胎児の脳を移植された女性はどんな人生を歩むのか？映画 #哀れなるものたち ネタバレ感想まとめ

サーチライト・ピクチャーズ @SearchlightJPN

／ 映画『#哀れなるものたち』 絶賛上映中🎬＜R18 +＞ ＼ 🗣️豪華キャストからメッセージ #エマ・ストーン #マーク・ラファロ #ウィレム・デフォー 🎞️上映劇場はこちら eigakan.org/theaterpage/sc… 感想投稿キャンペーンも実施中📝 #哀れなるものたちを見たものたちキャンペーン pic.twitter.com/fYMe7gB8rp

サーチライト・ピクチャーズ @SearchlightJPN

＼📢速報／ 第96回 #アカデミー賞 ®🏅 『#哀れなるものたち』 ─ 𝟏𝟏部門ノミネート👏─ 🦢作品賞🦢監督賞(#ヨルゴス・ランティモス) 🦢主演女優賞(#エマ・ストーン) 🦢助演男優賞(#マーク・ラファロ) 🦢脚色賞🦢撮影賞🦢編集賞 🦢衣裳デザイン賞🦢作曲賞🦢美術賞 🦢メイクアップ＆ヘアスタイリング賞 授賞式は、3月10日(現地時間)の予定！ 引き続きご注目ください。 searchlightpictures.jp/news/20240123_… #Oscars

Poor Things @PoorThingsFilm

POOR THINGS has been nominated for 11 Academy Awards including BEST PICTURE, BEST DIRECTOR, BEST ACTRESS and BEST ADAPTED SCREENPLAY! @TheAcademy #PoorThingsFilm #Oscars pic.twitter.com/IOAVqeJRu5

2024-01-23 23:06:43

児玉美月｜Mizuki Kodama（映画文筆家） @tal0408mi

📚寄稿📚 ヨルゴス・ランティモス監督作『哀れなるものたち』評がCINRAで公開されました。胎児の脳を移植されて新たな人生を歩み出した女の自由と性を巡る壮大な冒険譚。この文章は去年10月に映画祭で鑑賞し、心を大きく揺さぶられたまま書き殴ったものが基になっています。 cinra.net/article/202301…

児玉美月｜Mizuki Kodama（映画文筆家） @tal0408mi

ここにあるのは映画の分析とも批評とも言えないような、自分は『哀れなるものたち』をこういう物語として観たのだ、という身勝手な宣言のようなものであり、感情任せの言葉には多分に誤読も含まれるかもしれず、それでもこれはこの短い間に世界で起きた残酷と理不尽にもがき苦しんだ痕跡でもある。

児玉美月｜Mizuki Kodama（映画文筆家） @tal0408mi

『哀れなるものたち』 知性の欠けた存在に女がまた割り振られ、理知的な男二人に囲まれるというあまりにも図式的なプロローグにこれが一四〇分以上続くのかと絶望していたら、とんでもないところへと連れて行かれてしまった。何度「生」を奪われようと、また一から生き直す。奇跡のような映画だった。 pic.twitter.com/5KJdCKUHq8

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小川公代 @ogawa_kimiyo

『哀れなるものたち』のヒロインは科学者が創造した女版クリーチャーで女性が所有され続ける社会に反旗を翻す。この映画は性的欲望を持つことが女性に許されなかった時代に自由を求めた勇敢な女性たちへの讃歌。その一人が社会に追放されても自由を選んだ『フランケンシュタイン』のメアリ・シェリー。 pic.twitter.com/hptIf6iFu9 twitter.com/ogawa_kimiyo/s…

小川公代 @ogawa_kimiyo

イングランドのコモン・ローの上では、女性の性暴力でさえ財産犯として扱われ、所有権者である夫または父の”財産”の価値を低下させる行為として捉えられた。この考え方の基盤には家父長制があり、オースティンは女性がモノ化される脆弱な存在でありながらも、主体的にも生きられることを示そうとした。

2024-01-29 13:13:07

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小川公代 @ogawa_kimiyo

主人公ベラ・バクスターの自由思想はメアリ・シェリーの父ウィリアム・ゴドウィンと母でフェミニズムの先駆者メアリ・ウルストンクラルトの急進思想を彷彿とさせる。このことは、ベラを誕生させた科学者ゴドウィン・バクスターという名からも明らか。シェリーも両親のように自由に生き怪物扱いされた。

小川公代 @ogawa_kimiyo

1990年代に書かれた『哀れなるものたち』が今映画化される背景について。『フランケンシュタイン』は男性科学者の物語で自立できない弱い女性の物語だとみなされ、シェリーの進歩的な思想やそれによって生み出された作品は社会から長らく忘れられていた。この十数年研究の蓄積によって評価が変わった。

小川公代 @ogawa_kimiyo

シェリーがいかに両親の自由思想を実践していたかは、彼女が詩人パーシー・シェリーに出会い、心のおもむくままに人生の冒険に乗り出したかを見れば分かる。『フランケンシュタイン』は生きづらい社会で女性が生きのびることの困難を語るが、『哀れなるものたち』はその困難をより生々しく描いている。

小川公代 @ogawa_kimiyo

ちなみに、ベラ・バクスターの「バクスター」はスコットランドで幼少期を過ごしたメアリ・シェリーにとって象徴的な名前。彼女が預けられていたのがバクスター家だった。ウルストンクラフトに憧れていた末娘のイザベラはフランス革命の熱心な学徒でメアリ・シェリーが急進的な精神を育む手助けをした。

ドラゴン士 @eigarunner

『哀れなるものたち』 映画を観た人はぜひとも原作小説も読んで欲しいです。きっとひっくり返ると思いますよ、この奇想天外な設定の裏に隠されたメッセージ、仕掛け、そして解釈をとある意外な人物から語られる終盤の展開が映画からは丸々削除されていますから。しかし映画"版"も抜群に良かった。 pic.twitter.com/IdqxNd33Wd

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早川書房公式 @Hayakawashobo

ヴェネチア国際映画祭の最高賞、金獅子賞を受賞した映画『哀れなるものたち』の原作小説を9/26発売！　映画公開に先がけて話題作をチェック！｜Hayakawa Books & Magazines（β） @Hayakawashobo #早川書房 hayakawabooks.com/n/n88e3a83cd79a

旧本屋プラグ📘🕊 @BTCC_wakayama

『哀れなるものたち』。 ベラ・バクスターの数奇な人生を、彼女の夫が（そうであって欲しいという自身の願望も含め）綴った回想記という設定の原作に対して、ベラ・バクスターとなったエマ・ストーンが、自身の物語を、自身の手に奪い返すという、原作を読んだ人しか分からない脚色からして熱い。 pic.twitter.com/kQqKY3lRNs

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