メモ:国立大学法人化後の現状と課題について(中間まとめ(案))を読んで
p. 8 ”財経センター調査においては、研究活動の活性化に法人化がプラスであったとの回答が5割を超えている” この5割を多いとみるか、少ないとみるか。
2010-05-30 00:09:00昨日の9大学学長シンポでも原因として、教養部解体の失敗が指摘されていまし。これから議論されるんじゃないですか。 QT @next49: 私は法人化後の採用なので、教養部解体の話がよくわからないんのだけど、どう考えても、今の教養教育をめぐる混乱はそれが原因に思える。
2010-05-30 00:09:10まさにその通り。 RT @next49: 我が国の学生と教員・職員の比率は他国のトップレベルの大学と比較して高くなっており、近年の業務増加に伴い教員が職員の業務の代替を余儀なくされている
2010-05-30 00:09:15一般ですから、法人化や教養部解体はその経緯が不明で事実しかわからないですが、、、行われてないように。RT @next49: 教養部解体の話・・・どう考えても、今の教養教育をめぐる混乱は・・・普通に失敗じゃないの?これの総括ってどっかでおこなわれているのかな。
2010-05-30 00:09:33p. 8 ”国立大学の学術研究論文数については、法人化後若干は上昇したものの、平成18年度以降は減少傾向に転じるなど、研究面に陰りが出始めている。”
2010-05-30 00:11:26どこから手をつけてよいのやら…。RT @next49: 自分のことを棚にあげていえば、学生が予習・復習をやらないのは、予習・復習をやらないで良い講義をするから。なぜ、そうするかといえば、予習・復習を要求する講義をすると、その講義の脱落者が多くなってしまうから。
2010-05-30 00:15:34p. 11 ”法人化後、地域や企業とのコーディネーター役を教員が直接担い、それが教育研究活動の低下を招いているとの指摘もある。このような状況を招いている要因として、「①教育」の状況と同様、教員や研究支援職員の数及びその人件費の減少の影響は否定し得ない。”
2010-05-30 00:15:47確かに。地域の企業との連携という話である企業の社長さんの話を聞くことがあったのだけど、完全丸投げされて、何を連携したいのかというところから私が聞きだす羽目になった記憶がある。研究して、金策して、授業して、広報して、企業と連携して、コーディネーターもできるって、まさに知的海兵隊。
2010-05-30 00:18:00“一生のハンディキャップ”いただきました。 RT @next49:また、現状の社会制度だと6年間で学部を卒業させなければ一生のハンディキャップが付いて回る
2010-05-30 00:18:13p. 11 ”学長のイニシアティブが強化され、社会の変化に即応した大胆な改革が実行しやすくなった、学内の意思決定が早まったなどの意見がある”
2010-05-30 00:22:24(承前) ”一方、トップダウンで大学の進むべき方向が決定され、学内の意思疎通が上手くいっていない、意思決定プロセスが不明瞭、学長の経営能力が十分でないなどの指摘がなされている。”
2010-05-30 00:22:42p. 11 ”教学と経営の責任や体制を明確に分離すべきとの意見もみられるが、実地調査や有識者からの意見聴取においては、教学と経営の分離はむしろ弊害があり、現状のままにすべきとの意見が多い。”
2010-05-30 00:23:21p. 12 ”重要事項を議決する役員会、主に経営面に関する重要事項や方針を審議し、理事、学外有識者等から成る経営協議会、主に教学面に関する重要事項や方針を審議し、理事、学部長や研究科長等から成る教育研究評議会を設置することとされている。”
2010-05-30 00:24:17今のところ、所属大学での学長の第一任務は、人件費&事務経費圧縮につきる。お金があれば別のことできるんだろうけど、お金がないから、まずは緊縮財政&お金がかからない改善しかできない。
2010-05-30 00:28:43外部資金でお金を得ようとすれば、何かしらの目玉が求められるのでそれにお金を使わないといけない。外部資金を得続けようとすると目玉を作り続けなければいけない。一目を引かない改善はお金の確保にはつながらない。ある工業製品の最後の方でこういう現象よくみられるよねぇ。
2010-05-30 00:30:17研究も一緒だ…RT @next49 外部資金でお金を得ようとすれば、何かしらの目玉が求められるのでそれにお金を使わないといけない。外部資金を得続けようとすると目玉を作り続けなければいけない。一目を引かない改善はお金の確保にはつながらない。ある工業製品の最後の方でこういう現象よく
2010-05-30 00:32:05大学の管理の話の重要なところは人事権を誰が握るかだと思う。所属大学では、今は、教授会が人事権を持っているが、これもまた微妙で、本当のところ学科ごとに持っている。国立大学で一番えぐい話は、時代遅れになった学科/専攻をどうやって解消して、時代の要請にあう学科/専攻をつくるかの部分。
2010-05-30 00:33:15学部や学科の解体は、教員自身の失職につながるので部局が人事権をもっていると簡単には行えない(もちろん、私も自分の部局解体に反対する)。さらに、学生を世に送り出すのに最短で4年のタイムラグがあるし、新学科設立、学科廃止は簡単な話じゃない。
2010-05-30 00:36:28p. 15 ”ほとんどの法人(81法人)において、任期付き教員を採用しており、年俸制の導入、世界トップレベルの研究者を特別な給与で処遇するなどの取組を行う法人もある” うちは、助教だけ任期制。
2010-05-30 00:39:07p. 15 ”各法人の一般職員については、法人化以降もある程度共通した能力を必要とすることから、社団法人国立大学協会が中心となって、7つの地区ごとに国立大学法人等職員統一採用試験を実施し、各法人がそれぞれ採用を行っているが、”
2010-05-30 00:40:17