ドラゴンのいる世界の風景
![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
人類の最初の繁栄がもたらされた間氷期…別の世界から大挙して「跳躍」し押し寄せた野生の竜の群によって、古代の帝国は次々と滅びた…しかし…再び氷河が侵攻を開始するのを悟った竜たちは…元来た世界…あるいはまだ見ぬ新たな世界…いずこかへ跳躍して去った。
2011-11-30 13:46:11![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
弟子「やはり大地が球であることは注釈しておいた方が」魔道士「ばかな、自明に決まっとるし!」 RT @RASENJIN: @alkali_acid 現代の賢者たち「地球ってなんだろう……」
2011-11-30 13:50:31![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
説得力が違いますね。よく見ると不自然なんだけど!翼とか!でもかっこいい!RT @poju2H: @alkali_acid ですね(゚∀゚) 恐竜発見後にドラゴンは急速に今のドラゴンらしくなってきますね。
2011-11-30 14:12:11![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
え、なんかモサモサしてるし、キモい。RT @RASENJIN: @alkali_acid 絶滅哺乳類や恐竜以前の爬虫類、両生類のマイナーさに目が眩みます。かっこいいのに。
2011-11-30 14:11:27![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
逆に美意識がそっちに振れるかも知れません RT @alkali_acid: ぶっちゃけ埋まってたのが大きな芋虫とかだったら、ここまで古生物学に人気でなかったろ…
2011-11-30 14:12:36![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
えー、古代昆虫とか、カンブリア生物群とか人気ないじゃーん。RT @SINTAKE: 逆に美意識がそっちに振れるかも知れません RT @alkali_acid: ぶっちゃけ埋まってたのが大きな芋虫とかだったら、ここまで古生物学に人気でなかったろ…
2011-11-30 14:14:22![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
あ、イグアナじゃないですか。この放熱帆どこの博物学者がつけたんですできがいいですね。RT @RASENJIN: @alkali_acid 「まあそう言わず」http://t.co/c77GBuJx
2011-11-30 14:18:29![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
で竜に戻る。巨体を持ち、飛翔し、遠隔範囲攻撃が可能で、総じて知能も高く、長寿ゆえに人を上回る知識を有する。世界全体の上位存在。神が世界を作ったとするならば、それは竜を中心として設計されただろう。
2011-11-30 14:12:49![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
巨体ゆえに少なからぬ餌を必要とする。飛翔能力により行動範囲は広い。いきおい、酪農よりも狩猟を中心とした生活の方を好むと思われる。食性は明らかに雑食あるいは肉食。鳥が体重以上の餌を消費するように、竜もまた体重以上に食べる必要がありそうだ。小物をついばむより大物を狩るだろう。
2011-11-30 14:17:15![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
つまり、世界には竜の食性を満たす大型獣が必要になる。狩られる側であることを鑑みるに、これは草食であろうと考えられる。例えば象や、あるいは鯨のようなものか。
2011-11-30 14:19:28![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
あるいはもう一つの可能性として、竜は経口摂取に拠らず、例えば魔法的な力を吸収することで体を維持するのかも知れない。竜の棲む山が大抵禿げ山であったり火山であったりすることの説明が付く:つまり周囲の精霊力を吸い取って森を枯らし、あるいは地の底から大きな力を汲み上げるのだ。
2011-11-30 14:22:05![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
竜が魔法的な存在なのだとして、地から魔素を吸い上げ燃焼し撒き散らしながら生きるのだとする。飛翔する竜は魔素の蓄積されたエリアを餌場として魔力を喰らい、これを広範囲に振り撒く。魔力の偏りを平準化する作用を果たす存在。
2011-11-30 14:27:35![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
魔力が偏ると何が生じるのか。たとえば火山がそれなのだとして、つまり自然の状態を歪め地に強い作用を生じせしめる。火山であり地震であり、あるいは竜巻であり。そういう大いなる災厄を分散し小規模に抑えるのが竜の役割。
2011-11-30 14:30:16![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
竜の存在により、この地はどうにか平衡を保っている。竜が絶えれば容易く崩壊してしまう、危ういバランスの世界。太古よりその身に歪みを引き受け、世界を守護してきた古竜の身は、しかし限界に近付きつつあった。死期を悟った老竜は、
2011-11-30 14:37:48![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
……まで書いたけどそう言えばこういう存在であるところの竜ってどういう思考形態を持つんだろう。世界と我が身を同一視するような感じだろうか。だとすれば我が身の上に生きとし生けるものも我が身の一部に過ぎず、世界の寿命から彼らを救うとかいうような話にはならんよな。
2011-11-30 14:40:35