例のプリキュアの個人感想まとめ

るびぎる @RubyGillis

「プリキュアを冠しているがプリキュアではない異色作。好みはあるが面白かった」 これで良いんじゃないの？　 オチを無視したり、既存のプリキュアを捻じ曲げて無理に当て込んでまで「紛れもなくプリキュアだった」と強弁するのは、それこそプリキュアブランドに固執して変化を拒絶する姿勢だと思う

るびぎる @RubyGillis

「これはまさしくプリキュアだった」「明らかにプリキュアだった」と断言してる感想も、揃えたかのように ・オチは無視する ・「まぁあのオチは、まぁうん」で言葉を濁す のどちらか。 プリキュアだと感じた部分が否定されるオチだったんだから、プリキュアではない。潔く直視するしかないと思う

るびぎる @RubyGillis

例のステージ、日曜に配信があるので覚悟ある人は見て欲しい。どうも論点がボヤケてる感がある 問題になってるのは 「多くの人がプリキュアらしいと感じる夢や希望や、変身などのキラキラしたことが否定されて終わる」 こと プリキュアらしいと感じた点が否定されたなら、つまりはプリキュアではない

るびぎる @RubyGillis

私のお気持ちや「ターゲット層の違い」「大人向けだから」等々は関係なくて、 プリキュアだと感じた人が、プリキュアだと感じた点が否定されたんだからプリキュアではないよね という、単純な構造になってる どんでん返しとしてはとても上手い。

るびぎる @RubyGillis

「極道！プリキュア」が作られたとする。 ユニの感じではなく、極道コメディの派生で「汚れちまった俺達だが、カタギの夢を邪魔するのは許せねえ」と変身して悪徳政治家を倒すとか これがプリキュアかはお気持ちや議論の余地があるにはある。 夢や希望にらしさを見るなら肩書は気にしない人もいるはず

るびぎる @RubyGillis

今回のステージはそういう問題ではない。プリキュアらしいと感じた所を否定してきている。 繰り返すけど、私のお気持ちでもターゲット層の問題でもなくて、作品として自己完結した否定を含んでる 逆に言うなら、これを「プリキュアだ」と評されて、脚本担当は納得するんだろうか…？

るびぎる @RubyGillis

まどマギを（さやかさんの死亡辺りまで）見た人が、「夢や希望が描かれていて、まさに私が知ってる魔法少女ものだった」と評されたら、制作陣は頭を抱えると思うんだけどな 「プリキュアらしさを否定したから、破壊と創造のプリキュアらしい」は言えなくもないけど（私は反論するが）それ以前に見える

るびぎる @RubyGillis

ファンの人は納得しないだろうけど、あれに対して「これはプリキュアではない」は、最大限の賛辞の一つだと思うよ ステージで描いたことを「プリキュアらしい」と受信した上で、どんでん返しに向き合ってるんだから。

るびぎる @RubyGillis

配信 11月5日（日）12時または17時から marv.jp/special/precur… ストーリーは、ハグプリをマイルドにしたと思えば大体はあう。 プリキュアではお馴染みのテーマを扱ってる（着地点は手加減されてる）ので、男子等の先入観を横に置けば分かりやすく楽しめると思う

るびぎる @RubyGillis

軽く見どころを紹介すると、まず最初の変身から説明のくだりはまさにプリキュア感ある。 アニメを真似した劣化コピーではなく、生身の人間がその場で演じている舞台ならではに昇華していてとても楽しい 不思議パワーは現実にはないから人力でやる。これをデメリットからメリットに変換してて感動した

るびぎる @RubyGillis

5人集合時の変身シーンも際立って良かった。 特にカグラ（和風の緑）。周りのダンサーがバッバッと和傘を展開し、「次のプリキュアの変身バンクが始まった」の切り替えが心地よく分かり、爽快感や躍動感が気持ちよかった このあたり予想より遥かに良くて、理屈抜きでも理屈込みでも楽しめると思う

るびぎる @RubyGillis

一部で誤解があるようですが、私は男子を理由に「プリキュアではない」とは思いません これを「プリキュアだ」と感じた人は、希望を語り、ひたむきに夢に向かい、見ごたえある美しい変身や諦めない心、キラキラした彼らの活躍に感動したからかと思います。 私もそれらがプリキュア的なのは否定しませ

るびぎる @RubyGillis

ん。途中まで確かにプリキュアだと素直に感じていました ところが最後のオチで、夢や希望やキラキラは黒幕の野望の道具にされ、彼らは利用されていたと分かります。 「プリキュアだ」と感じたポイントが「実は茶番でした」とどんでん返しされたなら、私は「プリキュアではない」としか判断できません

るびぎる @RubyGillis

男子とか何とかややこしい話ではなくて、一番の論点は 「妖精がキュゥべえで、希望を食い物にされて解決しないまま、利用されて終わってもプリキュアなのか」 でしかないよ

るびぎる @RubyGillis

ファンの方にはとても申し訳ないし、演者や演出の皆様の問題ではなく、「プリキュア」でなければ絶賛できたと思うのだけど、これが「プリキュア」を名乗っている以上は、語らせて欲しい。 これはプリキュアではない。 プリキュアファンは絶対に見るな。見るなら覚悟を決めて見ないとダメだ。

るびぎる @RubyGillis

繰り返すが、演者や演出の方々やこの舞台を作り上げた皆様は悪くない。 舞台は素晴らしかったし、何がプリキュア的に問題なのか分からないと思う。 それを指摘すべき鷲尾天が仕事をしていない。

るびぎる @RubyGillis

おそらく「男子オンリー」ではなく、「初の2時間枠の完全オリジナルプリキュア」がネックになってる。 プリキュアは30分一区切り、映画の70分、年間の約50話構成が基本なので、2時間で始まって終わるノウハウがない。 だからなのか、最初の30分ぐらい（一人目の変身）までは、確かにプリキュアだった

るびぎる @RubyGillis

テーマは「個性と悪平等」。どこまでが狙ったものかは分からないけど、メタ的に考えるところもあり、どうプリキュア的に着地するんだろうとか、「プリキュアかどうか、面白いところをついてるな」と良い意味でドキドキして観れた ただオチがどうにもならない。あれで「プリキュアではない」と確信した

るびぎる @RubyGillis

例えると、黒幕はコメコメ。フェンネルをそそのかして悪さをさせ、プリキュアを使って倒し、ほかほかハートを集めさせた。用済のフェンネルは裏で抹殺。最後に「これで野望に一歩近づいたコメ」とほくそえんで幕。 プリキュアはこれらを知らず救った気のまま終わる。要は知らずに敵の手先になっている

るびぎる @RubyGillis

次回作への引きとしては分かる。 くどく繰り返すけど、演者さん達は悪くない。 ただ「プリキュアが問題を解決せず、プリキュア自体が悪の道具で、知らずにとはいえ敵に協力している」のは大問題だろう

るびぎる @RubyGillis

バックダンサー（という表現は失礼かもしれないけど、個性や悪平等をテーマにしていたので、この表現を使います）を活かした演出は目から鱗で、素直に称賛したい。 シュプリームの似非変身バンクとは違いが出て、「そうか、確かにこれならプリキュアだ」と感じた

るびぎる @RubyGillis

変身の際に、脈絡なくダンサーが現れて一緒に踊るんだけど、衣装を着替える手伝いをすると共に、「1人ではない」感が出ていた。もちろん演出としても面白くて楽しい。 リアルだと不思議パワーを使えないのを逆手にとり、制限をプリキュアらしさに昇華していた

るびぎる @RubyGillis

最初の戦闘はマイケル・ジャクソン方式。踊るとなぜか敵も一緒に踊りだし、踊り終わると爆裂する。 敵も一緒に踊り出すのは、「光のダンスで絶望に染まった人を救う（こちらのダンスに染める）」テーマにあっていて、とても良かったと思う。

るびぎる @RubyGillis

プリキュアが、対話をバトルに置き換えて表現しているように、ぼくプリでは対話（バトル）をダンスに置き換えるのか、と納得した ただその後は普通にバトルになってしまった。そういう感じかーと思っていたら、最後はバトルでは勝てない相手をダンスで「説得」する展開になり、上手いと思った。

るびぎる @RubyGillis

敵幹部は、若い頃に足を怪我させられ、夢を絶たれたことに絶望して闇化した元ダンサー（それを唆したのはプリキュア妖精） ゲストキャラ枠として、プリキュアの戦闘に巻き込まれて足を怪我し、バスケができなくなった子が出てくる。この子が絶望に落ちる…のが基本ストーリー