食品用の簡易放射線測定装置でできるだけよい測定を行うために:ATOMTEX AT1320の注意点編
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@kaztsuda なるほどそういうことでしたか。それならなおさらオペレーターが知っていさえすればだまされずにすむわけですね。よくわかりました。早速まとめに1セクション設けて追加させていただきます。重ねてお礼申し上げます。
2012-06-12 10:49:02ちなみに中級編が、原発事故由来では必ずCs134とCs137がセットで現れるところにウラン系列の自然核種Bi214とPb214がセットで混じってきたとき。汚染度の極めて低い土を測った時などにこのケースがあり、Cs134とCs137の比が大きく崩れます @parasite2006
2012-06-12 10:55:31@kaztsuda これはNaI検出器の性能限界をよく知っている熟練したオペレーターがスペクトルそのものをきちんと見ないと、誤判定を免れないケースですね。放射線測定に資格認定制度を作ってもらいたい理由のひとつ。水と食品の測定までなら3級、土壌の測定は2級とか。
2012-06-12 11:07:03@kaztsuda @parasite2006 あ、これはもしや!先日お二人にお見せした園芸用の土の測定結果がまさにそんな感じでしたよね?
2012-06-12 11:13:57@anemone3290 @parasite2006 ^^;;; はい、そうです。他に実習用に使えそうな土の試料、うちでも確保してます。放射性セシウムの濃度が極めて低い土で見られやすい現象ですねえ。
2012-06-12 11:28:27上級編が、大気圏核実験由来のCs137だけが単独で現れる時。これはぼくもまだ遭遇していないけど、スウェーデン産の木材を原料としたペレット燃料の灰など、実例としてあることは忘れないでおきたいですね。 @parasite2006
2012-06-12 10:58:41新バージョンのデータ解析ソフトでは、検出判定基準を2σ(この機種が従来使ってきた方式)と3σ(日本国内で一般的に使われて、厚生労働省の食品検査でも採用されている方式)から選べるようになっているのですが・・・
@kaztsuda 余談ながらお使いのAT1320、解析ソフトはすでに新バージョンが入っているものと拝察いたしますが、検出限界の設定は2σと3σのどちらをお使いでしょうか?
2012-06-12 10:51:03@kaztsuda (個人的には測定値を最終的に厚生労働省に報告することを考えているなら、検出限界は3σに設定して使ってもらいたいものだと思っています。食品のスクリーニング法でも作成当初から検出限界値は3σとしてこれこれ、と規定していますから)
2012-06-12 10:57:07@parasite2006 ^^;;; ごめんなさい、その設定は全く気にも留めていませんでした。ファームのバージョンも確認してませんでした。
2012-06-12 11:12:36@kaztsuda 最新版のデータ解析ソフトver. 1.3.2がようやく5月下旬に出て、すでにユーザーの手元に届いていることをこどもみらい測定所(@kodomirainfo )さんのツイートで知り、まとめhttp://t.co/AtZgmy6t に追加しました。
2012-06-12 11:24:56@kaztsuda 私が心配しているのは、この機種、それもアドフューテックでなく日本サードパーティが扱っているものが50台、消費者庁の最終第6次配分で貸し出されることが決まっていることです。これだけ大幅なデータ解析ソフトの改訂があった直後に、新ユーザーが増えて(続く)
2012-06-12 11:28:01