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ジャガイモは完全食品に近い作物で、19世紀アイルランドの農民の成人男性はジャガイモと牛乳だけで1日に3800kcalを摂取して厳しい農作業に耐えていた……って話を思い出している。映画『オデッセイ』を見ながら。
2024-03-26 09:42:51ジャガイモは栄養価がめちゃくちゃ高いぶん、土壌の栄養素をあっという間に吸い尽くして連作障害に陥りやすい……みたいな話が『ジャガイモの世界史』に書いてあった気がする。
2024-03-26 09:45:48火星の土に植物が利用できる栄養素はほとんどなさそうだし、あの畑の土はほぼジャガイモが根を張るための支持構造にしかなっていなさそう。物質循環からいうと、クルーの残した排泄物が命綱…
2024-03-26 09:49:12「火星の土壌をどう改良するか?」とか、理科だいすきっ子からするとめちゃくちゃ面白いテーマなのだけど、マンガで描くと死ぬほど地味になるという問題が。『はたらく細胞』に倣って、『はたらく根粒菌』みたいにするか…?
2024-03-26 10:02:33QT「1人1日8ポンド(3.6kg)とすると、280ポンド(127kg)の樽1杯のジャガイモで、乳児や子供を入れて5人の家族が1週間食べていけた。コンネルは1780年から大飢饉まで1人あたり10ポンドの消費と推計したが、サラマンは18世紀末の大人1人あたりは12ポンドと見積り」――リヴィ‐バッチ『人口の世界史』p77
2024-03-26 20:15:50QT「もし10ポンドのジャガイモ(3,400kcal)と1パイントのミルク(400kcal)を1日あたり消費するとすれば、その3,800kcalという消費量は、激しい肉体労働に従事する成人男性に十分だとされる今日の標準値以上ということになる」
2024-03-26 20:17:42QT「この食習慣は、たんぱく質、ビタミンおよびミネラルの含有量という面でも適切であったと思われる。しかしそれほど大量に摂取することを勧めるのには疑問をもたれるかもしれない」――マッシモ・リヴィ‐バッチ『人口の世界史』p77 そりゃそう
2024-03-26 20:19:19アイルランドの状況はしんどかった
@rootport 補足すると19世紀のアイルランドは小麦や家畜の大部分をイギリスに強制輸出しなくてはいけなく、じゃがいもと牛乳で1日を乗り越えなければならなかったが正しいです。 そのじゃがいもも北米から入った青枯病により常に腐敗の危機に瀕しており、当時のアイルランド人は日常的に飢餓と隣り合わせでした。 pic.twitter.com/LnYFE7ty5V
2024-03-27 00:14:35イギリスにいる領主から「食い物よこせ」と言われ、その中で余ったのがジャガイモだったからそれを食うしかない状況だったというね。ちなみにアイルランドは海草を食べる国でもある。 x.com/rootport/statu…
2024-03-26 15:52:24いいよね
映画を見たことがある人でも、原作の「火星の人」を読んだほうがいい くすりと笑えるような表現が多くておもしろい x.com/rootport/statu…
2024-03-27 01:54:35オデッセイまじで宇宙ものでいちばんすきだわ。特に主人公が同僚のうんことか使ってジャガイモ栽培し出したときの「軌道に乗ってきてる感」が好きすぎる x.com/rootport/statu…
2024-03-27 01:14:08芋おいしい
俺は正しい pic.twitter.com/L5Ypn65XNi x.com/rootport/statu…
2024-03-26 19:10:41確かヨーロッパで飢饉が起きたときジャガイモがとれた国は比較的健康だったとヨーロッパ文化史に書いてあったな〜 フランス語だとジャガイモは大地のリンゴだもんね あとほとんど肉を食べずジャガイモしか食べられなかったけどボディビルのチャンプになった人もいた ジャガイモ凄い あと美味い x.com/rootport/statu…
2024-03-26 23:42:59