第13回 明日の教室東京分校 北川達夫先生 #askt13 北川達夫先生(日本教育大学院大学客員教授、元フィンランド外交官):「わかりあえない時代の対話力実践講座」

第13回 明日の教室東京分校 http://asunokyosi.exblog.jp/ 日 時:平成24年1月7日(土)13:30~17:00 講 師:北川達夫先生(日本教育大学院大学客員教授、元フィンランド外交官) 講師紹介:北川達夫先生 続きを読む
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小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

あっ RT @daisukef: 「正当」じゃなくて「正答」。「正答はない」でなく「唯一の正答はない」ではないかというお話でした。 RT koike_s: 教師は「この問題に正当は無い」としばしば言うが、これはおかしいとのこと。確かに…。 #askt13

2012-01-07 15:25:41
藤川大祐 @daisukef

救命ボートが定員オーバーのとき、日本人だけが全員でボートを降りるという選択肢を選ぶということがあるということ。潔さ、恥といったことが日本文化の特徴なのか。責められないことを優先するということか。 #askt13

2012-01-07 15:41:56
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

北川:日本人の得意な所は、「心情的に共感できないのなら、論理的に共感してみようか」という精神。他の国と比べて、なぜこうしたソリューションが出てくるか。 #askt13

2012-01-07 15:43:31
藤川大祐 @daisukef

心情的に共感できないなら論理的に共感する。異質な他者との間では、必然的に求められる態度ですね。 #askt13

2012-01-07 15:43:54
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

北川:フィンランド教育のどこがすごいのか? そもそも学力観が日本と違う。意見は口に出した瞬間に、みんなの共有物となるのなら、理由は何でもよい。教室は1人で全てを解決する訳ではなく、みんなで大きな山を作れば良い。社会構成主義的な教育。 #askt13

2012-01-07 15:45:36
藤川大祐 @daisukef

意見の理由なんて、他の人間が考えたっていい。これ、共感します。自分とは反対の主張について、相手以上にきちんとその主張の根拠を説明することは、素晴らしいこと。私がかつてお世話になった静岡の築地久子先生の学級では当たり前のようになされていた。 #askt13

2012-01-07 15:46:48
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

北川:そうしたフィンランドの社会構成主義的な教育は、企業のクラウドコンピューティングのシステムにも似ている。(たまたま)思いつく人間がいて、それを全員で「なぜ」かを考えていく。発想が全員を動かす。 #askt13

2012-01-07 15:46:57
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

北川:重要なのは、社会の中で自分の言葉がどう使われているか。「わからない言葉は、他の人に聞きましょう」ということ。 #askt13

2012-01-07 15:48:19
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

北川:小学生が「足の甲」を知らないときに調べることがある。しかし、それではわかりづらい。知ってる人に、「ココのこと」と教えてもらった方が早い。意味もある。大きなヤマを作る作業に自分が入っていくこと。 #askt13

2012-01-07 15:49:05
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

北川:フィンランドの教育で、利害関係が。掛け算の九九も、覚えられない子は覚えられないでOKに。フィンランドの学校に落ちこぼれがいないのは、そこが理由。代わりにふきこぼれがある。 #askt13

2012-01-07 15:50:38
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

北川:子どもに無理をさせれば出来ることも、教員の皆さんなら直感的にも理論的にもあるかもしれない。単純にフィンランドの教育がいいとも言えないし、しかし面白いこともたくさんある。 #askt13

2012-01-07 15:53:04
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

北川:(牛乳パックの写真を見て)自分の経験から物を認知するプロセスについて。「これに牛乳が入っている」と現代の日本人なら気づけるかもしれない。しかし、いろいろな文化の人はどうか。 #askt13

2012-01-07 16:00:46
藤川大祐 @daisukef

牛乳のパッケージらしきものを見て牛乳だとわかるとき、自分のどのような知識や経験があるためなのかを意識する必要がある、というお話。対話の前提としては、自分の認識の前提を自覚し、前提を共有していない人の状態を推測することが必要ということ。なるほど。 #askt13

2012-01-07 16:01:10
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

北川:ニュージーランドで多様性の教育をやる場合と、日本のそれとでは違う。自分と同じ判断ができない可能性を想像する力は、先ほどの牛乳パックの例でも言えること。 #askt13

2012-01-07 16:02:59
藤川大祐 @daisukef

「いつもの牛乳が売られておらず、見たことのない牛乳がずらっと並んでいる。どうやって選ぶ?」という課題をやったりもするそうです。認知を論理的にとらえようとするのが面白い。 #askt13

2012-01-07 16:04:05
藤川大祐 @daisukef

信念や良心の違いをいきなり扱うのでなく、日常的な認識の違いを扱うということ。日本にはなかなかない発想ですね。面白い。 #askt13

2012-01-07 16:06:00
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

北川:自分の考えの成り立ちを知る。他者の考えの成り立ちを考える。日本やフィンランドのように、同質性の高い国の教育で考える必要があるのでは。 #askt13

2012-01-07 16:07:27
藤川大祐 @daisukef

「絶対そうだ!」と思うときに「なぜ?」を問う、ということ。私も学生時代、同様の教えを受けました。そう思うからには必ず何か根拠があるはずで、その根拠を明確にする練習をせよ、ということです。 #askt13

2012-01-07 16:08:14
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

北川:「絶対そうだ!」と思うとき、自分に「なぜ?」を問う。経験則で語る人こそ、これを問うことでわからない人のことがわかることも。 #askt13

2012-01-07 16:08:27
藤川大祐 @daisukef

「絶対違う!」と思うとき、相手に「なぜ?」と問う。こういう習慣をつけると、楽になりますよね。 #askt13

2012-01-07 16:09:03
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

北川:「絶対違う!」と思うときこそ、相手に「なぜ?」を問う。国際的な会議では、質問しか許されない。フィンランドの教室では、ある小3児童の意見に対して「それは違う!」と言った児童がいた。その時に、教員がストップをかけた。 #askt13

2012-01-07 16:11:25
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

北川:「絶対違う!」と思った時に、「なぜ?」と聞くことは反射神経的にやるのではなく、ちょっとガマンする必要があるだろう。 #askt13

2012-01-07 16:12:31
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

『ちょうど35キロ』というフィンランドで使用する教科書の、国語の文章を読んでいます。どのような意図で教科書が作られたかを検討しています。「主人公とは別の人物を、あえて文頭から登場する」…など、様々な要点があるようです。 #askt13

2012-01-07 16:25:29
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

北川:「フィンランドは少人数制教育をしている」と思われるかもしれない。しかし、田舎の学校でそもそも少人数しかいない、などの背景がある。 #askt13

2012-01-07 16:26:51
藤川大祐 @daisukef

問題解決の教材例。暫定的な解決策が提案されている。利点を維持し(あるいは伸ばし)、問題点を解決しうるような新たな解決策を考えるというもの。これを小学校3年生でやるというのが面白い。 #askt13

2012-01-07 16:35:40