近世以前の日本において、新生児に生存権はあったのか？

uncorrelated @uncorrelated

@zzTyV6vdCnkuLnm @eternal2konofan 飢餓のときに嬰児殺しが増えたことは確かでしょう。しかし、飢餓のときだけ嬰児殺しが行われていたわけでも、飢餓以外の理由での嬰児殺しが罰せられたわけでもないです。遊女の水子が何万と埋まっているお寺があるそうですが、遊女が罰せられたとは聞きません。

uncorrelated @uncorrelated

@zzTyV6vdCnkuLnm @eternal2konofan 「赤ん坊にも生きる権利がある」と言うためには、新生児が人格として考えられ、人権が認められていることが要点なので、嬰児殺しがよくないことだと思われている程度では十分ではないです。畜生と同様でも、将来の労働力だからと言う社会の都合でも不十分です。

uncorrelated @uncorrelated

@zzTyV6vdCnkuLnm @eternal2konofan 私の理解ではしないです。生活保護がありますし、そのような反例も無いはずです。twitter.com/zzTyV6vdCnkuLn…

高木健一 @zzTyV6vdCnkuLnm

@uncorrelated @eternal2konofan 子供を殺せば、残りの家族全員が助かる。子供を殺さなかったら、子供も含めて家族全員が死ぬ。そういう状況で、他に取れる選択肢が無くて、やむをえず子供を殺した場合でも、緊急避難は成立しないと主張するんでしょうか？ カルネアデスの板と同じ条件だと思いますが。

2023-12-02 07:30:42

高木健一 @zzTyV6vdCnkuLnm

@uncorrelated @eternal2konofan 「他に取れる選択肢がなくて、やむを得ず子供を殺した」という条件下での話をしています。

uncorrelated @uncorrelated

@zzTyV6vdCnkuLnm @eternal2konofan 負傷などで身体が動かない成人の救護をしないことが正当化される状況では、子どもの救護をしないことも正当化されるかも知れませんが、この場合は成人と子どもを同様に扱っているので、近世までの日本の嬰児殺しとは類比できませんね。また、昔は飢餓でない場合も殺人罪にはなりませんでした。

高木健一 @zzTyV6vdCnkuLnm

柏原白鬚神社境内にある浅間神社には「子返しの図」という江戸時代末期と推定される絵馬があります。「子返しの図」は、表面上部に墨書で、 「足らぬとて 間引く心の 愚かさよ 世に子宝と 言うを知らすや」 と書かれています。間引きが当時、問題視されていたのは明らかかと。そして間引きの原因は、貧困と飢餓です。 絵馬「子返しの図」・「陰陽和合図」 city.sayama.saitama.jp/manabu/dentou/…

uncorrelated @uncorrelated

@zzTyV6vdCnkuLnm @eternal2konofan 「世に子宝」とあるので、将来の労働力として看做していることが理解できます。新生児の生存権を認めた文ではないです。また、理由を問わず間引きに罰則はありませんでした。「江戸時代末期と推定される絵馬」ですから近世も末期でも、新生児に人権があると看做していないことが分かります。

高木健一 @zzTyV6vdCnkuLnm

@uncorrelated @eternal2konofan 子宝という言葉を使うのは、将来の労働力として見なしているということだって主張は、無理がありますよ。 子宝という表現は、今でも普通に使います。子宝とは、子供は素晴らしい宝であるって意味です。 tenshin.or.jp/archives/6814

uncorrelated @uncorrelated

@zzTyV6vdCnkuLnm @eternal2konofan 宝ですから財であるこという意味ですよ。それはさておき、高木さんが近世までに新生児を間引いたら罪に問われた事例が広く認められることを示せるのであれば、私も新生児にも人権があると考えられていたと看做しますが、無理ですよね。