「日本の動物法」読書メモ

タイトルにある書籍の読書メモです。 最近、本当に記憶力がなくなってきたので、せっかく読んだ本の内容も、右から左に消えて行くような按配なので、通勤途中に読みながらツイートしたものを、順番にまとめました。 なお、このツイートの内容は、僕という人間のフィルターを通して書かれているので、この本の内容と完全に一致するとは限りません。内容をざっくり知ることは出来ますが、細かい例までは書ききれませんでしたので、ご興味のある方は是非、書籍の方を書店でお買い求め下さい。 続きを読む
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福田 礼@人生模索中 @fukupage

で、今日から「日本の動物法」という本を読みます。「日本の動物福祉は遅れている」なんてことをよく聞くような気がしますが、本当にそうなのか?そんなところに注意して読んでいきたいです。 #日本の動物法

2011-12-06 08:11:46
福田 礼@人生模索中 @fukupage

動物に関する法律は、主に西欧を起源とし、元来は資源保護的な意味合いを持っていたが、やがて「個体の動物を無用な苦痛から解放する」という考え方が生まれた。そのきっかけは、人間と動物の連続性の指摘によるところが強い。 #日本の動物法

2011-12-06 08:22:10
福田 礼@人生模索中 @fukupage

1824年にイギリス国会で、様々な畜獣の虐待を防止するために「マーチン法」が可決され、ほぼ同時期に動物虐待防止協会(SPCA)が設立される。これは、王立動物虐待防止協会(RSPCA)の前身である。 #日本の動物法

2011-12-06 08:32:03
福田 礼@人生模索中 @fukupage

動物虐待防止協会の設立はマーチン法を作ったマーチン自身によって行われ、協会の設立趣旨は、マーチン法の適用を確実に行うこと。イギリスではマーチン法以来、様々な動物に保護法が適用され、現在ではまとまった動物虐待防止法になった。 #日本の動物法

2011-12-06 08:42:17
福田 礼@人生模索中 @fukupage

イギリスの動物保護法は1876年に実験動物の保護や動物実験の規制など、大きな変革を経て1911年に一応の完成をみる。この法律は、動物虐待に関して詳細かつ包括的に定義した。 #日本の動物法

2011-12-06 18:47:54
福田 礼@人生模索中 @fukupage

イギリスで生まれた動物保護法は、フランスにも伝播し、順調な発展を遂げた。フランスではグラモン将軍が成立に尽力した「グラモン法」がそれにあたる。 #日本の動物法

2011-12-06 18:47:58
福田 礼@人生模索中 @fukupage

グラモンは議会で動物保護の法律について演説している。「動物は単に財物ではなく同情すべき存在であり、動物の虐待防止は人間の道徳的改善や風俗のj改善に役立ち、農業に役立つ。結果、貧困がなくなり、無駄な軍事支出がなくなる」とのこと。 #日本の動物法

2011-12-06 18:54:18
福田 礼@人生模索中 @fukupage

そして、現在フランスでは、動物の虐待と動物実験に関する厳しい規則があり、イギリス同様、厳しい統制がはかられている。 #日本の動物法

2011-12-06 18:56:40
福田 礼@人生模索中 @fukupage

フランスでは、動物虐待などに関しては刑事裁判と民事裁判が、同時に行われるケースがある(被害者が望んだ場合に限る)。なおかつ被害者が私訴原告人になることを申し出ることで、公訴提起も可能である。 #日本の動物法

2011-12-06 19:01:19
福田 礼@人生模索中 @fukupage

私訴原告人は、主に動物愛護団体などが、犯罪被害者の諸権利を行使するために当てられるもの。 #日本の動物法

2011-12-06 19:04:02
福田 礼@人生模索中 @fukupage

フランスの動物保護法は1999年の改正で大きな変化があり、人畜に害を及ぼす動物への対応やコンパニオンアニマルの売買や取り扱いなどで、最終的には刑罰に裏打ちされた新しい規定をおいた。 #日本の動物法

2011-12-06 19:06:59
福田 礼@人生模索中 @fukupage

ドイツでは1817年のドイツ帝国刑法典のなかに動物虐待についての規定があったが、1933年に「動物保護法」が成立した。虐待に関する規定は、刑法典から動物保護法に移った。 #日本の動物法

2011-12-06 19:09:53
福田 礼@人生模索中 @fukupage

ドイツでは動物保護法の体系化が早い時期から行われたため、様々な場面において効率的な運用がなされている。原型となった1972年の法律から二倍程度に膨らんだ条文が、それを可能にしている。 #日本の動物法

2011-12-06 19:13:32
福田 礼@人生模索中 @fukupage

ドイツでは動物は物ではないとされており、差し押さえることができない。 #日本の動物法

2011-12-06 19:15:01
福田 礼@人生模索中 @fukupage

【修正】ペット動物は差し押さえることができない。 #日本の動物法

2011-12-06 19:16:09
福田 礼@人生模索中 @fukupage

日本の動物保護の法律というと、「生類憐れみの令」が思い浮かぶが、動物保護思想から考えると、現代の動物保護とはことなるため、ここでは明治13年に公布された刑法の、牛馬殺害罪と家畜殺害罪が日本の動物保護法の原点としたい。 #日本の動物法

2011-12-07 08:07:00
福田 礼@人生模索中 @fukupage

それが明治41年の警察犯処罰令、そして戦後に軽犯罪法での扱いにシフトする。昭和48年に動物の保護及び管理に関する法律という形にまとめられ、動物虐待に関する規定がもうけられたことに伴い、軽犯罪法上にあった同法の記述が削除された。 #日本の動物法

2011-12-07 08:11:39
福田 礼@人生模索中 @fukupage

そして、最終的には平成11年に動物の愛護及び管理に関する法律となり、動物愛護に関する規定が盛り込まれ、所轄官庁が総理府から環境省に変更された。既存の動物保護法では不完全だった部分が補完され、かなり充実したものになったと言える。 #日本の動物法

2011-12-07 08:14:17
福田 礼@人生模索中 @fukupage

愛がん動物用飼料の安全性に関する法律というのがあるようだ。 #日本の動物法

2011-12-07 08:19:14
福田 礼@人生模索中 @fukupage

イギリスでは日本と違い、かなり具体的な法体系が築かれており、そのなかに動物法が組み込まれている。法体系が具体的か否かは国民性によるところが大きいが、日本では動物法という考え方はポピュラーではなく、イギリスを見習う必要がある。 #日本の動物法

2011-12-07 19:05:15
福田 礼@人生模索中 @fukupage

日本の動物に関する法律は、ことごとく動物をものとして扱っており、動物独自の考え方が見られなかった。動物愛護的視点で法律が見直され始めたのはここ数年のことである。 #日本の動物法

2011-12-07 19:05:16
福田 礼@人生模索中 @fukupage

しかし、動物と物を同一に見る日本の法律は、一見味気ないものに見えるが、実は法律の技術性に重きをおいて考えられており、その動物が所有者の何に当たるかを判断すると考えてもいいだろう。 #日本の動物法

2011-12-07 19:15:30
福田 礼@人生模索中 @fukupage

日本の「動物法」は、現在産みの苦しみを味わっている状態にある。早晩充実していくだろう。しかし、その担い手が誰になるのかがわからない。担い手がいない法規は、ただの文字でしかない。 #日本の動物法

2011-12-08 08:02:03
福田 礼@人生模索中 @fukupage

西欧では、それらの担い手は動物愛護団体が行ってきたが、日本ではそれらを担えるほど力を持っていない。その違いは西欧と日本の社会構造が違っていることが主な理由だろう。 #日本の動物法

2011-12-08 08:05:22
福田 礼@人生模索中 @fukupage

環境保護や動物愛護に関する考えが西欧で高まったのは、経済的な余裕をそれらの国がもつことが出来たからであり、一概に文明化を否定することはできない。途上国にそれらを押し付け定着させることには無理が生じる。 #日本の動物法

2011-12-08 08:20:30
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