「龍の“逆鱗”というのは、『韓非子』以外の文献での言及はないのだろうか」ことの発端は友人のふとした指摘。逆鱗から始まった話もついには龍の起源に迫る話へと発展。辰年の今だからこそ知っておきたい龍にまつわる話。

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日月火水木金土【現在なりすまし被害を受けています】 @All_WeekDays

当然韓非の時代には一部の知識人にはその辺の知識(ワニとか神話とか)もあったとは思う。 ただ、わざわざ文献に残す意義というか重要性については正直あまり無かったんじゃないかなと。 王や帝が住むようなある程度栄えてる地域にいる分には「田舎の珍獣」の域を出なかっただろうし。

2024-03-27 19:38:55
吉田日没 @admirednon

www3.nhk.or.jp/lnews/takamats… 龍はワニのことらしいぞというお話があるのでワニの逆鱗を置いていきます。 x.com/Molice/status/…

2024-03-27 17:12:43
森瀬 繚@セーフモード @Molice

実際の話、“龍の逆鱗”なるものが、韓非が話の都合でそれっぽくでっちあげた話なのか、それとも彼の生前、実際そういう風説が流れていたのか、自分にはちょっとわかりません。それっぽいものが描かれた龍の図像が見つかると良いのですけれどね。(-,,,- cir.nii.ac.jp/crid/105084576…

2024-03-26 19:59:35
リンク NHK NEWS WEB 来年のえと「たつ」と水辺の生き物の共通点紹介する展示会|NHK 香川県のニュース 【NHK】ことしも残りひとつき余りとなる中、来年のえとの「たつ」と、水辺の生き物との共通点を紹介する展示が、宇多津町の四国水族館で開かれています。 … 1
白輪剛史 @shirawatsuyoshi

辰年ですね。 龍は架空の動物とされています。 でも実はモデルはワニだったと以前、青木良輔氏が提唱。 ワニには顎の下に逆鱗があって怒ると逆燐を立てます。 同じく龍にも逆燐があります。 怒らせる事を「逆燐にふれる」と言いますよね。 「逆鱗」をご覧ください😃 やはり龍はワニだと思います😊。 pic.twitter.com/XepEXbMJhI

2024-01-01 10:06:26
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RANA @NarinaRana

友人の青木亮輔氏は著書「ワニと龍」の中で、中国の龍は想像上の生物ではなく、大阪で発見された化石種マチカネワニが古代中国には生き残っていて、それを龍と呼んでいたと推測しています。 それが証明されました。 royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rs…

2023-01-26 22:01:56

中国古代ワニの漢字の変遷(爬虫類学者・青木良輔氏による推測)
“龍”殷周→“蛟”前漢→“鰐”後漢
    ↑
ここ(寒冷期で目撃例が減った時期)で“龍”という漢字と古代ワニとの結びつきが失われ、神性を持つ存在として信仰されているものに“龍”の漢字があてられた。

リンク shorebird 進化心理学中心の書評など 書評 「ワニと龍」 - shorebird 進化心理学中心の書評など ワニと龍―恐竜になれなかった動物の話 (平凡社新書)作者: 青木良輔出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2001/05/01メディア: 新書 クリック: 18回この商品を含むブログ (2件) を見る 本書はワニの専門家青木良輔によるワニに関する一冊.かなり前の本だが,「名著である」という評判を聞いて取り寄せて読んでみたものだ. 全5章の構成だが,互いに関連づけはなく,それぞれ独立したエッセイのような形で本になっている.その中では第1章に納められている「龍」とワニについての考察が圧倒的に面白い. 第1章は「

アキレウスやジークフリートを連想する人も

たいあしいか💉×7 @Tirthika

@Molice 時間的にはアキレウスの神話がシルクロード経由で東洋に届いていても不思議はないですね。

2024-03-26 22:32:12
森瀬 繚@セーフモード @Molice

@Tirthika むしろインドやメソポタミアあたりが源流で、東西に伝わったのではないかと思いますが。

2024-03-26 22:35:41
たいあしいか💉×7 @Tirthika

@Molice ああ、弱点のないはずの体をヘリクツ突かれて負けるのはヒンドゥーぽいですね。ヴリトラ、ターラカ、ナムチ。彼らの変化形ですか。

2024-03-26 22:48:18
リンク pietroduarte.com ヴリトラと他のヒンドゥー教の竜たち ヒンドゥー教では、他のアジア文化圏ほどドラゴンは重要視されていないが、ヒンドゥー教にドラゴンがいないとは言い切れない。 実際、ヒンドゥー教の根幹をなす神話のひとつに、強力な力を持つヴリトラが登場する。 阿修羅 で、大蛇や三つ首の龍に描かれていた。 ヒ...
P銀 @pgin

@Molice アキレウスやジークフリートを連想する話ですが、東アジアにもあるんですね。

2024-03-26 20:52:15
小野仁@豊原航技 C102日東“イ”51a @yukikazemaru

ジークフリートやらアキレウスやら、ユーラシア各地に似たような伝承伝説があるんですねえ。 インド辺りにもありそうですねえ。 x.com/Molice/status/…

2024-03-28 07:14:00
森瀬 繚@セーフモード @Molice

さらに進めると、東アジア各地に伝わる、腋の下などに龍の鱗ないしは羽が生えている人間(超人的な能力者だが、そこが唯一の弱点とされる)にまつわる民間伝承とも関わってくる話になるようです。自分の興味はおおむね満たせたので、とりあえずここまで。

2024-03-26 19:46:35
zarath@妖怪フィリオプシスカワイイヤッター !!! @zarath8128

超人的な能力者の唯一の弱点と聞くと、ジークフリートとかアキレスみたいなかほり x.com/Molice/status/…

2024-03-27 19:01:56
リンク ギリシャ神話 - kamigami cafe - | ギリシャ神話の魅力にせまる ギリシャ神話のアキレスとは | ギリシャ神話 - kamigami cafe - ギリシャ神話のアキレスとはアキレス(アキレウス)はギリシャ神話に登場する英雄です。ラテン語読みでアキレスとなります。アキレスが主に登場するのは、ホメーロスの抒情詩、「イーリアス」の主人公としてです。しかし、私達にとっては「アキレス」といえば 7
クファンジャル凍結されたマン@stylet_CF2 @Cf2Stylet

@yukikazemaru 基本的に不死身の英雄にその手の弱点あるというのは世界中で見られますね。弱点ついてないケイローンやヘラクレスでさえ毒の苦しみに耐えかねて不死を返上して自ら死んだわけで。個人的に気になるのは弱点持ちの英雄は老衰で死ぬのかどうかなんですが。

2024-03-28 07:53:38
矢口 柊 @ygch_hi

ゲルマン神話のドラゴン(龍)の血を浴びて不死になったジークフリートも、背中にライムの葉が貼り付き急所になったので……東西で場所を隔てながらも関連がありそうですね。 x.com/molice/status/…

2024-03-27 08:31:33
稲月和泉 @inakkstein

逆鱗の起源についての興味深い一連のお話。 …とは関係なく、逆鱗とジークフリート(ゲルマン神話系)の弱点の話がアタマの中で比較的最近まで混ざってたというどうでもいい個人的な記憶がよみがえってきてたw x.com/Molice/status/…

2024-03-27 10:28:52
森瀬 繚@セーフモード @Molice

少し前、故事成語を小説で用いることの是非の話題に関連し、「龍の“逆鱗”というのは、『韓非子』以外の文献での言及はないのだろうか」との友人の面白げな指摘により、ちょっと調べてみたお話。

2024-03-26 19:32:40
リンク guides.lib.kyushu-u.ac.jp Cute.Guides: ★ヨーロッパ文学の〇〇主義って何?:中世ヨーロッパの文学: 文学こぼれ話:ワーグナー『ニーベルングの指輪』 啓蒙主義、古典主義、ロマン主義などなど…。文学で必ず出くわすこの〇〇主義をその思想史的・歴史的背景と共に俯瞰します。

反応

南紀和沙 @7yoduki

これは大変興味深いお話。「逆鱗に触れる」って私は『韓非子』が最古だと思ってて「韓非さん勝手にそんな話を龍に付与したら通説になっちゃったじゃん…」とか思ってたんですが、経典に似た話あるならもっと古そうですね。『大正新脩大蔵経』あたりに入ってるかしら? x.com/Molice/status/…

2024-03-26 19:54:07
南紀和沙 @7yoduki

『大正新脩大蔵経』、東大が電子データベース化してくれてたので、「旧雑譬喩経」+「龍」で検索したところ、「舊雜譬喩經」巻上に「三曰龍背有逆鱗」という一文を発見。つまり「旧雑譬喩経」には「龍の背中に逆鱗がある」ということで載ってます。なるほどね! 21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/

2024-03-26 20:03:49
リンク 21dzk.l.u-tokyo.ac.jp 大正新脩大藏經テキストデータベース ホーム 57 users 126
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