日本市場は飽和してるしシュリンクしてるから、日本のデザイナーの服を世界中のバイヤー(服だったり布だったりシステムだったり)に見て欲しい、だから注目あつめなきゃ、という海外戦略と、国内市場活性化(昨日のB2Cという言葉ね)とやってて失敗してしかも成功の匂いしないこと早く気づこう。
2010-05-22 03:42:26まるで今やってることは一生懸命だけど、砂漠に苗を植えてそれを育てるためにコストオーバーになっても水をやり続ける、でも、一瞬しか育たない、そんな不毛さしか見えない。
2010-05-22 03:44:09で、じゃあ、服という明示的なものじゃなく背景なる文化含めて海外にパブろう、みたいなことも表面上滑りして、じゃあ、ギャルだ、ゴスロリだ、マンガだ、みたいな、どうしようもない世界に落ち込み。
2010-05-22 03:46:11ビニ傘も絶対あんなの持ちたくない、と思ってたけど、突然雨られると買うし、傘なくしまくりで、いつしか、たまにビニ傘しか家になくてびっくりして買いに行ったり。
2010-05-22 19:57:33たとえば、道路工事してる人に、だれもアスファルトとか道への愛情とか愛着とか求めないでしょ?電力会社の人に電線フェチであるべきだとか求めないでしょ?水道局の人に土管とか水への情熱求めないでしょ?
2010-05-22 20:00:01ところがファッションとかはそうじゃなくて、買い手やその産業にいる人は、常に拘りとか愛情とか、そういうものを強く求めがちで、他者にもそれを求め、そして、所謂商業主義批判が繰り広げられる。
2010-05-22 20:01:13あとは、シャイロックへの嫌悪感かな。浅ましいとかどん欲さとか、いろんな批判があるよね。営利主義以外のフィロソフィーなきビジネスへの嫌悪感もあるね。面白くない、カッコ悪い、というのはぜんぜんわかるけど。
2010-05-22 20:06:58で、改めて東コレってなに?を言うと、パリで活躍したデザイナー達が集まって東京でもやろう、ということになり始まった。でも、根付かずに衰退。そこで、経産省が出てきた。
2010-05-22 21:26:27最初は、経産省製造産業局繊維課、つまり日本の繊維産業の親分が、ファッション政策室を作り、そこでJFWを立ち上げた。メンバーには、繊維系を得意とする商社、ドメ系アパレル、百貨店などが集まった。
2010-05-22 21:30:03そして今は経産省から"独立"して一般社団法人になり、事業仕分けのこともあるが、予算削減され、特にコレクション支援は終わりとなる。コレクション開催の支援金2億がなくなり、JFWが独自で資金集めしないといけない状況になった。
2010-05-22 21:36:43スポンサー収入が1億くらいだから、年二回、一回当たり1.5〜2億を経費として使っていた、ということ。そのうち、半分がなくなる。
2010-05-22 21:37:36ぐぐると幾つか情報があるけど、これを見ると概要がわかると思う。 http://bit.ly/803VBb http://bit.ly/cHHo6u
2010-05-22 21:38:39目的:我が国の繊維・ファッション産業のさらなる国際競争力の強化、発展を図ること...海外に我が国の優れた繊維・ファッションの製品、サービス等の情報を発信し「東京」を「世界の繊維・ファッション基地」の一つとして確立すると共に...アジアの中心的なファッション発信拠点とすること..
2010-05-22 21:42:18■事業概要:JFW推進機構は、情熱を共有する国内の繊維・ファッション産業関連分野の製造業者、ファッションデザイナー、 流通業者等が有機的に大同連携し、「創」、「匠」、「商」の三者一体を基盤とし、次の事業を行ってまいります。「人材育成・支援」「コレクション」「テキスタイル」
2010-05-22 21:43:36ようはばらばらだった業界の人を集めてシナジーを産み出し、かつ海外マーケットへ日本製品(広義のプロダクト)を売りだそう、ということね。ポーターの産業クラスター的なね。
2010-05-22 21:45:06ファッション産業の代表的プレイヤーとして、デザイナー、メーカー、生地作ってる会社、小売があるんだけど、じゃあ、なぜへんてこりんなどこに着ていくかわからんバカ高い服に力入れるの?ってことだけど。
2010-05-22 21:49:15常に新しいもの、を求めるからクリエイティブさが必要になり、そういう最先端のものを具現化するコレクションデザイナーの創造性が大事だから。そして、それからインスパイアされて既製服のメーカーが動き出す、という構造があるから(今の状況はまた違ってきていることは多分後述)
2010-05-22 21:50:52ファッションウィーク期間はショーがあり、新しい服が発表され、世界中からバイヤーやメディアがくる。展示会も開催されてビジネスが生まれ(服自体、生地、機械やシステムなど)、メディアがきて情報発信してくれる。
2010-05-22 21:53:18