赤い手は滅びのしるし第5版-血風のアーヴィ- 第14&15話

takataka @takataka360

間が空いてしまいましたが、7/19の金曜日は赤い手は滅びのしるしD&D5e版の第15回目でした。 周到な準備と訓練を終えた英雄たちは、ついに赤い手の軍勢とぶつかります。 #dnd #dndj #dnd5e #赤い手

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ブリンドルの城壁の内側に沿って民兵と獅子衛兵隊を配し、東西南の門には精鋭部隊を置いたブリンドル防衛軍。空にはエルフのレンジャー部隊が備え、周囲を警戒します。

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対する赤い手は、城壁を囲むように兵を配置し、矢の届かない距離から、攻め込むタイミングをうかがっています。

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赤い手の包囲が完成した翌日の夕方、エルフ達から赤い手の軍勢に動きがあるとの知らせが届きます。

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西と南の城壁に対して、それぞれ巨人の一群が近づき、城壁を崩さんと、巨石を投じて来たのです。

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その報を受けたジャルマース卿は即座に指示を出します。 西の巨人達はブリンドルの獅子に、そして南の巨人達は英雄達に、その対処を命じます。

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英雄たちは即座に飛び出して行きます。ブリンドルの城壁は非常に強固ですが、あのような巨石をぶつけ続ければ、流石に崩れてしまうからです。

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火急の勢いで到達したアーヴィの王家伝来の斧槍と、シギィの死霊王より譲り受けた魔剣がきらめき、巨人に手痛い一撃を加えます。

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しかしながら、城壁を出て、前に進み、赤い手の軍勢の矢の射程内に入ったことで、英雄たちは矢の雨を受けてしまいます。

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そこですかさず、ザフガーの呪文の力が発揮されます。 英雄たちと赤い手の軍勢の間に渦巻く風の壁が立ち塞がり、矢の飛来を防ぎます。

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続いて、ディード姐さんの呪文によって、アーヴィの体が大きく変化します。間合いの伸びたアーヴィの斧槍は、巨人たちを次々と撃破して行きます。

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そして、シギィの魔剣レイザー・エッジによって魂を吸われ、巨人たちは全滅してしまいます。

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南壁の崩落を防いだ英雄たちは、すぐさま城壁内に取って返します。 エルダンの鋭い目が、突出した英雄たちを多勢によって倒そうと、赤い手のウォーグ機動部隊が前進してきたのを捉えたからです。

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英雄達の活躍により、南壁は守られましたが、西の壁は、巨人と矢の雨の攻撃がより苛烈で、ついに破られてしまったとの報告が入ります。

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そちらに援軍に向かおうとする英雄たちに、複数の報告が入ります。

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西の壁が破られたと同時に、空を飛ぶ魔獣、マンティコアが四方から攻め入り、各壁の防衛隊はそれらに苦戦し、身動きが取れない状況です。

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それら空を飛ぶ魔獣に対して、エルフの大梟乗りのレンジャー部隊が対処する予定でしたが、敵に更なる援軍が現れます。

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赤竜アビスライアクス。

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地獄の名を持つ強力なクリーチャーの出現により、エルフのレンジャー部隊は下がらざるを得ない状況となります。 レンジャー達の武器はその機動力と弓の射程です。しかし、ドラゴンはそのどちらも上回っているのですから。

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かくして、人々は英雄達に頼ります。 かの赤竜を倒してくれと。

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赤竜は周囲の建物、人々を炎に包み、生き残ったわずかな人を口でくわえ、空高く舞い上がり、地上に叩きつけます。

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「やめろ！　邪竜め！　私が相手だ！」 アーヴィが大声で制止しつつ、英雄達は赤竜に挑みかかります。

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英雄達に気が付いた赤竜は、雷鳴のような声を上げます。 「地よ裂けよ、天よ焦げろ！　俺はアビスライアクス。全ての者どもの終わりの名だ！」

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そして、その口からは灼熱の炎が吹き出ます。 英雄達の体は炎に包まれ、その熱は激しく身を焼きます。

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しかし、幾多の戦いを経た英雄達は、地獄とも思える業火を耐えきります。