なりする作家さんは少なそうですね……
2023-07-25 13:10:55…そうなんだ… コレってコチラの一方的破棄ができるって事かな…? オイラも今、自動更新条項のある作品の契約解除進めているけど、一応甲乙双方の合意の上で解除かと思っていたんで、先方には連絡しているけどな…(゜.゜) twitter.com/MANZEMI_bot/st…
2023-07-25 12:44:15今後のことを考え、筋を通しておくのは大事かと。 ただ慣例として「実体のない契約は無効」は編集者でも知らない人間は多いです。 また、著作権法に違反した契約は、基本無効です。 出版トラブルに巻き込まれた受講生も何人かおり、知財関係に詳しい弁護士を紹介し、何度か解決に至りました。 twitter.com/TamayaKatsuki/…
2023-07-25 13:15:28出版権はあくまで「著作権者が出版社を指定する権利」なわけで、出版社に帰属された権利というわけではないのですが、この辺り混乱した方が多いのでしょうか(出版社に権利を帰属するべきか否かはまた別の話ですが) twitter.com/manzemi_bot/st…
2023-07-26 12:09:43出版権廃絶請求権 広い意味で著作者人格権に含めることはあるね。 著作権法上は第18条から第20条までが著作者人格権の定義、加えて第113条11項の著作者の名誉又は声望を害する行為のみなし侵害を名誉声望保持権と呼び含める場合もある。 wikiが著作者人格権に含めているけど法律上の位置づけにあらず twitter.com/MANZEMI_bot/st…
2023-07-25 14:46:19実際に契約解除した話
Kyoichi Nanatsuki。漫画原作家。東京工芸大学芸術学部マンガ学科にて「マンガ原作論」を担当。「サンデーうぇぶり」にて「ツキモノガカリ」。「ヤングガンガン」にて「牙の旅商人」。「チャンピオンRED」にて「8マンVSサイボーグ009」。
ちなみに、私は某出版社と何年も動きがない上に電子書籍化もされない作品について、出版社の偉い人と話し合って仁義を通した上でこんな書類を送って出版契約を解除しました。その後自分で電子書籍化と海外版出版の契約を取り付けました。興味のある方はご査収ください。 pic.twitter.com/g8WoTyQscG twitter.com/MANZEMI_bot/st…
2023-07-25 23:26:48誤解なきように補足しておくとこの出版契約解除は円満に進められたもので、この通知書も出版社の偉い人に「自分は事情を承知しているから問題ないけど、会社的にはそういう書類が記録として残っている方がトラブルがないから」と勧められて作成したものです。 twitter.com/JULY_MIRROR/st…
2023-07-26 12:50:02そいでもって平井和正先生のご家族と、桑田二郎先生のご家族と、別の職業に就かれて引っ越されていた鷹氏隆之先生に連絡をとって、元の出版社との契約解除と電子書籍化とフランス語版出版の4人分の手続きを進める大事業になった『8マン・インフィニティ』をどうぞよろしくお願い致します。【宣伝】 pic.twitter.com/wpzishpwO4
2023-07-26 13:39:10この手続きの時には桑田二郎先生のご家族にコンタクトを取るのにウルフガイ・ドットコムの本城さんに大変お世話になり、それが後々『8マンVSサイボーグ009』の企画をスムーズに進めるのにも役に立ったのでした。 pic.twitter.com/TFFtsPXNVa
2023-07-26 13:49:52