残念なバンダジェフスキー博士の論文について

このまとめでは、↓この2件が最終意見です。「これは使えないねえ(データも検証も不十分である)」ということです。 「@hachimenさんのバンダジェフスキー文書に対する見解」via @litulon http://togetter.com/li/271992@GoodBye_Nuclearさんのバンダジェフスキー氏に対するの見解」 via @litulon 続きを読む
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善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

内部被曝による臓器傷害があるのだとすれば、形態学的検索の手法は光学顕微鏡ではなく電子顕微鏡のレベルであり、必須だと思う。もちろんここでも、ホルマリンではなく、グルタールアルデヒド等で適切かつ迅速に細切された組織検体を用いる必要がある。

2012-03-17 13:28:18
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

WBCで幼児は正確に測定できない。なぜならバックグラウンドを拾ってしまうから。母親の内部被曝量が低いのであれば、生活を共にする幼児は低いとみなし、測定する必要はない。(北海道がんセンター西尾正道院長)

2012-03-17 14:14:03
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

昔、メキシコの若手口腔病理医(歯科医師)が来日して学会で講演した。その後に大学病院に見学にこられ、解剖の経験が全くないというので、同僚が彼を解剖助手として経験させていた。日本の口腔病理専門医は死体解剖資格が必須である。ひとえに病理医といっても、国によりさまざまなのであろう。

2012-03-17 14:19:28
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

いくらバンダジェフスキー博士の病理所見が間違っているからといって、博士の見解を全否定することにはならないと思う。チェルノブイリという前例で経験している医学者だからこそ、その肌感覚から発するアドバイスには拝聴すべき部分もあるのではないか。

2012-03-17 16:08:15
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

なぜバンダジェフスキー博士の病理所見の間違いを私が指摘するまでに時間がかかったかといえば、組織写真を見て一瞬で間違いを指摘できても、それを公言するまでには情報収集と検証が必要だからだ。物事って、何事もそうだ。公開されていない病理組織に関しては、もちろん知る由もない。

2012-03-17 16:13:25
ふにゃこ@減税派 @hunhaco

@GoodBye_Nuclear 先生の研究に期待します! 先生はそのために選ばれた方なのだと思います^^ バンダシェフスキー先生の研究だけでは、きっと不十分です。設備的にも、日本の方が優れているのでは?問題は検体が手にはいるかどうかですが・・・(><)

2012-03-17 16:04:03
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

@hunhaco ありがとうございます。もっとも私は研究者ではなく、臨床病理診断医ですので、仕事の性質が違います。業務命令でウクライナ現地調査などができればよいのですが。本来であれば、大学病院の病理研究者が望まれます。

2012-03-17 16:16:28
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

そういう「専門家として譲れない一線」を最近他の人で見たのは、バンダジェフスキー論文の病理学的考察の無茶苦茶さを指摘した、糸球体アイコンの病理学ドクター。先鋭的な反原発の人らしいけど、病理学分野での嘘にきちんとNOを突きつけたのは、本当に専門家らしい態度だなと思っているわけです。

2012-03-22 00:39:35
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

専門家を名乗るということは、少なくとも自分の専門分野においては真っ当な判断を下しますよ、いい加減なことは言いませんよと、その部分の責任を持つことなのかなと思うわけです。同時に、その部分の責任を負えないなら、たとえ形式的に専門家であっても専門家を名乗るべきではないとも思うのですよ。

2012-03-22 00:51:09

バンダジェフスキー博士の病理標本についてのコメント。

善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

バンダジェフスキー博士の病理標本。いずれの標本も固定不良によるartifactが大きい。心筋の横断裂はartifactそのものか。腎臓の「空胞形成」は、糸球体ボーマン嚢が残存したものを指す。その原因を博士は「循環障害」としたが、循環障害では糸球体は球状硬化を示すので間違い。

2012-03-22 00:21:12
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

バンダジェフスキー博士の肝臓組織標本。肝細胞の狭小化、というより、これも固定不良等によるartifactであり、生前の状態を正確に反映していない。組織所見を「読めない」レベルと思われる。

2012-03-22 00:22:34
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

肝細胞の狭小化、ではなく正確には、肝細胞索の狭小化、とすべきだった。所見は正確に記さないと笑われるから注意しよう。

2012-03-22 00:33:39
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

心筋の収縮帯壊死 contraction band necrosis が観られるのは、PTCA(経皮冠動脈形成術)等での血行再建を行い、いちど虚血に陥った心筋細胞が再潅流傷害をきたしたときです。http://t.co/33ci5ihZ 電撃症でも同様の過収縮がみられます。

2012-03-22 00:52:19
妄想が必要だよラカンさん @s33tt

@GoodBye_Nuclear やっぱり。心筋への過剰なCaイオンの取り込み説など、素人が読んでも何だか定量性に欠けるという印象を持ちましたが~

2012-03-22 00:34:24
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

@s33tt 電解質は素人ですが、Caイオンの過剰環境?にあれば、冠動脈血行再建時にしばしばみられる心筋の収縮帯壊死 contraction band necrosis が観られても良いと思いました。http://t.co/33ci5ihZ

2012-03-22 00:45:36

広島の病理標本についてチャーリ先生のコメントをいただく。 ↓

Kalmia @kapok2009

「広島における原爆病死亡者の病理標本」をトゥギャりました。 http://t.co/KZ9IsejP

2012-03-21 18:11:45

太陽先生のTLから放射能と白内障の関係に注目。 ↓

菊池太陽(腎臓内科医) @uppekk

出席の眼科医のコメント→小児白内障は自覚症状が少ない。しかし、簡単な診察で早期発見が出きる。被曝の早期発見に繋がれば嬉しい。RT @skull_ride: ベラルーシでの貴重な体験談RT @Quambei: バンダジェフスキー博士「白内障になった子は皆死んだ」 忘れられない言葉。

2012-03-22 08:37:54
菊池太陽(腎臓内科医) @uppekk

【バンダジェフスキー博士の講演会の感想】 小児白内障は放射能との関係が証明しやすい例。 簡単な診察で早期発見が出来るようなので、被曝による内臓疾患の早期発見に繋がるように検査態勢を急いで欲しい。 @hashimotokumi @lllpuplll @skull_ride

2012-03-21 20:13:28
菊池太陽(腎臓内科医) @uppekk

【バンダジェフスキー博士の講演会の感想】 心電図変化や各臓器の病理変化には放射能による特異変化は無さそうな印象を得た。ALPやCPK低下、小児100例中100例に尿蛋白陽性(詳細聞けず) は興味深い。 @hashimotokumi @lllpuplll @skull_ride

2012-03-21 20:15:53
Kalmia @kapok2009

.@doraran33 さんの「20120319 バンダジェフスキー博士 院内講演会 まとめ」をお気に入りにしました。 http://t.co/jkgaehvW

2012-03-22 12:52:14
Kalmia @kapok2009

.@doraran33 さんの「20120318 バンダジェフスキー氏講演会(医療従事者・専門家向け)のまとめと感想」をお気に入りにしました。 http://t.co/o8UJ3FME

2012-03-22 12:49:33