学者の主張の根拠が「世間一般の常識」でいいのか?
- aotanisaburo
- 13166
- 2
- 9
- 3
Mihoko_Nojiriさんの今年の運勢 【大吉】 願望:信じる道を進むべし。学業:油断するべからず。争事:激しくあり。じっくり立ち向かう事。恋愛:ハーレム。 http://t.co/32B3MjyZ
2012-01-05 21:05:14あることで自分の意見に合う発言をした人が別のことでは自分の意見とまるで違う発言をするなんて当たり前のことで、それで失望したり以前の発言までなかったかのように思うのは間違い。
2012-01-05 21:15:20@ynabe39 自分では上手く不満を表現したり夢を実現できないから、代弁してくれる他者を求めるんだと思います。代弁者は自分の気持ちを裏切ってはならない。だから「失望した」と言って自分と切り捨て、辻褄を合わせるのでしょうか。
2012-01-05 21:24:14日頃はそれぞれ勝手なことを言っている人たちが「その問題」だけではみんなある「まともなポイント」に収斂した意見を言うことへの違和感だってあっていいのではないか。
2012-01-05 21:36:07他人を批判するときに自分を置く位置はやはり「常識」なのだしその根拠は「道徳」でしかないのかなあ。自分はそういう位置からの批判はしたくないし、しない。
2012-01-05 21:55:23↑上の「」でくくられたツイートは、渡邊先生の発言ではなく、他の人の発言で、先生はそれを批判的に引用されていると思われます。
善悪や善悪の判断についてそのような普遍的な基準があるなら、大人がどうのこうの以前に文系の学問や文系の学者はそもそもこの世に必要ないでしょう。 @tubupoko
2012-01-05 22:23:20ここまでが前段。これ以降が本題です。
学者・専門家にせよジャーナリストにせよ言論を生業にする人がネットに感じる魅力は「フィードバックの早さ」であると思う。自分の言論に対して人々からのフィードバックが即座に帰ってくる,これはネット以前の印刷媒体では考えられなかったことだ。
2012-01-06 06:03:46そうしたフィードバックはリプライ(メンション)だけでなくツイッターであればRTや「お気に入り」によって「量的」にも示される。人々の興味を惹き,あるいは納得させることを書けば,その直後にそれらのフィードバックが与えられる。
2012-01-06 06:06:50いっぽう人々の反感を買うことを書けばすぐに多数の@が飛んでくるし,興味を惹かなければ無視される。これらのフィードバックはいずれも「即座」に生じるから,即時強化/即時罰となって発言者の行動に強い影響を与える。
2012-01-06 06:09:33ツイッターにいる言論人は,自分が望む望まない,意識するしないにか関わらず,「たくさんRTされたくさんふぁぼられる方向に」「批判や脅迫のメンションが殺到する方向より共感や賞賛のメンションが集まる方向に」自分のつぶやきを変化させていくだろう。
2012-01-06 06:12:57その結果としてツイッター言論人が到達する境地は「普通の人の常識,普通の人の正義感と一致することを普通の人より上手な言葉で表現すること」に落ち着く。とくに時事的な話題,論争のある話題ほど,人々からのフィードバックは多いから,その分その傾向も強くなるだろう。
2012-01-06 06:17:32「あなたがたは、地の塩である。もし塩のききめがなくなったら、何によってその味が取りもどされようか。もはや、なんの役にも立たず、ただ外に捨てられて、人々にふみつけられるだけである」(マタイ:5-13)。
2012-01-06 06:19:11ネットに常駐しながら「塩のききめ」を失わないためには,時事的な問題,論争のある問題にはできるだけ近よらないことである。芦田先生のスタンスはその点で実に見習うべきものだ。
2012-01-06 06:21:58