「日本ファンタジー大会」関連つぶやきのあれこれまとめ
こちら(http://t.co/89SwrInz)にあるように、1984年の今日、赤坂・草月ホールで 「ラヴクラフト・フェスティヴァル」 が開催された。国書刊行会 《定本ラヴクラフト全集》 の刊行記念イベント。
2011-09-22 08:43:21当時はまだ、一般的には 「ラヴクラフト Who are you?」 という時代だったから、こんな立派なホールを借りて、客席がらがらだったらどうしようと、関係者一同内心びくびくもので臨んだイベントだったが、思いのほか多くのラヴクラフティアンが参集して、胸をなでおろした。
2011-09-22 08:46:23「プリンストン大学の気鋭の研究家が十年の歳月をかけて世に問うラヴクラフトのまことの文章--老舗アーカム・ハウス社よりHPLの全てを取得!米本国に先がけ、本邦一千万怪奇ファンに贈る巨人HPLの全貌!! 完全校訂原稿に練達の訳者を得て、ここに幻影の城の門が開かれる!!」
2011-09-22 08:52:08「本邦一千万怪奇ファン」って・・・・・。企画・編集は後に作家となった朝松健氏。(というか、このころすでに《ムー》などに書きまくっていたのだけれど)
2011-09-22 08:55:07「定本ラヴクラフト全集を推す」という推薦文を寄せているのは、村上春樹氏。その書き出しは、「僕にとってラヴクラフトという存在はひとつの理想である。」
2011-09-22 08:56:36いまの若い村上春樹ファンはちょっとびっくりするかもしれないけれど、当時はそれほど意外な人選ではなかった。1983年の《幻想文学》3号のインタビューでも「ラヴクラフトやハワードの“ウィアード・テイルズ”一派というのは大好きで、だいたい漏らさず読んでますね」と発言している。
2011-09-22 09:00:51行った行った(笑)。(雅)RT @fujiwara_ed: こちら(http://t.co/YqnU19LV)にあるように、1984年の今日、赤坂・草月ホールで 「ラヴクラフト・フェスティヴァル」 が開催された。国書刊行会 《定本ラヴクラフト全集》 の刊行記念イベント。
2011-09-22 09:09:471984年の今日、赤坂で「ラヴクラフト・フェスティバル」が開催された、という藤原さんのツイートを見て急に思い出した。そういえば、「第一回日本幻想文学大会」(名称あやふや)なんてものもその頃あったような。参加したけど、ほとんどなにも覚えていない。どなたか鮮明な記憶をお持ちですか?
2011-09-22 09:49:08@k_kazama 川崎市で開かれた「第3回日本ファンタジー大会」では?書籍販売の売り子として行ったのに、朝松さんに押し付けられてパネルディスカッションの壇上に上ることになり、冷や汗をかいたのを覚えています。お隣が引田さん(ハヤカワ文庫FT)と長谷川さん(創元帆船マーク)でした。
2011-09-22 10:05:42@fujiwara_ed ええっ、ヤバイ! 「第三回日本ファンタジー大会」、それはまったく覚えていないw。ぼくが唯一記憶にあるのは、紀田順一郎氏の講演(乱歩についてだった)があったことと、オーガスト・ダーレスト協会(?)からこの大会が認証されているといった発表があったことぐらい。
2011-09-22 10:13:36@k_kazama どちらも参加しておりませんが、SFMの投稿欄と日本SF年鑑を突きあわせると、1982年5月16日に東京で第1回日本ファンタジー大会が、1985年5月18~19日に大阪で第2回日本ファンタジー大会が、それぞれ開催されたようです。
2011-09-22 10:26:31第1回ファンタジーコンベンションだとすると、82年5月16日水道橋開催になりますね。(雅)RT @k_kazama:そういえば、「第一回日本幻想文学大会」(名称あやふや)なんてものもその頃あったような。参加したけど、ほとんどなにも覚えていない。どなたか鮮明な記憶をお持ちですか?
2011-09-22 10:35:23日本幻想文学大会(とツイートしたけど)は、日本ファンタジー大会であると判明。山岸さん、東さん、ありがとうございます。で、その大会の第一回が82年(水道橋)、第二回が85年(大阪)に開催されたそうな。その後音沙汰なし。まだ当時はファンタジーは普及していなかったんだね。幻想文学も。
2011-09-22 11:31:16かつて開催された「日本ファンタジー大会」、中身が怪奇幻想小説ファン向けだったから続かなかったのかも。だってSFや昨今のコスプレをするようなファンタジーファンとは異なり、幻想小説愛好家は根暗な四畳半引き篭もり的読者が多かったから、群れるのを潔しとしなかった。個人的なイメージだけど。
2011-09-22 11:41:04@k_kazama 藤原さんの書かれた第3回日本ファンタジー大会が川崎市で1986年8月2日3日にひらかれ、SFM十月号の半頁強のレポートによると初日昼企画の最後が紀田順一郎氏の講演だったとのことです。
2011-09-22 11:43:09@k_kazama SFM82年8月号に第一回日本ファンタジーコンベンション(会場風景の写真によると、第一回はこれが正式名称?)の1ページレポートを白鳥麗さんが書かれていました。第一回でも紀田順一郎氏の講演(このときは「平井呈一氏の生涯と業績」)があったとのこと。
2011-09-22 11:54:43「日本ファンタジー大会」ではなく、「日本ファンタジーコンベンション」というのが正式名称らしい。ふたたび山岸さんの情報による。しかも、この大会レポートはSFM(82年8月号)に掲載されているらしい。さらには、その筆者は、なんとこのぼくだ! ほんとうにまったく覚えていない、ヤバイ!
2011-09-22 12:21:29@k_kazama 四畳半引きこもりか否かはともかく(笑)非常に個人主義的であるのは、幻想文学会を見ていても確かだったかと。コンベンションについては、ファンタジーというネーミングと、コアな怪奇幻想文学路線の内容に、いささかギャップがあった感は否めませんね……。(雅)
2011-09-22 12:27:34わはは。(雅)RT @k_kazama: 「日本ファンタジー大会」ではなく、「日本ファンタジーコンベンション」というのが正式名称らしい。ふたたび山岸さんの情報による。しかも、この大会レポートはSFM(82年8月号)に掲載されているらしい。さらには、その筆者は、なんとこのぼくだ!
2011-09-22 12:28:29@kwaidan_yoo @k_kazama ちなみに第3回のプログラムは 高田衛講演「中国怪談が江戸文学に与えた影響について」、由良君美講演「ゴシック・ロマンスについて」、翻訳家パネル・ディスカッション(浅羽莢子、井辻朱美、室住信子、森下弓子) (つづく)
2011-09-22 12:33:02@kwaidan_yoo @k_kazama (つづき)漫画家インタビュウ (あしべゆうほ、鳥図明児 他)出版社パネル・ディスカッション、『FT』 座談会(井辻朱美、中山星香、めるへんめーかー)、深田甫講演「ホフマンの翻訳について」、Dick対談(阿内正弘、大堀俊夫) (つづく)
2011-09-22 12:34:14@kwaidan_yoo @k_kazama (つづき) 野村芳夫、矢野徹、紀田順一郎、小川隆(最新ファンタジー情報)の小講演、矢野浩三郎、新藤純子のインタビュウ、ビデオ『ドラゴン・スレイヤー』上映 といった感じでした。
2011-09-22 12:34:47講演の一つは当日中止になりましたね。 RT @fujiwara_ed: @kwaidan_yoo @k_kazama ちなみに第3回のプログラムは//
2011-09-22 12:38:59@fujiwara_ed @kwaidan_yoo そのパネルディスカッションにぼくが出たと? 高田衛と由良君美、両大先生の講演もまったく記憶にない。しかも当時、文庫FTで関係の深かった女性翻訳家さんたちがこぞって出席しているのに、それもぜんぜん思い出せない。本当に出席してた?
2011-09-22 12:41:14