バンダシェフスキーの病理所見に対する善川チャーリ先生の見解
- skull_ride
- 11403
- 1
- 6
- 6
すいません、お二人に質問があるんですが「肝臓の放射線障害(特に内部被曝)に対し特異な病理所見像」というのはどの様なものなんでしょうか?60Gyの外部照射治療に伴う像ならまだ分かるのですが1Gy以外の長期低線量率(続)“@GoodBye_Nuclear: @Todaidon
2012-03-15 21:24:20それも人に長期摂取させた後のデータベースがそもそも(米ソのそれなりな所ならともかく)存在するのかどうかも疑問ですし、(外部大量照射ならともかく)放射線に起因するかどうか一見して分かるものなのでしょうか?因みに(続)“@GoodBye_Nuclear: @Todaidon
2012-03-15 21:29:17例えば前立腺の小線源治療などの場合も対象臓器からみれば準外部被曝的に浴びるわけですしトータルの線量も高いですからそう言った症例の像とも比較にならないと思うのですが、、。ご意見頂けますと幸いです。“@GoodBye_Nuclear: @Todaidon
2012-03-15 21:36:15@study2007 @Todaidon 肝臓に対する微弱放射線の長期傷害として、参考になるものはトロトラスト肝障害でしょう。肝臓癌も起こりますが、そのほかは線維化に向かうわけです。肝硬変はあらゆる肝障害の終末像ですが、それに至る過程のさまざまな傷害像が観察されるでしょう。つづく
2012-03-15 21:40:55@study2007 @Todaidon 肝細胞に対する直接傷害としては、肝細胞変性とそれを処理するためのクッパ細胞の賦活、グリソン鞘での炎症細胞浸潤と線維増生。それら一つ一つは慢性肝炎のプロセスとあまり変わらないと思います。
2012-03-15 21:42:35@GoodBye_Nuclear 私見です。活動電位時間が長い細胞がセシウムを細胞内に蓄積しやすいと言う事なのかもしれません。筋繊維は活動電位時間が長い。心筋ではM細胞が一番長い。関連が判るのかもしれません。ただ、判っても、悲しい負の遺産から証明されるのかもしれません
2012-03-15 22:16:44@IminihexaI ありがとうございます。セシウムの体内動態がカリウムと同じであると仮定すれば、高カリウム血症と同様のECG変化がみられるのかな、とも。カリウムより原子は大きく、そのためイオンチャンネルの透過性云々についてはまったく知識がないのでなんとも言えませんが。
2012-03-15 22:19:07@GoodBye_Nuclear チャネルの作動を考えれば、分子電圧レベルが高電位の方が流れやすいのかもしれません。が、透過できる細胞の「穴」も問題になります。Na-Kの大きさより大きいと思えるCs。Caチャネルに載りそうなSrとか・・。もっと学生の時に元素レベルで勉強(T_T)
2012-03-15 22:24:58@IminihexaI 私ももっと勉強すべきでした。筋小胞体のCaチャンネルにSrが入り込んだりKとCsが交代したり、想像の域を出ませんが、原発事故後に急性心臓死が多いとの報告は、電解質異常が原因かもです。生理学が築いてきた学問体系の再構築が必要なのかもしれません。
2012-03-15 22:30:32@hachimen @GoodBye_Nuclear ぜひ専門の先生が、福島や東葛で診療や遺体解剖を進め、逮捕されても暗殺されそうになってもその時点で把握した研究成果を世界に発表して、日本では、ベラルーシのように、健康被害が隠蔽されることがないように、よろしくお願いします。
2012-03-16 00:06:06ですよね。講演で、バンダジェフスキー教授は、研究や解剖に誘っても当局を恐れて来ない専門家が多く、一緒に研究した仲間は、脅されたり、投獄されたり、変死したと言ってました。@GoodBye_Nuclear @hachimen さすがに逮捕されたり暗殺されたりしたら嫌ですが(笑
2012-03-16 00:15:59@hachimen 私も同じ意見です。標本のクオリティが低くartifactが主体ですし、ボーマン嚢だけになった糸球体を「循環障害による空胞形成」とするに至っては開いた口が塞がりませんでした。
2012-03-16 00:19:08投獄されるまで研究を続け、5年の収監後、ウクライナに亡命しても情報発信を続ける姿に、分野違いですが研究者としての情熱と誠意を見ました。ぜひ、日本の医学会にも、頑張って頂きたい。ベラルーシよりマシだろうし、市民が絶対支えます。@GoodBye_Nuclear @hachimen
2012-03-16 00:21:41@kyougenki @hachimen うーん、バンダジェフスキー博士の熱意もわかりますし、挨拶したとき笑顔がなく厳しい顔だったのも投獄生活が長いからだと理解できたのですが、それにしても肝心の病理組織写真の説明が、病理家からみてまったく理解できなかったので、肩透かしなのです。
2012-03-16 00:27:26@shenwei @jossfat そのためには、まさに氏の亡命先のウクライナまで出向いて何千枚あるという組織標本を、この目で見るしかないわけですよ。それも確実に被曝したというヒト組織に限って、という条件付ですが。
2012-03-16 00:33:37バンダジェフスキー博士自身はトンデモでもなんでもなく真面目にやっているのかもしれないけど、少なくとも病理組織所見に関しては、まったく理解されていない様子。うすうす感じていたが、ほとんど私にとっては確信となっている。
2012-03-16 00:38:14普通、同じ「病理」でメシを食っているのであれば、国籍や医療制度は違えど「解剖、手術や生検検体の病理診断をしている」と私が言えば、それに対する「おぉ!」というレスポンスもあってよかったと思うが、「何だそれは?」みたいな反応。そのレベルであれば、病理組織を語るのは如何なものかと思う。
2012-03-16 00:41:24@GoodBye_Nuclear 医療レベルが日本と違うのかもしれませんね。菅谷市長(医師)の「チェルノブイリ診療記」を読んでも、当時の現地の医療レベルが、日本とかなりかけ離れていることが読み取れます。
2012-03-16 00:45:53@kurishimax それも大きいのかもしれませんね。病理組織標本作りにしても、日本の臨床検査技師が作る標本の質は世界トップレベルです。確かに、病理の分野でいえば、自動免疫染色装置などの開発や取り組みは米国あたりが先進することも多いのですが。旧ソ連の国家は何段階も後進でしょう。
2012-03-16 00:48:06私がバンダジェフスキー博士批判したことを意外に思う向きもあるかもしれないが、おかしいものはおかしいと記しておかないと、あとで自分の立ち位置含めて収拾不能になるからだ。病理組織所見の読みが違っていたら、さすがに指摘しないとマズい。
2012-03-16 01:04:01一貫して反原発と子供たちへの健康被害を懸念されている人々にも、昨日の西尾先生講演会で出会った医師、ちょっと前に知り合った女性など、バンダジェフスキー博士の病理形態学への理解度に関し、疑問をもつ方々が出始めている。
2012-03-16 01:09:59バンダジェフスキー博士の言っている(1)潜在的遺伝的疾患の引き金を引く、(2)代謝などの異常を起こす、という説明は、どうなのでしょうか?これが本当かどうかは、実験などで確認できるでしょうし、福島の病理調査でかなり短期間で出てくるのではと思います。@GoodBye_Nuclear
2012-03-16 01:10:09@GoodBye_Nuclear 全く意外には思いません。それどころか寧ろ安心しました。現在のように同調性の原理に支配されている風潮の中では,是は是,非は非とするご意見にほっとします。専門家としての忌憚のないお考えを今後ともお聞かせくださいませ。
2012-03-16 01:12:19@anmintei 先生ご質問ありがとうございます。その二つに関して私の印象としては「ありうる」です。むしろ放射能の影響としてそれらの作用は大きいと推測します。ただし、実験は難しいのではないでしょうか。寿命の短い動物を使った実験(私は反対派ですが)はヒトに当てはめるのは困難かと。
2012-03-16 01:15:30