「動ポモ」精読第三章 つづき 「御宅哲学論考 無色本」2
- L_O_Nihilum
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では、次の「大きな非物語」という着想の話。さっきのは大塚の東による解釈であったが、この節では東からの修正、つまり「批判」ですね。
2012-01-13 00:47:01オープンソース開発的ななんかな気がするんだよね。そこからの派生物とかあらゆるバリエーションがあるなかで何を取り込んで何を取り込まないかとかはディストリのメンテナが決めるわけだけれども。うーん、うまく言えん。
2012-01-13 00:47:57:確認しています。「80年代末まではガンダムみたいに大きな物語があった(設定・ストーリーがしっかりした、って素直に言えよ!w)アニメがあった」…つまり、作品世界に歴史があるものが多かったわけですね。
2012-01-13 00:49:14これを「歴史設定」「年表設定」とでも呼ぼうか。w「ガンダム」などではこの「歴史設定」があったわけですね。
2012-01-13 00:49:47で、東 先 生 ! 「その大きな物語の最たる例がオウム」って…!! 確かに、オウムのリーダーの麻原さんはアニメ的な想像力、アニメや漫画から来た想像力を持ってたらしきことは訊いたことがあるけど、P.45と同じような悪口だよそれ!!
2012-01-13 00:51:44ガンダムはなんか異質な気もするが。世界とか歴史とかが本格的にロボットアニメの中に生まれたのってむしろガンダムからなんじゃないかっていう印象が強い。
2012-01-13 00:52:08「オタクは疑似宗教に引っかかってしまう」の理由づけのところ。あれは、東の立場ならこういう事も出来たのでは。「いやいや、疑似宗教に引っかかるのがオタクだなんて決めつけはいけないよ。彼らは現実的に人間関係を選んでいたし、そもそも世の中がうまく運んでないじゃないか、実際」と。
2012-01-13 00:53:12東の立場なら「違うよ、彼らは彼らなりに思想を作って自分たちでまとまってたんだ。それものちのちうまくいかなくなったんだけどね」っていう事ができたはずなのに、結局彼は第一のコミュ障の立場に同調してしまうんだね…。
2012-01-13 00:55:01で、余談。ガンダムは「共産主義と言う、認知されやすい物語を…」ってあるけど、ガンダムって共産主義(あるいはそれだけ)がテーマだったか?ほかにも「ヒトラーのしっぽ」だとかなんとかさぁ…・お前、ファーストガンダム勉強してないだろ(笑)。
2012-01-13 00:57:14なんというか、オウム事件を見た世代の感想だなぁ。っていう感じ・・・。自分とかのあとの世代から見ちゃうと、まぁ、麻原のサブリミ突っ込んだりとかって話は聞いてるけど、そりゃ別に宗教に走るオタクもいるんじゃないんかな、一般人のオウム信者がいたようにっていう・・。
2012-01-13 00:57:47宗教的気質は確かに感じるけど、信仰を持つことと宗教に騙されやすいというのが違うように、なんかそれは違う気がする。古いといっちゃうのもちょっとアレだが。
2012-01-13 00:58:50大塚自身物語消費出現の理由を「超越的なものの消滅」(異界、死の概念が重要でなくなること)を指摘。…あぁ、セカンドライフとか、東方で言う「合成の幻想」のことだね。生の死、即ち生の幻想が見れなくなる。幻想の消滅、夢消失。
2012-01-13 01:00:06世の中が捨てて行ったそういう超越的なものが、大きな物語の終わりを補うために虚構の「アニメ、漫画、ゲーム」等に出てくるようになった、という事でしょうね。うわぁ、ひどい。民俗学の世界の死はどうなるの。リアルな生の幻想(即ち死)は。
2012-01-13 01:01:25次。ツリー型教育など大物語の終わり⇒70年代以降、大きな物語は生産もされないし(って東、ガンダムとか80年代末まで残ってたって言ってたが!!…アニメに出てきたのは現実の捨てたモノ、って言いたいのか)
2012-01-13 01:03:14:世界そのものがデータベースで動いていたのに日本はえてしてツリー型モデルを植え付けられていた。70年代以降しばらく。当時アニメの同人活動などは、左翼運動等とよく似ていた。(え~?コミケ最初からポルの一族とか出てたけど~?)
2012-01-13 01:05:10次段落。:しかし、ポストモダン世界の中で育った新たな世代は(…つまり第三世代のことを言いますよねコレ)、最初から世界をデータベースでイメージ。その全体を見渡す世界視線も必要としない。⇒サブカルとしても世界視線を作り出す必要性がなくなった。
2012-01-13 01:07:23@IZUMI162i6 デギン・ザビ「貴様もヒトラーのしっぽか」←こんな表現も出てくるのにねーw
2012-01-13 01:08:33まぁ、このへんの表現からしても、「徐々に第三世代化していった」という印象付けがなされていますね。70年代過ぎたら世界はとっくにポストモだったのに、日本だけ、しかもアニメとか虚構で年表世界観を与えていた、と。しかしそれは虚構だった。
2012-01-13 01:13:01データベースだった消費が表立ったのは第三世代、新しい子供たちが平成に生まれてきてから、そんな感じですね。
2012-01-13 01:13:24ちなみに僕は1991年生まれ、正確に言えばまさに第三世代以降、ゆとり世代とか言われてる世代なんですが、なぜか納得できない。というのは、だってアニメの世界だって世界じゃないか、とか、世界なら作家が書いた内にもその外にも物語が展開しているはずじゃないか、という心持が。
2012-01-13 01:14:37まるで、「アニメが終わったらその地点でそのアニメの世界が全部終わる」みたいな感覚で御話されている感じがします。
2012-01-13 01:15:05