東浩紀「WEB文学論」早稲田大学 ゼロ年代の想像力 ほしのこえ
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東「まあゼロ年代っていうのは『限定されたメンバー間での競争』っていうのが前景化された時代で、その象徴として『教室』という閉鎖空間に閉じられたキャラクターたちを描いたのがゼロ年代の想像力の特徴とは言えるかもしれませんね。それじゃ今日はここまで」
2010-05-27 18:04:40やはり私が決断主義に政治哲学や正義論の匂いを嗅ぎとったのはそう的外れでもなかったよう。いや字面的にも用法的にも当たり前だが。こうなると決断主義に限っては「何でも政治哲学に結びつける必要あるの?」という批判は私には当たらないかも。東氏の講義ではこれ以上は掘り下げなかったのかな。
2010-05-27 19:22:06@kei_ex ありがとうございます。一応リストで大体全部読んだ上でもっと掘り下げて欲しかったという意味だったのですが。でも深く読み込めば十分な情報とも言えますね。色々考えてみて摂取する事にします。
2010-05-27 19:26:06この部分リストから抜け落ちていたが…そう、なの、か…? RT 東「つまり、宇野くんの分析を考え直したとき、セカイ系=リベラリズム、決断主義=リバタリアニズム、『友達から始めよう』=コミュニタリズム、という類型化が可能である、と」
2010-05-27 19:48:59私の理解不足だろうから詳しい人に相談してみる必要があるが、私の浅い理解ではリベラリズムがセカイ系というのは全く納得がいかない。セカイ系に正義や政治という視点はないのではなかったのだろうか。
2010-05-27 19:53:14まず東氏はポストモダン以後「とことん正義」「正義無理」「限界あるから近いとこから」派の三つの政治哲学が出てきたと言う。文脈的にリベラル・リバタリ・コミュ二タを意味していると思われるが、まずこの三つの内どれか一つでも厳格な意味で「正義無理」に当てはまるものがあるだろうか。
2010-05-27 19:55:59私の誤読でこの三つそれぞれに該当する立場が違ったものだとしても、別の可能性は一つしかない。「近い所から」がコミュニタリアニズムを意味しているのは確実。となると「とことん正義」がリベラルで「正義無理」がリバタリで「ないのなら」、前者がリバタリで後者がリベラルという事になる。本当か?
2010-05-27 19:57:40今日の東先生による宇野常寛『ゼロ年代の想像力』批評に対して、@Minority20さんが懐疑的なツイートをしている。僕は政治哲学に関しては本当にかじった程度の知識しかない門外漢なので、疑問・反論など聞いてみたいという欲求が非常に強い。
2010-05-28 01:49:44ただ東先生が今日述べたような言説は、少なくとも僕が押さえている東界隈の議論の中では初見のもので、テキスト化されていないはずのものなので、講義という形ではなかったら、もっと詳しく、説得力のあるものになっているかもしれない。まあ荒削りだからこそ力強く見えるってのももちろんあるんだけど
2010-05-28 01:54:41