踏み絵を踏み抜く──ディスクールさんとEMさん

「いつか刺されるのではないか」と思いつつも。 プロデューサという役回り上、踏み絵を 気軽に踏み抜いてみました。 かっちりとしたお話はその筋の方にお任せいたします。 #wbook 続きを読む
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縮限 @contractio

(6/11)WEB読書会「ポルノを規制するとは?──『概念分析の社会学』の著者と考える」 #wbook http://bit.ly/afzcLc

2010-05-31 10:59:52
縮限 @contractio

参照しやすいように、『概念分析の社会学』「はじめに」 に 段落ごとにアンカーをいれておきました。http://bit.ly/bTBTho 「抽象効果」が登場する箇所は7段落目です: http://bit.ly/9OuKm4 #wbook

2010-05-31 11:02:07
縮限 @contractio

「抽象効果」→「中傷効果」でした。 RT 参照しやすいように、『概念分析の社会学』「はじめに」 に 段落ごとにアンカーをいれておきました。http://bit.ly/bTBTho 「抽象効果」が登場する箇所は7段落目です: http://bit.ly/9OuKm4 #wbook

2010-05-31 12:13:50
縮限 @contractio

.@yozhiku 中傷効果については、「はじめに」の著者が書いた次の論文も参照していただくとよいかもしれません。 http://bit.ly/aPucVC 「はじめに」は、いわば この論文の要約という性格もあります。 #wbook

2010-05-31 12:21:50
@moriteppei@mastodon.social @moriteppei

#wbook 門外漢故のお恥ずかしい質問。ニュアンスはわかるんだけど、「概念分析の社会学」と呼ばれる領域と、ディスクール研究の領域。違いは何。違わなくっても全然いいんだけど。

2010-05-31 13:56:11
縮限 @contractio

恥ずかしい質問ではぜんぜんないですが、答えるのは(超)むつかしい.....。 RT @moriteppei: #wbook 門外漢故のお恥ずかしい質問。* 「概念分析の社会学」と呼ばれる領域と、ディスクール研究の領域。違いは何。違わなくっても全然いいんだけど。

2010-05-31 15:05:17
縮限 @contractio

.@moriteppei 【step 00】「概念分析の社会学」というタイトルを、私たちは「エスノメソドロジー研究」を一段敷衍する言葉として用いました。 なので、ご質問は「[Q] エスノメソドロジー研究とディスクール研究の領域の違いは何か」と再定式化できるでしょう。 #wbook

2010-05-31 16:48:50
縮限 @contractio

【step 01:a】まず「エスノメソドロジー研究の領域とは?」のほうに、第一近似的な・まるっきり大雑把な 答えを与えてみようとすると、例えば「[A1] 言葉を以て何かをすること(~言語行為)」のようなものが思いつきます。 #wbook

2010-05-31 16:49:31
縮限 @contractio

【step 01:b】 他方。「ディスクール/ディスコース」という語を使っている分野は(人も)とても多くて、しかも 彼らのあいだで見解が一致しそうな感じがしないので、この質問[Q] に答えるのはたいへん難しい。 #wbook

2010-05-31 16:49:52
縮限 @contractio

(たとえば社会心理学の分野では(おそらく・消極的には)「対象を「文」に限らない」という含意があるのではないかと想像されます。しかし、その外延はよくわかりません。) #wbook

2010-05-31 16:50:02
縮限 @contractio

社会学の分野では、「ディスクール研究」は、おおまかには「印刷物を使った研究」を指してしばしば使われているように思われます。この私の印象が正しければ、これが一応の「違い(=答え)」となるのではないかと思います。 #wbook

2010-05-31 16:50:45
縮限 @contractio

【step 02:a】話をフーコーその人の議論に限って言うと、答えはまた(遥かに微妙なものに)変わります。 #wbook

2010-05-31 16:50:56
縮限 @contractio

というのは、フーコー自身が「(ディスクールの要素である)エノンセ~エノンシアシオン」について、「言語行為」と類比的に語っているからです(そしてまた実際、フーコーが扱った素材は「印刷物」だけには限られない)。 #wbook

2010-05-31 16:51:03
縮限 @contractio

(正確にいうと『知の考古学』では、「エノンシアシオンは言語行為_で_は_な_い_」と言っていたけど、後年それを「言語行為論に対する誤解に基づく認定だった」[大意]と、撤回しています。#wbook

2010-05-31 16:51:36
縮限 @contractio

少なくとも「ではない」と述べなければならないほどには、それらは(おおざっぱな意味で)「似ている」わけです。) #wbook

2010-05-31 16:52:32
縮限 @contractio

【step 02:b】すると「言説分析」と「エスノメソドロジー研究」が どのくらい・どのような意味で共通点があるといえるのか について検討の余地が出てくるわけですが、 #wbook

2010-05-31 16:52:45
縮限 @contractio

これについては『概念分析の社会学』の共著者の一人が論文を書いているので、ご紹介しておきます: http://ci.nii.ac.jp/naid/40016587864 #wbook

2010-05-31 16:52:52
縮限 @contractio

とりあえずの応答としてはこんなところで。「ディスクール研究」という言葉をもう少し限定していただけると、また少し別のことが書けるかもしれません。 #wbook

2010-05-31 16:53:20
縮限 @contractio

.@moriteppei ちなみに「社会学界隈の常識」では、「ディスクール研究とエスノメソドロジー? なんの関係もないに決まってるじゃん(プ」というのがパブリックイメージではないかと想像されるところです。

2010-05-31 16:56:28
ねずみ王様 @yeuxqui

わたしはエスノメソドロジーをやっていますと言ってもいいということか。たしかに「概念分析

2010-05-31 17:00:01
ねずみ王様 @yeuxqui

たしかに「概念分析の社会学」を読むと、なんか近い

2010-05-31 17:00:41
ねずみ王様 @yeuxqui

という感じがしたことはたしかだ。

2010-05-31 17:00:56
ねずみ王様 @yeuxqui

ただ、方法論への関心があんまりない。(エスノから方法論を連想するのもそれはそれで偏向しているのか。)

2010-05-31 17:02:03
縮限 @contractio

事実上「偏向」とは言えない。 RT @yeuxqui: * (エスノから方法論を連想するのもそれはそれで偏向しているのか。)

2010-05-31 17:18:45
縮限 @contractio

.@yeuxqui フーコーって「方法論」的なこと語らせると ほんとボロボロだよね。(「だがそれがいい」というところなんだろうけど。)

2010-05-31 17:09:33