犠牲になった南三陸町職員の方が、道徳の教材にされることへの反応。
また,他人を助けて犠牲になったことに敬意を表することと,(暗黙のメッセージとして)犠牲になることを推奨しかねない扱い方をすることがごっちゃにされるのではないか,ということも引っかかるところ.
2012-01-27 15:37:40特定のエピソードを「よい話」として,特に道徳という「考え方」を扱う場に持ち込むことにはどうしても違和感を覚える,というのが私の考え方.
2012-01-27 15:35:19こうしておけばよかった,ああしておけばよかった,というのは「後知恵」ではあるけど,それぞれ防災におけるさまざまな「正解」のひとつであり,新たに被害を繰り返さないための検証として考える事は無駄なことではない.
2012-01-27 15:25:32最後まで庁舎に残って放送を続けたことが間違った行動だったとは全く思わない.繰り返すが,防災に対する対応には,相反する様々な「正解」が存在する.どれか一つだけが正解で,何かが間違いということはない.
2012-01-27 15:22:05南三陸町防災無線の話題についてあらためて記述.町の人たちに危険を知らせて結果的に犠牲となった方がいたことは痛ましく,東日本大震災に関わる事実として記録にとどめられるべきことであることは疑いない.
2012-01-27 15:20:32教材そのものを見ずに論評したのは、短慮だったか、と思ったりしましたが、教材要旨を読む限り、見方を変える必要はなさそうだと思います。
2012-01-27 13:45:33この記事に教材要旨が収録されている-> 避難呼び掛け犠牲 南三陸町職員の遠藤さんが教材に (河北新報) - Yahoo!ニュース http://t.co/knq1ZsNo
2012-01-27 13:40:08南三陸町防災無線の話題についてあらためて記述.町の人たちに危険を知らせて結果的に犠牲となった方がいたことは痛ましく,東日本大震災に関わる事実として記録にとどめられるべきことであることは疑いない.
2012-01-27 15:20:32こうしておけばよかった,ああしておけばよかった,というのは「後知恵」ではあるけど,それぞれ防災におけるさまざまな「正解」のひとつであり,新たに被害を繰り返さないための検証として考える事は無駄なことではない.
2012-01-27 15:25:32特定事例の災害の「教訓」は,別の事例の「教訓」と相反することも少なくない.様々な「教訓」を記録として残すことは絶対に必要.しかし,特定の「教訓」だけを語り継ぎ,心に残すことは場合によると間違った方向に誘導することもあり得る.
2012-01-27 15:32:42特定のエピソードを「よい話」として,特に道徳という「考え方」を扱う場に持ち込むことにはどうしても違和感を覚える,というのが私の考え方.
2012-01-27 15:35:19また,他人を助けて犠牲になったことに敬意を表することと,(暗黙のメッセージとして)犠牲になることを推奨しかねない扱い方をすることがごっちゃにされるのではないか,ということも引っかかるところ.
2012-01-27 15:37:40道徳ってよりは、災害の悲しさ、厳しさ、非業さをぜひ。各所実況把握し状況に応じ、かつ「安全に」肉声放送できるよう願う。RT @disaster_i 「震災で人を助けて犠牲となった人の話を道徳教材とすることに対する違和感」をトゥギャりました。 http://t.co/bNUjHUaN
2012-01-27 00:26:08.@disaster_iさんの考えに激しく合意。避難訓練より耐震化のほうが圧倒的に重要なことは、阪神大震災のデータから明らか。津波に強いと最近注目されているピロティ構造は地震に弱いことにも注意。
2012-01-27 01:10:20@disaster_i 私は子も孫もいるので、やはり心の奥底には、逃げたって誰も責めたりしないから、逃げてくれれば良かったのに、と言う思いがあります。亡くなってしまってから、いい子だったねなんて言われたって悲しいだけだ。本当はみんなそうじゃない?
2012-01-27 07:49:59埼玉県自体は防災教育等に積極的に取り組んでいるところではあるのに、なぜこんなことになるんでしょうか?これは教育局の独自判断なのか、有識者の意見を踏まえたものなのか、です。@disaster_i
2012-01-27 13:49:17教材とするにしても、これを道徳でしかも公教育上の教材とするには、教える側のハードルがあまりにも高い。少なくとも私には自信がない。@disaster_i
2012-01-27 13:51:43南三陸町の女性職員の話が教科書に載ることは、事実が忘れ去られないよう残すという点では良いんじゃないかなあ。などと。彼女の遺体が見つかったのは1ヶ月半後の大型連休前。志津川湾の海中からでした。そうやって、帰りを待つ人のために多くの人が動き、今なお続いていることも忘れないで頂ければ。
2012-01-27 14:45:51道徳の教材について、あらためて。 教材要旨を読み、女性職員らが懸命に職務に向き合い町民を救おうとしたことは、痛いほどよく分かった。とても尊い犠牲だと思うし、忘れない。けれども教材には、こういうことを二度と繰り返してはならない、、という最も大事な視点が欠けている、と感じた。
2012-01-27 00:54:36以前も書いたけれど、震災とは別の大災害で出動した人たちに話を聞いたことがある。ある人は危険のまっただ中で、自分が殉職したことを報じる新聞が一瞬思い浮かび、すぐに振り払った。「救助に向かった自分が死んでは絶対にならない。一人でも多くを助けるために、自分も生きなければならないから」
2012-01-27 01:01:15危険に自ら向かい「死ぬかもしれない」という恐怖を抱いても、「死んでもかまわない」と思ったという人には、少なくとも私は、これまで出会っていない。
2012-01-27 01:07:17昨年11月、「東日本大震災消防殉職者等全国慰霊祭」が東京で開かれた。住民の避難誘導や水門を閉じようとして津波に遭うなどした消防隊員、消防団員らの冥福を祈るためのもの。殉職者は239人だった。
2012-01-27 01:27:00「私たちを守るために命をかけてください」なんて、口が裂けても脅されても、言えない。言うわけにはいかない。誰かの犠牲の上に成り立つことを前提とした社会などあってはならない。 タムニーさんが挙げたような具体策が実現できれば「尊い犠牲」を繰り返さずに済む。繰り返さないことが大切。
2012-01-27 01:46:51防災無線からの声も含め、あの日、南三陸町で何が起こったかは、東北放送のDVD「東日本大震災の記録~3.11宮城~」で知ることができる。これを見て聞いたら、軽々しく「天使の声」だなんて言えない。むごすぎる。
2012-01-27 02:10:11東北放送のDVDを観ている。高台にある志津川中学校からの映像。防災無線からは交互に、女性と男性が避難を呼びかけている。 ここに記す。 避難を呼び掛けたのは遠藤未希さんと、上司の危機管理課課長補佐、三浦毅さんの、ふたりだ。
2012-01-27 02:22:42